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「あーあ、もう校内には残れないね。どっか行こうか?」
「は?今すぐ戻って謝らないと…」
「真面目だなぁ。明日でよくない?アイス食べたい」
「お一人でどうぞ。多分、先生方も探し回ってるはずなので、戻ります」
きっぱりお断りすると、先輩はあっさりと手を振って昇降口とは別の方向に歩き始めた。
先輩…、パンツ一丁なんだけど、着替えとか大丈夫なんだろうか?
しかも濡れている。
まぁ、ポジティブ病だし、大丈夫だろう。そんなことより自分のことだ。
早く戻って先生に謝ろう。
私は足早に昇降口から校内に入る。
丁度、終業のチャイムがなっている。
休み時間のうちに先生に謝りに行こう。




