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文具戦争  作者: 文音マルタ
第三章:プレパレーション
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再会

校長室の前についてからふと考える。


───────休み過ぎたか。


文具協会へ行っていた一週間ほどの間、学校は無断欠席になっていた。家族には「友達の家から通う」と言ってあったから僕が居なかったことはばれていないはずだ。

仕方ない。

僕は意を決して校長室をノックし、ドアを開けた。



「呼んだら二秒で来なさいよ」

ドアの向こうに仁王立ちしていたのは例にもよって定子だった。奥に座っている校長が僕に声をかけた。

「ちょっとお願いがあって来てもらったんじゃ」

「・・・はぁ。」

気の抜けた返事しかでない。

と僕は定子にささやく。

「校長はまさか文具協会の関係者か!?」

「今更ね。そうでなかったら校長室を使えるわけがないじゃないの」

「・・・だよな」

「とはいっても彼は無能力よ。ただの協力者。」

コンコン、と誰かがノックし

「失礼します」

といって入ってきたのは意外な人間だった。


小林 創。僕らと同じくらいの年だとは思っていたが・・・。


なんでこの学校の制服をきているのだろう?

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