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彼女からのビデオレター


『あんっ…。ああんっ…。』

『はっ。んっ。お前の彼氏よりもすごいだろうっ。』


『うんっ…。すっごいぃっ…。義隆先輩なんかより、拓郎くんの方が大っきくて、激気持ちいいっ…!』


 …!!???


 俺、鷹宮義隆たかみやよしたか(17)は、リビングのテレビに映し出された光景を信じられない思いで見詰めていた。


 そこには、一つ年下の俺の彼女=虎田とらだましろ(15)が、隣のクラスの寝取拓郎ねとりたくろう(17)と熱い吐息を漏らし、裸で絡み合っている姿が、うちのリビングのテレビ(50インチ 8K放送対応)に鮮明に映し出されていたのだ。


「ま、ましろ…??嘘…だろ…?」


 愕然と呟いた俺を嘲笑うように、画面の中の二人は、肉打つ音を響かせながら激しく交わっていた。


 ガタンッ。


「ましろさんっ…??嘘…でしょ…?」


 物音と共に、俺と同じ様な呟きを聞き、振り返ると、溺愛している実の妹=鷹宮よしの(15)が、リビングの入口に蒼白な顔で立っていた。


「お、お兄様とお付き合いされているましろさんが、他の男性とこんな…。どうしてっ!?どうしてですかっ!?」


「よしの…。」


 よしのは、泣きそうな顔で問いかけて来たが彼女を納得させられる答えを俺は持っていなかった。


 俺だって、こんな事になってしまった理由が分からず、ショックを受け、途方に暮れていたのだから…。


✽あとがき✽

読んで下さりありがとうございます。初回字数少なくて大変すみません。

カクヨムサイトにて、連載中の作品になりまして、しばらく毎日投稿していきたいと思いますので、応援下さると嬉しいです。

今後ともどうかよろしくお願いしますm(_ _)m



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