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天界

初投稿です!

誤字・脱字等教えてくれたら嬉しいです。

亀更新でいくので、まったり待ってくれたらと思います。

「いけっ!シュート!」

「危ねー、ナイスセーブ!」


 家の近くにある公園。

 公園には子供達の五月蝿いくらいの賑やかな声が響き渡っている。


 それにしてもあちぃな。

 ジリジリとムシムシが合わさっている最悪な暑さだ。

 さっきコンビニで買って、公園のベンチに座って食べているアイスは手を伝って地面にポタポタと垂れている。

 こんな暑い中良く元気に遊べるなぁ。


 よし、アイスも食べ終わったし暑いからさっさと帰ろ。


 アイスを家で食べずに近くの公園で食べるのには、理由がある。

 それは、部屋が寒いからだ。

 いやー、やっぱり暑い中でアイスを食べるのはサイコーだな!


「あー!ボールがー!待てー!」


 子供達が蹴って遊んでいたボールが、公園から出て道路に転がっていった。

 そのボールを追いかけて1人の男の子が道路に出たとき、トラックがやってきた。


 考えるよりも身体が先に動いた俺は、気づいた時には男の子を歩道に突き飛ばして、トラックに轢かれていた。






 ✳✳✳✳✳


 ん…ここは…何処だ?

 真っ白い巨大な空間。

 あ、そういえば俺、道路に飛び出した子供をかばって死んだんだっけ。

 あの子無事だったかな…?

 てか、普段は車通りがほとんど無いのに、さっきはトラック通ったんだなー……

 悪運強すぎないか?


「おー、お主目覚めたか。」

「誰だ?お前。」

「我は知恵の神アテナ。そしてここは天界じゃよ。」


 この目の前にいるのが神だと…ただの若いお姉さんじゃないか!見た目と口調合わないな!


「してお主よ、実はお主が庇った少年おるじゃろ?あの少年はお主が庇わなくても、トラックの運転手が危機一髪のところでブレーキを踏んで助かる運命だった訳じゃが…。」


 嘘だろ…俺の行動は無駄だったってことかよ…

 はっ。それで死んだって、情けねぇな。


「そこでお主よ、我は慈悲深いからな。魔法を使う世界に転移させてやろうと思うのだが、どうじゃ?ただ、ちょっと変わった世界で苦労することも多い世界じゃが…。まあ、お主の力量にもよるがの。」


 転移、良くアニメとか漫画とかにあるやつだな。

 今までの世界は思い残すこともないぐらいつまらない世界だったし、魔法が使えるとか俺の小さい頃の夢だし、転移したい…

 でも、ちょっと変わった世界って言うのが引っかかるな…

 まあ、大丈夫だろ!


「その顔は決まったみたいじゃの。では転移するにあたって、1つだけ願いを聞き入れよう。何が良いかの?」


 願い…。何が良いのか。

 良くあるのは金持ちとか、全属性、魔力無限とかそういうやつか。

 でも、俺は…


「俺は、一緒に冒険できる仲間が欲しいです。」

「ほう、欲がないのう。でもそれじゃあっちの世界で苦労することになるし、我が他の神に舐められることになるから、ちょっと特殊な仲間を数体用意しよう。それと、比較的強い家に生まれるようにしようかの。」


 数体…?数人じゃないのか?

 まあでも、神が用意してくれるといっているのだから甘んじて受け入れよう。


「では、良い異世界ライフをの!さらばじゃ!」

次話から異世界いきます!

主人公の名前も明らかに!

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