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第三章 獣狩りのレーファ

「レーファ…最高狩人になって彼らを守って…」

「…!またこの夢か」最近良くこの悪夢を見る。

「いつからこんな夢見るようになったのでしょう」

「独り言記録システムは正常に機能しています」このシステムは夫が私のために作ってくれた最後のプレゼントの一つだった。

「おはようビルトス、ワイデルの調子はどう?」

「アルダーと一緒に寝ているぞ…起床を確認した。

 回線を繋なぐぞ。」ピーと言う音がなりあの研究所との回線が繋がった。

「おはようございます。ワイデルさんとアルダーさん」昨日のように挨拶してくれるだろうか…

「おはようレーファ…ほらアルダーも」「おはようございますチリト・レーファ」よかった、アルダーがいることで少しだけワイデルも明るくなれたようだ。

「二人とも調子はどうですか?」

「まあ、悪くはないわ…そういえば昨日アルダーと話してて思いついた事があるの」なんだか、嫌な予感がしてきた、ワイデルが長々と話すときには大体研究に関する事…また命に関わるものでないといいが

「どんなことですか?」恐る恐る聞いてみる。

「人造人間を作りたいの」ああ…やはりこうなるか

「そこで、材料を用意してほしんだけど」まあ彼女のためだ、聞くとしよう。

「どんな材料ですか?」

「それは、私が説明しますチリト・レーファ」アルダーが?

「人造人間の材料はもちろん人間です。もちろん生きていてもいいですよ、人型であればね」

この人たち命を何だと思っているの?まあいいでしょう、これもワイデルのためなのですから

「わかりました、死体か生きてる人を持ってきますね」

「できるだけ意志が強い奴にしてください、改造に耐えれなくなって廃人になられたら困る」はあ、本当に疲れるわ

「わかりました、では良い一日をクルガーさんたち」

「回線を切るぞ」ビルトスが回線を切り、私はすぐに刑務所に連絡を入れ

確認を取ったが当然死刑囚は手に入らなかった。

「しょうがない…今日一日だけ狩人をやめて人さらいになりましょう」

机の引き出しを開け青いサングラスを手に取り、洋服棚から黒いコートを取り出しそれを羽織った。

「手袋は必須ね」「レーファ…この家の周囲から人間の生体反応があるぞ」「ありがとう、丁度いいわねさあ、仕事の時間よビルトス」

ホルダーからスタンマグナムを取り出し玄関を出る。

「レーファ…右だ」「了解よ…二人ね、解析を」

数秒後、ビルトスから返事が帰ってきた。

「手前の女はなかなか根性があるようだな、あの感じミュート次元だな、奥の男は、リバイバル次元だな殺しても生き返るぞ、まあレーファには関係ない。」「上出来だビルトス」早速スタンマグナムを向けて二発発射した。

「命中…流石だな、奥の男が立ち上がれる…来るぞ」「無駄ね」スタンマグナムのもう一つの機能それは帯電ムチ、死なない程度に調整された特注品だ。

起き上がった男に容赦なく、帯電ムチを食らわす。

「相変わらず強いな」「当たり前でしょ」家の倉庫から台車を取り出し

二人をダンボールに詰め、研究に向かった。

「ワイデルさんたちは喜ぶかしらね」「さあな、戦闘モード終了」

私は狩人…人さらいなんかじゃない。

ワイデル、ごめんなさい

レーファ、いまのお前は人さらいだ。

(次元についてはおいおい、ストーリーで説明があります)

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