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もしも私が総理なら改訂版  作者: ルーシェン
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猛威疫病との戦い

冷静に考えると疫病の中イベントするなんてもってのほかだが人として気持ちは分かる。

でも自粛は守らないといけない。

柚木と的場総理の悪行は大目に見て下さると有難いです。

9月4日朝、柚木は学校なので農水大臣の仕事は副大臣の人がせっせと土地を売る事に熱中していたのだが、買い取らねばならぬ土地は行政で買い上げ保管しておくが高値を出すなら売る。

だが疫病が猛威を振るう中土地を手放す者は急増して耕作放棄地も増えるのだ。

「的場さん。今日の朝食はどうしましょうか?パンとミルクで良いんですか?」最近は豪華な料理を控えて軽食のみで済ますが最近安い食材を買い集めて経費を節約する事にしたのだ。

疫病の影響で景気は低迷するし死者も増えるし、それでも国は運営しないといけない。

「的場さん。書類の山です。オンラインパーティは仕事終わってからにしてください」

的場の貴重な軍資金であるオンラインパーティは止める訳には行かないし、夢である山林保護にはお金がかかるから、オンラインパーティと総理の給料で賄いたいと思うんだが。

「分かった分かった。サインするから待ってろ。仕事終わらせてオンラインパーティだ」

的場は仕事の出来る人間ではないらしいが、それでも夕方には今日のノルマを達成した。

「即刻国王陛下の下に送ってサインして貰え。今日は仕事ないな。当面は経費削減だ」

的場は総理官邸で仮眠をとる事にして眠剤を飲むと眠ってしまい柚木が来ても気付かなかった。

「学園祭の模擬店でたこ焼き500万円分儲けたんですよ?200万円を私が貰いました」

納税すれば30万円残るか分からないが、的場内閣の大臣達は節税対策をしない傾向にある。

「あゆみさんに美優さん。疫病対策をして感染者を200名以下に抑え込みます。消毒薬とマスクは採算度外視で配って下さい。感染者さえ少なくすれば疫病は自然に収まる筈です」

それが出来ないからこの疫病が世界を蝕んでいるんじゃないかと思うあゆみと美憂だった。

「でも自粛ムードなのによくたこ焼きで500万円も儲けましたね?問題にならないの?」

「私が企画した事ではないですから。大臣の立場で学校に自粛命令出したら問題ですよ」

それに勿論だけどオンライン学園祭ですよと柚木は言い訳するがたこ焼きどう売ったんだ?

「食堂で売ったんですよ。大臣たる私が認めてるイベントだから客が来放題でした。ただの学園祭なのに50万人も集まりましたし。一応疫病対策はしていますけど」

それに感染経路が分かりやすいので、イベントとかで集団感染なら客か運営が疫病を広めてしまったに決まってるから、感染経路を特定しやすいがイベント開催で批判が出るだろうな。

「柚木大臣。イベント開催するなんて非常識ではないですか?」と苦情を言われるが・・・。

「大臣風吹かせて母校にイベントの収支命令を出したらそれも問題ですよ?私が企画した事じゃないです。たこ焼きだけは直接売りましたけど、中止命令出した方が良かったですか?」

「当たり前だぁ。これで感染者が増えたら洒落にならんぞ」と怒る野党議員達である。

「学校が決めた事に自分だけ参加を拒否したら我儘としか思われませんよ?私高校大学は卒業するつもりですから、学校行事には逆らえませんよ」まあ自粛ムードじゃ国民も耐えられないから

仕方ないと思って報酬も受け取ったけど正当な報酬でありごめんなさいで許されると思う。

「仕方ないなぁ。今回だけだぞ。お前はやる気のない的場内閣の中で唯一働き者だからこんな問題で辞職を要求したりするの嫌なんだよ。的場内閣を倒したら疫病と戦うのは俺達だからな」

「申し訳ありませんでした。名誉挽回の機会を下さり皆様には感謝しております」

「この次は無いぞ。学園祭は早急に中止させてほしいんだが出来るか?」と聞く野党議員。

「まあ要請はしても良いですけど従うかは分かりませんから。要請を学校が無視したら私も参加しないといけないから大臣は辞職ですね。私休学して大臣やってる訳ではないですから」

まあ柚木がこっぴどく怒られたので酷く落ち込んだが、取り敢えず学校に要請して見る。

「私の政治生命を守る為に学校には学園祭を中止する要請を出す事にしました。私も宮仕えですからこれ以上世間の信用を落とすと辞職に追い込まれてしまうので要請するしか」

「お前も結構ノリノリだったじゃないか?相当怒られたんだろうなぁ」と理事長である。

「怒られました。子供だからクビだけは許して貰えそうですがこれ以上信用を落とす訳には」

「分かったから。学園祭は中止だ。お前の命令で中止を決定してくれ。たこ焼きの販売は諦めてオンライン学園祭に徹すれば問題ないんだろう?」と聞く理事長だが柚木も頷く。

そしてこの学園祭から16日目の9月20日、奇跡的に集団感染は起こらなかったのだ。

「やっと借金を1億6千万円まで減らしたぁ。柚木。経費節減の方はどうなってる?」

「国に上納した残りがやっと30億円ですね。10億は約束ですからボーナスとして与えます」

えっと部下の士気を上げる為に的場総理からお褒めの言葉を頂けると嬉しいのですが。

「煽てて仕事に熱心になるなら幾らでも煽ててやる。官僚の責任者にボーナスを与える」

有能な部下には給料アップの道を与えないとお役人の士気は上がらないのでボーナスは出す。

「感謝します。農水省は経費節減に励み成果を出しました。ここで褒めないとやる気が」

土地も程々に売れ300億円が20億の余剰金に上乗せされたので大喜びである。

「凄いですねぇ。一応臨時予算を臨時議会で通したから6兆円位は動かせるよ」とあゆみ。

国債の発行額がまた増えたが、疫病対策の予算が足りないので殆ど疫病に注ぎ込まれる。

「農水省に回ってくる予算は500億円ですか?予算を付けて下さり感謝します」柚木である。

「匠さん。総理の仕事はお前に任せる。酒を持って来い。飲むぞ」柚木は仕事部屋に戻るのだ。

「的場さんが責任者にボーナスくれるらしいです。予算500億円確保しました」

「おお~。的場総理に気に入られてますよねぇ。こうなったら徹底的にぜい肉を削ぎ落そう」

退職金3億くれたら辞職しても良いと言う古参の官僚がいたので辞職して頂いた。

まあ私のような女子高生が大臣なのが気に入らないのかお金が欲しいだけなのか?

まあこの金に目がくらんで100名が辞職したが、取り敢えず若者は採用しないのだ。

「柚木さんの志が叶う日が来ることを祈ってますよ。時々若いのを訓練しに来て良いか?」

「報酬は出せないよ。それでも良いなら」まあ古参の兵を100名もやめさせれば月1億位は人件費を削減できる筈だから、役人と言う商売は少数精鋭でやってくしかないと思う。

「で疫病はやっと全国で250名位を維持してるけど自粛すると国が滅びかねんからなぁ」

「では引き続き今の努力を継続してください。役人のスキルを向上させる為の特殊訓練を有望な役人の人に施して能率を上げれば役人を減らせます」まあ少数精鋭主義が役人には向いている。

「思うんだが今なら再就職が出来るし役人のコネを活用したい会社が幹部にしてくれるんじゃ」

「そうだな。役人も良いがどうせリストラされるかもなら今なら莫大な退職金くれるぞ」

などと思い結局800億円使って500人近くが退職の道を選んだのだ。

役人を見くびるなぁ。

中央政府のお役人とコネを持ちたがる企業は幾らだって知ってるぞ。

この不況と疫病が猛威を振るってるこの時代に役人とコネがあれば定額給付金貰えるかもじゃないかと企業は思うので喜んで退職する野心家の役人もいたがこれで精鋭が残ったのだ。

「お姉ちゃん。総理官邸に遊びに来たよ。私を誘拐する人が現れるかもと護衛が付いている」

いっその事家族を総理官邸で住まわせれば護衛するのに手間がかからないが。

「まさかお姉ちゃんが大臣になるとは思わなかったなぁ。政治の才能があるように見えないし」

「拝命したからにはそれなりの努力はします。次の予算成立までの運命ですが」

本当に役人の間で経費削減の嵐が吹き荒れてるので、大臣の私も給料カットに同意しないと。

「お姉ちゃんが仕送りしてくれないと困るんだよね。両親は失業してるから」と言う妹。

「チハヤちゃん。それ無理だから。大臣の給料返上しろと言う動きが物凄くて」

経費削減させたり、リストラしたりしてるのに私達だけ高給貰ってる訳には行かないよ。

「じゃあ私高校行かれないの?お姉ちゃんが給料返上したら私が働かないと」

いやその心配はないと思うが。大臣の妹が高校にも通えずに就職するしかない赤貧に喘いでいるなどなど国の恥だから何とかしてくれると思うけど給料返上は出来ないなぁ。

「まあ取り敢えずあんたも農水省で働かない?私の息のかかった部下が必要なのよ」

「それ縁故ですよ?お姉ちゃんの妹を幹部に取り立てたら親族が出世させろと五月蠅いかと」

それでも農水省のお役人は妹を即金に抜擢する事に同意したのだ。

「チハヤは私より優秀ですよ。まあ一応配属は私の直属の料理人と言う事にしておく」

「女子高生と女子中学生に顎で使われるのか?まああのやる気のない的場総理よりあんたに総理になってもらいたいんだけど16歳だからなぁ」総理は25歳以上でないとなれないのだ。

本当は大臣だって女子高生はなれないと思うが、的場が無理強いして大臣に任命した。

その的場総理は相変わらず借金の返済の傍ら森林を買って50ヘクタールの土地を手に入れた。

「的場さん。森林が欲しいなら農水大臣の私に買うようにお命じ下されば」と柚木が言う。

「お前森林だけは環境保護団体以外には売るなよ?」と的場総理が唯一熱心な森林保護に柚木は協力する事にするが、林業を復興させて材木を確保すれば100兆円規模の財産価値があると偉い学者さんが言っていたが、林業は儲からないらしく職としては壊滅状態らしい。

「一応外国人の林業の専門家募集して見ますか?林業は儲かりそうだし投資しても良いかなと」

柚木は料理人として農水省に雇われたチハヤにネットで材木を買いそうな業者を探させた。

そして情報収集させ、環境保護団体の助力を得ようと、疫病を潜り抜け交渉しようと決意した。

林業問題の予定です。

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