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第4話 初の魔法とメイドとの出会い!?


今回は第4話ということです。

題名にもある通りここで大きな出会いがあります。


しっかりとお楽しみください。


それでは第4話のはじまりはじまり〜

ある程度、杖は光輝いていたが、少し時間が経つと光は収まった。

「いきなり光ってびっくりしたな〜でもとても暖かく不思議な光だったな。」


「さてルティの言っていた通りだと、

 あそこから光が見えるからあそこに向かっていけばここから出られるんだっけ。」


「じゃあここに長くいてもなにも始まらないし、外に出るか。」

そう言って俺は杖を背中に背負い、外に出るために光に向かっていこうとした時。


「待ってください、ご主人様」

と頭の中で確かにそう聞こえた。


「誰かの声が聞こえる。おーい誰かいるのか?」

俺はそう言いながら周りを見渡すが人はいない。

すると背負っていた杖が勝手に動き出した。


「ご主人様に話しかけたのは私です。」

杖が点滅し始めると頭の中声が聞こえる


「君は…もしかしてルティが用意した杖なのかい?」


「はい!! その通りです ご主人様」

頭の中に嬉しそうにそう話す声が聞こえた。


「杖が喋るのか…それでなんで俺がご主人様?」


「それは、私の所有者がご主人様です。

 なのでしっかりとご主人様のお世話をさせて頂きたいと思います」


「なるほど、俺がご主人様なのはわかった。でもお世話って?杖なのにそんなことが出来るのか?」


「ですからご主人様にお願いがあります。どうか私に名前をつけてもらえないでしょうか?」


「君に俺が名前を?どうして?」


「私は他の武器とは違いきちんと生きています。

 そしてその命の源はご主人様、あなたなのです。」


「それゆえに私はまだ完成されていないのです。

 なので今の状態ですと力が全く発揮できず、ただの棒きれなのです。」


「しかしご主人様に名前をつけていただくことで私という存在は完成し、ご主人様のお役に立てれる様になります。ですからどうかお願いです。」


「どうか私にご主人様から名前をつけて頂けないでしょうか?」


「そういう事なら任せて。しっかり考えてつけてあげるよ。」


「はい!! ありがとうございます!!」


「うーん 名前か〜そうだな。俺は夜と月の精霊ってルティが言ってたな。」


と考えたところで俺は閃いた!!


「そうだ‼ 君が光輝いた時、俺はとても暖かい気持ちに包まれた。だから夜に輝く優しい月の光で包みこむような杖だから、君は、月花の杖 ルナーエだ。」


「ご主人様‼ とっても素敵な名前をありがとうございます‼ それでは私という存在を完成させるためにご主人様、命令を。 大丈夫です。命令の仕方は浮かんでくるはずですから。」


「ああ、わかった やってみるよ。」

そう言って俺は集中するために目を閉じた。


すると頭の中にある呪文が浮かんできた。

なんとなくだが俺はそれがルナーエを完成させる呪文だと感覚でわかった。だから俺はその呪文を演唱した。


「月花の杖 ルナーエに命じる。

主の元にその力を解き放て、ルナーエ!!」

俺は頭の中に浮かんだ呪文を読んだ。

するとルナーエは光に包まれた。

そして出てきたのはメイド服を着た銀髪の美女だった。


ルーエ「今をもって私、ルナーエはご主人様の力になることを誓います。これから末永くよろしくお願いします。」

人の形になったルナーエはそう言って膝をつき俺の左手をとり手の甲に口付けした。


「あ、あぁ〜ありがとう。これからよろしくな。しかし人になるとは思わなかった。杖の姿に戻ることはできるのか?」


「大丈夫です。いつでも姿を変えることができますよ。しかしご主人様のお世話をするにはこの姿がやりやすいと思い、この姿になりました。」


「そうか。じゃあルナーエに迷惑かけない様に俺も頑張って行くわ。」


「ご主人様のお世話は私の生きがいです。ですから気にしなくても大丈夫です。」


「そ、そう?じゃあそろそろ精霊の街に行こうか。必要なことも話したと思うし。」


「そうですね。それとルナーエでは呼びにくいと思いますのでルーエとお呼びください。」


「ああ、わかったよ。ルーエ じゃあ行こうか。ここからが俺たちの物語の始まりだ。」


「はい‼ どこまでもお供させていただきます。ご主人様」


ルーエは嬉しいそうにそう言った。


そして俺らはまだ見ぬ世界へ向けて歩き出したのだった。

皆さん 第4話いかがだったでしょうか?

旅のメンバーも増えてだんだんと物語らしくなってきましたね。


ぜひ感想なんかを書いて貰えるととても嬉しいです


それでは長くなりましたがここ締めさせていただきます。


第5話もお楽しみにしててください。

ありがとうございました。


作者 水月鏡花

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