おまけ話 生徒会メンバーとの再会
新年明けて生徒会室で、久しぶりに自分の身体で、生徒会メンバーと再会したましろ&よしの。
「うわ〜ん! ましろちゃん! よしのちゃん! 無事でよかった! 中身も本人の君達にまた会えて嬉しいよぉ!」
「海さん……! ムギュゥ」
フニュン♡
「渥美先輩(妹)……!ムギュゥ」
プニッ♡
「コラコラ、海、感動の再会なのは分かるけど、程々にしときなよ〜?」
海が感極まって、二人を抱き潰そうになっているところを注意する空。
「あぁ、ごめんごめん! つい……。 鷹宮くんの断りもなく、ちいとデカの饗宴を味わうなんていけなかったね?」
「「ぷはっ……」」
謝りながら力をようやく緩める海に息をつく二人。
「いや、何で俺の許可がいる事になっているんだよ」
憮然とした表情の義隆に、吹き出す黒崎。
「ハハッ。会長、鷹宮さんだけでなく、虎田さんの父兄役が板について来ましたね。色々ありましたが、丸く収まってよかったです」
「ああ。それに関しては、色々助けてくれて皆にお礼を言わなければならないな。黒崎にGPSチップの事を提案されていなかったら、今頃どうなっていた事か……本当にありがとう。」
「うっ。そ、そうね。断りもなく、女の子のプライバシーを侵すのにちょっと思うところはあるけれど、結果的には有り難かったわ。」
俺とましろは微妙な表情ながらも礼を言うと、黒崎は苦笑いした。
「いえ。乗りかかった船なんで、最後まで自分に考えつく限りのサポートをしようとしただけですよ。
緊急事態が予測されたんで、虎田さんのプライバシーに配慮できなかったのは申し訳なかったですが」
「まぁ、義隆先輩が、GPSチップを付けてしまうぐらい、愛する妹の私の事が気になってしまうのは仕方のない事かもしれないけれどね。よ、義隆先輩が望むなら、盗聴器やカメラも付けさせてあげても……///」
「えっ。ましろ狡いです! ハァハァ、わ、私も盗聴器やカメラを……!///」
何故か興奮気味にそんな事を申し出て来るましろとよしろに義隆は笑顔を向けた。
「いや、危険が去った今は二人にそんな事する必要ないだろ。ましろのGPSチップも既に剥がしたし」
「え! なんで剥がしてるのよぅ!」
「え! そうですか……シュン↓」
「いや、なんでお前達そんな反応なんだよ」
ましろには怒られ、よしのにはしょんぼりされ、不可解そうな表情の義隆であった……。
「でも、鷹宮さんと虎田さんにとっては、今はある意味危機的状況かもしれませんね? 虎田さんと別れて、フリーだと知れば、会長にモテ期が来るんじゃないですか?」
「た、確かに……! お兄様にGPSや盗聴器を仕掛けておいた方がよいでしょうか?」
「そ、そうね……! カメラもいるかもしれないわね」
「お、おいおい、黒崎? よしの? ましろ?」
黒崎に指摘され、深刻な表情で頷く、ましろ&よしのに慌てる義隆。
「俺は、男だからそんな事する必要ないって!」
「ええっ! お兄様は男だから来る者拒まずで、鬼畜ハーレム作っちゃうって事ですか?」
「そんなっ! 妹ハーレムに飽き足らず、そんな伊◯誠な事をっ?!」
「そんなワケないだろう! よしのもましろも何言ってんだよ!///」
よしのとましろに詰め寄られ、義隆が困っていると、海&空がそれぞれを宥めるように間に入った。
「まぁまぁ、皆落ち着いて? そんな事態にならないよう、私達が予防策を打っておくよ。ねっ。空?」
「そうだね? 海?」
「ほほう?(渥美先輩達、何か、面白い事を考えついたようですね)」
「海さん、空さん……✧✧」
「渥美先輩達……✧✧」
「お、おう。海、空、ありがとう……?」
海と空の提案に、黒崎は興味深そうに目を煌めかせ、よしの&ましろは目を輝かせ、義隆は戸惑いながらも礼を言ったのだが……。
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数日後――。
(あっ。生徒会長の鷹宮くん! 相変わらずカッコいい♡ 今、フリーらしいしダメ元で告白しちゃおうかな?)
(だけど彼、妹しか好きになれない呪いにかかっているって噂じゃない?
)
(あ〜、呪いじゃ、しゃーなし! 諦めよっ)
「聞こえてるぞっ……。海と空め……!どんな噂流してんだっ……///」
「「渥美先輩達(海さん&空さん)、グッジョブ(です)!」」
学校で遠巻きにしていた女子達に噂を耳にし、拳を握り締める義隆、密かに親指を立てるましろ&よしのの姿があったとか……。
✽あとがき✽
次話と同時投稿になりますので、よければご都合のよい時にそちらもお願い致します。m(_ _)m




