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NTRビデオレターを送り付けてきた元カノと妹が入れ替わった瞬間、俺は妹への猛烈な愛に目覚める  作者: 東音


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二人の妹

 

 あれから、警察が駆け付け、半グレ三人と寝取は、ましろの誘拐と暴行未遂、危険ドラッグ所持により、即拘留される事になった。


 詳しい事情を説明した俺達は、奴らに暴行を加えた件については正当防衛が認められそうだという事だった。

 (ましろの最後の寝取への一撃は過剰防衛になりかねなかったが、寝取も半グレの奴らも局部への攻撃(又は未遂)が余程ショックだったのか、錯乱してまともに事情を話せないようだったので、それをよい事に、襲われそうになった時に反撃したという事で押し通した。)


 しかし、ましろを助ける為とはいえ、かなり無茶をやらかした俺、上原、よしのは厳重注意され、後に両親達も大慌てで駆け付けて来た。


 よしの、ましろを共に抱き締め、その無事に安心し泣いているそれぞれの両親の姿に、よしの、ましろも大泣きしており、ようやく自分は育ての両親、生みの両親両方の子供だと実感できたのかもしれない。


 取り違え事故が発覚し、家族同士も気まずくなってしまいそうだったが、また話し合いが行われ、これからは二家族頻繁に交流を持つようにし、ましろとよしのは二家族共通の娘達として大事に育てていこうという事になったのだった。


 もちろんこの件に関して学校へも連絡が入った。


 場合によっては、生徒会長職、風紀委員長職どころか停学若しくは退学を覚悟していた俺と上原だが、先生達から心配され、注意は受けたものの特に処分が下る事はなく、それぞれ生徒会メンバー、風紀委員メンバーに報告し、安堵してもらえた。


 寝取は罪状が付き、退学措置が取られる事になるらしい。


 上原は自分が副委員長の荒木と共に毎日家庭訪問した事が負担で、寝取を犯罪に追い込んでしまったのではないかと気にしており、折を見て、今度は一人で面会に行ってみると話していた。


 俺は、ここまでの罪を犯した寝取を許す気には到底なれないが、きちんと罰を受け、俺達とは関わりのところで、罪を後悔しながら生きて行って欲しいものだと思った。


 怖い思いをさせてしまったましろとよしのを、出来るだけのフォローをしてやり、これから俺が二人いもうとたちを守っていかなければと決意を新たにしたのだった……。




 そして、怒涛のクリスマスを過ぎて、数日後の休日―。


 改めて家で、二家族合同の忘年会が行われる事になった。


「義江ちゃん。クリームシチューの味、どうかしら?」

「ん〜! クリーミーで美味しいわ〜?

 遥香ちゃんお料理上手〜!

 唐揚げも揚がったし、器に盛っていくわね〜?」


「いやいや、一度鷹宮さんとは飲んでみたかったんですよ〜」

「私もですよ。虎田さん。今日はとことん飲みましょうね?」


 母親同士は料理の準備、父親同士は既にお酒を注ぎ合い、交流を深める中……。


「お兄様、ポッ◯ーあ~ん♡」

「義隆先輩、プ◯ッツもあるわよ?あ〜ん♡」


「いや、自分で食べれるからいいよ。よしの。ましろ」


 ソファ席に座っていた俺はテーブルに供されていた棒状のお菓子をそれぞれ右隣のよしの、左隣のましろから差し出され、苦笑いをして断っていた。


✽あとがき✽

 読んで下さりありがとうございます!

苦境を乗り越え、穏やかな生活を取り戻した三人。ラストへ向けて義隆の妹達それぞれとのやり取りを見守って下さると嬉しいです。

 来週もよろしくお願いしますm(_ _)m


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