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第8話 人間界とギルドと受付嬢!?

皆様こんにちはです。

作者の水月鏡花です


いよいよ人間界で精霊の神玉探しが始まります。それに新たな人物も出るので楽しんでいってください。


それでは第8話のはじまり

私達が目を開けるとそこには、雲の上まで伸びている塔とその周りに広がっている街が見えた。


「ここが人間界か〜 目の前に見える街で情報を集めようか、ルーエ。」


ルーエ「そうですね、あのでっかい塔も気になりますしね。」


私とルーエは話をすると目の前の大きな街に向かった。


そして20分ぐらいすると街の入口が見えた。

私たちは入口にいる門番の人に話を聞いた。


「ここは、いったいなんていう街なんですか?出来れば情報の集まるところも教えてください。」

すると門番の人が、


「ここはリヴェール、ここらでは1番大きな街だよ。」


「君たちは…旅人かな? 情報が欲しいならギルドに行くといいよ。」


門番の人はすぐに教えてくれた。


「門番さん、ありがとう じゃあギルドに行ってみるよ。」


「ああ、気をつけて行くんだよ。 それと二人ともはい これ。」


「これは?」


「そいつは通行証みたいな物だよ。ギルドに行ったらそいつに名前を登録してもらいな。

 登録すると身分証にもなるから。」


「ありがとう、じゃあそろそろ行かさせて貰うね。」


私とルーエは門番さんにお礼を言って街の中に入った。

街にはたくさんの人がいた。


「じゃあまずは門番さんも言ってた通りギルドに行って情報を集めようか。」


「そうですね。聞く情報は、ここで生きていく手段と精霊の神玉についてと他の情報ぐらいですね。ご主人様。」


「そうだね。でもギルドの行き方を聞くの忘れちゃったから他の人に聞こうかな。」


そう言って私は近くにあった売店の主人に話を聞いた。


「おじさん、こんにちは。私たちは今この街についてギルドに行きたいんだけど行き方を教えてもらないかな?」


「なんだ、お前達 ギルドに行きてぇのか?それならここをまっすぐ行ってから1番大きな建物を探しな。それがギルドだ。」


「へぇ〜おじさんありがとう。」


私たちはおじさんに教えて貰った通り、道をまっすぐ行った。

ある程度進むとそこには青い屋根の大きな建物があった。


「あれがギルドかな?確かに他の建物に比べると圧倒的にでかいね。」


「情報も1番集まるって言っていたことですし、この街の中心みたいな物なのでしょう。

 ですから建物も大きくなっていったんだと思いますよ?」


「そっか〜じゃあ入るとしますか… あ、ルーエは杖の状態に戻っておいて?

 何かあったらいけないから。」


「了解です ご主人様」


そう言うとルーエは元の杖の状態に戻った。


私はルーエを背負うとギルドの中に入った。

ギルドの中には剣やら弓やらを背負った人達がたくさんいた。


「へぇ〜ここがギルド やっぱり他とは少し違うね。」

私はそうつぶやき受付嬢らしき人物のところに向かった。


「こんにちは、君がギルドの受付嬢さん」


「私はさっきこの街に着いたんだけどまだここについて何もわかってないの。

 だから色々と教えてくれないかな?」


すると受付嬢らしき人が、


「私の名前はリシアにゃ 決して受付嬢なんて呼ぶんじゃないにゃ。

 それで、あなたはにゃんの情報が知りたいにゃ?」


「私の名前はルーナだよ。リシアね。じゃあそう呼ばせてもらうね」


「それで、私が知りたい情報はこの街で生活するには何をすればいいかと、来る時に見えたあのでっかい塔みたいな建物の事と知っていればでいいんだけど精霊の神玉っていうものを探してるんだけどもしなにか情報があれば教えて欲しいな。私が知りたい情報はその三つかな。」


「了解にゃ。じゃあまずは一つ目から教えてあげるにゃ。」


「この街で生活するにはまずお金を稼ぐ必要があるにゃ。

 

「その方法にゃんだけど冒険者というものがあるにゃ。」


「冒険者というのは他の人に依頼をされたクエストを受けてその報酬をもらって稼ぐ職業だにゃ。

 ちなみに冒険者登録をすると身分証にもなるからおすすめだにゃ♪ 」


「まあ他にも売店なんかもあるけどこの街のみんにゃは冒険者に登録してからやってるにゃ。

 だからあなたもこの街に住むにゃら登録をおすすめするにゃ♪」


「なるほどね〜 じゃあこの街で生活するには冒険者登録は必須みたいな物だね。」


「そう言うことだにゃ。 ちなみに登録する方法は街の門番に貰った通行証に名前を書いて自分の魔力を登録するにゃ そしてギルドからの許可したという証明のハンコをおして完了だにゃ。」


「門番さんがギルドに登録してもらうと良いって言っていたのはこの事だったんだね。じゃあ登録するから書くものを貰っていいかな?」


「書くものはいらないにゃ♪ 自分の魔力を通すとある程度の情報を自動で書いてくれるにゃ。」


「へぇ〜便利なのね〜 じゃあこれでいいの?」


そう言って私は魔力を通すと確認をしてリシアに渡した。


「これで大丈夫だにゃ〜 じゃああとは、ハンコだけだにゃ〜 ちょっと待ってにゃ?」


リシアはそう言ってテーブルのしたからハンコを取り出してさっき渡した通行証に押した。


「よし、これで完成にゃ〜 あなたも晴れて冒険者にゃ〜 はい、これ。」


リシアはそのまま私に手渡してきた。


「ありがとう、リシア」


「大丈夫だにゃ。それじゃあ話に戻るけどにゃあなたが聞きたいことの二つめと三つめの話を一気にさせてもらうにゃ。」


「まずはあの塔の事にゃんだけど、あれは地獄の門(ヘルゲート)って言われてるにゃ。でもあれを最期まで登った人はいないにゃ。


「あの塔は外装と中身が全然違うにゃ。 それもそのはず、中の方が圧倒的に広いにゃ。」

 

「それに魔物が出るにゃ。まあ、街の外でも魔物は出るけどそれと比べ物にならないぐらい強いにゃ。だから常識のある奴は大抵の理由がないと上層までは登らないにゃ。」


「上層?」


「20階層から上の階層の事にゃ。19階層までの敵とは比べ物にならないぐらい強いにゃ」

 

「でもその分、報酬は圧倒的に多いけどにゃ。だから上層に行くやつは腕に自身のある高ランカーの奴かよっぽどの馬鹿な奴だにゃ」


「高ランカーって何?」


「冒険者はFからSSSまででランク付けされるにゃ。あなたは登録したばっかりだからFだにゃ。」


「高ランカーというのはAからSSSまでの奴のことだにゃ。Aランクはまだたくさんいるんだけどにゃ?Sからもう数える程しかいにゃいにゃ。SSやSSSランクなんかは英雄みたいなものにゃ。」


「どうやったらランクが上がるの?」


「それこそ地獄の門(ヘルゲート)に挑戦だにゃ。FからBまでは四階層ずつで一つ上のランクに上がるにゃ。例えばFからEに上がるには4階層まで登ってそこの魔物を10体倒すみたいな感じだにゃ。」


「そんな感じでランクをあげて行ったら難しいクエストを受けれる様になるにゃ。ちなみにランクはさっきのカードに書いてあるからにゃ。」


「それとクエストの受ける時ははクエストボードから紙をとってこっちに持ってきてにゃ。だいたいあの塔の魔物の素材とかだから気をつけて行くにゃ。」


「もし、クエストを受けて魔物を倒した時はどうするの?倒した証明なんかは必要?」


「そこら辺はカードに自動的に倒した魔物の名前と素材が落ちたなら自動回収と記録が行われるから基本的に倒せばいいにゃ。それを今日は私しかいにゃいけど受付が確認するだけにゃ。」



「なるほど、便利なんだね このカード。それで、精霊の神玉についてなんだけど…」


「そうだったにゃ 本当の事を言うとその精霊の神玉?については私はしらないにゃ。

 でもあの塔にはこんな話があるにゃ。」


その話というものは、こういうものだった。


「勇気ある者よ…汝がこの塔を登りきる時、汝の元に精霊の真珠への道が開かれん…」

という物らしい。


「その精霊の真珠がいったいなんなのかはみんなわかってないにゃ。

 でもこの街の冒険者はそれがいったいなんなのかを求めてあの塔に挑み続けているわけにゃ。」


「なるほどね。ありがとう リシア とても助かったよ。」


「それは良かったにゃ。それでルーエは今日の宿はどうするにゃ?もし宿がないなら私の家に来るかにゃ?」


「いいの?」


「いいにゃ、いいにゃ。 ルーナは良い奴だから大丈夫って私の感が言ってるにゃ。」


「じゃあお願いしてもいいかな?宿をまだとってなくって…」


「了解だにゃ〜 じゃあ私もそろそろ上がるから一緒に行くにゃ。ちょっと待っててにゃ〜」


リシアはそう言うと走っていった。

5分ぐらいするととても可愛い服を来たリシアが来た。


「お待たせにゃ。じゃあ行こうにゃ。」


そう言って私とリシアはギルドを出てリシアの家に向かった。

そして10分後…


リシアの家に着いた…


「じゃあ入ってにゃ。じゃあまずはご飯を作るからちょっと待っててにゃ。」


「リシア ちょっと待って? まだリシアに伝えてない事があるの…」


「なにかにゃ?」


「ルーエ人の姿になって?」


「了解です。 ご主人様」

ルーエはそう言うと人の姿になった。



「リシア、ごめんね 騙してた訳じゃあないんだけどルーエの事を言えなかったから…」


「背負ってた杖が人になったにゃ〜」


リシアはびっくりしながらそう言った。


「リシア様、私はルーナ様をお守りするために生まれた杖です。

 ルナーエと言います。 どうぞルーエとお呼びください。」


「杖が喋ってるにゃ〜 あ、いや、私はリシアにゃ。よろしくにゃ〜ルーエ。」


「それと恥ずかしいから様はいらないにゃ。じゃあルーエは私と料理を作ろうかにゃ。ご主人様を世話するにゃら家事は必須だからにゃ。」


「そうですね、私はリシアと料理を作るのでごご主人様は待っててくださいね。」


「わかったよ ルーエ。それと本当にありがとうねリシア。」


「ルーエが出てきた時はびっくりしたけど全然大丈夫にゃ。 じゃあ入ろうかにゃ。」


そう言って私たちは家の中に入りルーエとリシアはキッチンに向かい私はリビングで二人を待った。

そして40分後…


「お待たせだにゃ〜じゃあ食べようかにゃ。」


「そうですね。美味しくできたと思うので食べてくださいねご主人様。」


二人がそう言いながら座り私たちはご飯を食べた。


30分後…


「美味しかった〜 ありがとうね 二人とも〜」


「それは良かったにゃ〜 じゃあそろそろいい時間だし寝るかにゃ?」


「そうだね。私とルーエはどこで寝ればいいかな?」


「ベットはひとつしかないから二人で寝てにゃ。私はソファーで寝るから。」


「ええ‼ ダメだよ。家主がソファーなんて。」


「では、3人で一緒に寝るのはどうでしょう?」


「いいね、そうしようか。」


「まあ、いいならいいけどにゃ〜」


そう言って私達は3人仲良く寝たのであった…

さて皆様いかがだったでしょうか。


楽しんでもらえたらなら嬉しいです。

もし誤字なんかがあれば教えてもらえると嬉しいです。


それと感想や評価やブクマも受付させてもらっているのでご時間あればしてもらえると嬉しいです。


それでは長くなりましたがここらで締めさせていただきます。ありがとうございました。


作者 水月鏡花


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