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文具戦争  作者: 文音マルタ
第三章:プレパレーション
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茶番ばんばん

「面倒だから転校してきてもらったわ」

あっさりと定子は言った。

「えっ!?でも家族とか」

「ちょっ!!」

定子が突然声のボリュームを落とし、悲しげな表情になる。

「・・・もう、居ないそうよ」

「なっ!」

僕は創に向き直る。

「ごめんなさい」

「?なにが??」

傷ついてないのなら忘れてくれた方がお互いにいい。

「いや・・・なんにも」

「いや、実はさ、たまたま親の仕事の関係でこっちにくることになったから、この高校を選んだんだよ。」

「あ、なるほど、そっか・・・。ん?親の仕事??」

「・・・うん。そうだよ?」

定子を睨みつけたが本人はわざとらしく目を逸らした。

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