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名前も知らない恋

作者: Soraきた
掲載日:2026/07/15

追いかけたほうが

あなたに近づくというのに

それは、

間違いのない選択だと思ってた

立ち止まることを否定しない

そんな世界も嫌だけど


いざ、あなたが振り返ったとき

想像してたときと比べて

あきらかに悲しい表情を

浮かべていたから

声もかけられずにいた


あなたが悪いのではなく

きっと、わたしが見たあなたは

普段のあなた、ではないんだと


この恋をどこかの

名前も知らない恋と比べたりするから

変にサヨナラを意識して

それがイヤだからと

カッコつけて

背伸びをしてみる

「恋とはこういうものだよ」

いつか、そんなふうに

言ってみたかった


もっと他に言い方を変えてみて

ふたりにとって

それが近道だとしたら

新しい言葉なんていらないし

ずっと覚えないでいる

わたしの思う恋とは

たぶん、単純でそんなモノ

まちがっていても

すぐに直してなんて

言わないから


それが

恋への充電期間として

認められているなら

わたしは救われるね








読んでいただき、ありがとうございました

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