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文具戦争  作者: 文音マルタ
第二章:先輩と協会と
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代役と危険

翌日。再び会議室。

「会長、この空間をひとまず安定させるべきだと思います。」

と意見したのは小林創だ。

「俺の『メジャー』で測ったところ、今この空間が安定してないせいか、少しずつこの空間は縮小しています。」

会長はやはりそうなったか、と言い、ため息をついた。

ペーストが重傷を追った事でこの空間の維持が難しくなっているというのだ。

「では、代役を立てる事にしよう。そうだな。じゃあ『グルー』、頼んだぞ」

と会長がいったのに対し

「はっ、明日までには終わらせます」

と答えたのは二十代後半くらいの金髪の女性だった。

「それから日本部隊」

突然僕たちが呼ばれた。隊長である創が

「はい」

と返事をした。

「お前らは帰ってからも特に気をつけておけ。」

「・・・?」

僕たちは、突然だったのでなんの話なのか分からなかった。

「カムイ・・・は日本人である可能性が高い。」

「!」

なるほど、と思う。確かに、帰ってからはほとんど皆バラバラに生活をするのだから狙われたらひとたまりもない。特に僕と藍はまだ戦闘した事がないのだから。

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