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NTRビデオレターを送り付けてきた元カノと妹が入れ替わった瞬間、俺は妹への猛烈な愛に目覚める  作者: 東音


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入れ替わり満足度 120%達成!!

入れ替わり満足度 (ましろの場合)

 90%→120%

 ・クリスマスデートで、一緒に思い出の場所を回って、ペンギンのお散歩イベントを見られた。

 ・義隆先輩に初めてネックレスを贈ってもらえた。

 ・義隆先輩にNTRビデオレターを送った事をやっと謝れた。



 義隆先輩に望む事


 これからは、友達として義隆先輩と新しい関係を築いていきたい。ポンコツなよしのさんと喧嘩をしながら、復縁を狙うのもアリかもね?


 よしのさんが羨ましいと思った時もあったけれど、今は早く自分の姿に戻りたいな。


 ✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽


 入れ替わり満足度 (よしのの場合)

 100%→120%


 ・クリスマスデートで、一緒に思い出の場所を回って、お兄様に初めてネックレスを贈ってもらえました。

 ・お兄様に好きだと言って抱き締めてもらえました。


 お兄様に望む事


 もう、これ以上何も望む事はありません。これからは、お兄様の気持ちがどうなるにせよ、私はずっとお兄様を愛し続けてお支えしていきたいです。


 ツンデレなましろさんとは、同じ人を想う同志であり、ライバルであり続けるのではないかと思っています。


 ましろさんが羨ましいと思った時もありましたが、今は早く自分の姿に戻りたいです。


 ✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽


 いもうと水族館のシアターでよしのと合流した後ー。


「「よしっ。書け(まし)た!はいっ!義隆先輩/お兄様」」


 ましろとよしのは入れ替わり満足度ノートを書き上げると、俺に同時に差し出して来た。


「はいっ!って、コレ、俺が貰っていいものなのか?」


 驚く俺に、よしのとましろは一瞬顔を見合わせると、俺に嬉しそうな笑顔を向けて来た。


「ええ。今まで言えなかったお兄様への想いを綴ったものなので、あなたに受け取って欲しいのです。」


「ええ。鈍感な義隆先輩にも分かるように素直な想いを綴ったものだから、あなたに受け取って欲しいのよ。」


「そ、そうなのか……。/// 分かったよ。二人が気持ちを込めて書いてくれたものなら、これは俺が大事に保管しておくよ。」


 卒業証書のように、俺は二人からノートを厳かな表情で受け取ると……。


「お兄様、ありがとうございます……!」

「義隆先輩、ありがとう……!」


 よしのとましろも、まるで卒業生のようなすっきりとした表情で、目の端には涙の球を浮かばせていた。


「あ、あと、コレもお兄様にプレゼントです!」

「ああそうだ、それもあったわね!」


「?? これは?」


 よしのにUSBメモリも差し出され、中身を知っている様子のましろがウンウン頷く中、俺が首を傾げていた。


「ふふっ。これは、昨日の夜、ましろさんとのガールズトークを収めたものなんですよ?

 お兄様への愛をいっぱい語った音声ラブレターになりますので、受け取って下さいね?」


「!!///」


 よしのに説明され、昨日、よしのの部屋で、二人が盛り上がっていた事を思い出し、俺は赤面した。


 俺は聞いてはいけないと思って、例によって耳栓をしていたのだが、まさか録音したものを渡されるとは……。


「いつものように、耳栓して聞かないフリなんてダメよ! 私達の想い、ちゃんと聴いてよね?」


「ああ、分かっ……」


 ましろに注意をされ、俺は頷きかけ……、首を捻った。


 ん? ということは、いつも隣で(ペンペンに向けて)独り言言ってたの、ましろは隣に筒抜けだって知って……??


「お前! わざとだったのかよ!///」


「あ。バレちゃった」


 俺が喚くと、ましろはイタズラっぽい笑みを浮かべ、舌を出した……。



         ✽


 夕方から家で二家族合同のクリスマス会もあり、俺達はいもうと水族館を後にした。


「ふふん。義隆先輩に、貰ったネックレス可愛いでしょ?元カノへの愛が滲み出ているわね〜?」


「むむっ。確かに可愛いですが、ホラ!    私だって、こんなに可愛いネックレス貰いましたし、好きだって言って貰えました〜!」


 最寄り駅へ向かう途中、先に並んで歩道橋の階段を上って行く、よしのとましろは俺の贈ったネックレスを見せ合い、張り合っていた。


「もう、お前達、入れ替わり解消ももうすぐなんだから、大概にしとけよ?危ないぞ?」


 下の位置にいる俺が呆れて二人に注意したが、あまり効果はなかった。


「本当よ! よしのさんのせいで、また階段から落ちる事になったら敵わないわ」

「あれは、ましろさんが掴みかかって来たんじゃないですか」


「ふん。そうだったかしら? よしのさんだって、そそっかしいからバナナの皮で滑ってこっちも巻き込まれるなんて事があるんじゃないかしら?」


「何言ってるんですか、ましろさん。漫画じゃないんですから、そう都合よくバナナの皮なんて落ちてるわけ……」


「お、おい、ちょっと待て!」


 何か嫌な予感がした俺が、二人を止めようとすると……。


 ズルッ!ガタタッ!!


「きゃああっっ!!本当にバナナの皮が下に落ちてっ……」

「ええっ。嘘っ!!きゃああっ!!」


ドガッ!ゴツン!ガツン!


「……!!!||||」


 悪い予感通り、綺麗なフラグ回収をしたよしのが、ましろを巻き込み、落ちて来るのに、俺は目を見開き……。




「よしのーっ!!ましろーっ!!」




 声を限りに絶叫したのだった……。


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