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中卒の俺がいつの間にか精霊に!?  作者: 水月 鏡花
二章 精霊の神玉
32/39

三十一話 海底探索にレッツゴ~ 前編

読者の皆様、更新が遅れてしまってすいません

スランプに陥ってしまったというか、文章の書き方に納得できませんでした。

ですがこれ以上伸ばしてしまうと更新が止まってしまう気がしたので

大急ぎで書き上げました。


文章が変かもしれませんがご了承ください

最近、文の練習を始めたのでまだまだですががんばっていきます


長文になりましたが作者からでした


水月 鏡花

「よし、だいたい話もまとまったね」


「そうですね、頑張っていろいろ見つけましょうね」


理恵はそう言うと私の体をそっと抱きしめてきて顔を私の肩にそっと置いた。


「どうしたの?」


「いえ、ただ海底探索は私も初めてで心配なんです…… この前みたいなことが起きてしまえば私は何もできない…… 気づいたらあなたを失っているなんて…… とても私には耐えられません……」


理恵は前みたいに襲われて自分がなにもできないのが怖いんだね。

でも私が理恵の立場ならきっと同じことを思うんだろうな。


私は理恵に何をしてあげたら安心させてあげられるかな?


私はいろいろと考えたけどいい案が浮かばなかった……

だから私は理恵を抱きしめ返すことにした。


「……こんなこと言ってもさ何の意味もないかもだけど大丈夫だよ。 私はあなたを置いていかないよ…… だって理恵は私の大切な人なんだから。 でも確かに前みたいなことがあったら私もどんなことが起こるのかわからない…… でも前もどうにかなったんだから大丈夫。 でも本当に危なくなったら理恵の名前を叫ぶからその時は私を助けてね」


「……わかりました。 私の命を持っても月、あなたを守らせていただきます」


「駄目だよ、理恵も私のもとに必ず帰ってくるの。 だから無理はしないって約束だよ」


私が理恵の顔をむにゅっとはさみながらそう言うと理恵は少し困った顔をして小さい声で「……はい」と答えてくれた。


「……お姉ちゃん終わった?」


私たちがしばらく抱き合っていると戻ってきた月奈と雪奈にジトッとした目で見られていた。


「ははは…… ごめんね」


「まあ途中から聞いてて理恵さんの思いもわかるからいいけどさ。 ……お姉ちゃんは私をもっと大切にするべきなんだよ。 私のお姉ちゃんなのに……」


月奈が小声で何かぶつぶつと言っていたけど小声すぎて聞き取れなかった。


「……お母さんはいつもこんなだよ。 だから私たちがしっかりするべき」


「そうだね、雪奈の言う通りだよ」


なんかすごい理不尽なことを言われてる…… 


「まあ、いいか、それじゃあ、話を戻すけどいつぐらいから行くの? それとお母さんたちには説明はちょっとしないほうがいいと思う」


本当なら私たちの親だから説明しないといけないと思うけど、ここから先は本当に何が起こるかわからない…… だから本音を言えばみんなも巻き込みたくないんだけど多分言っても聞かないからしょうがないよね……


「そうだね。 お姉ちゃんの言う通りかも、あんまり心配もかけたくないしね」


月奈も私の意見に賛成みたいだね。 みんなのほうにも視線を渡すけど、ほかの二人もうなづいていたから同意のうなづきだと思う。


「それじゃあ、お母さんたちには説明しない感じで行くね。 それで探索を開始するのはいつがいいかな?」


私がみんなを見ながらそう言うと少し考えていたのか理恵が顔をあげて喋り始めた。


「それなんですが、明日の夜はどうですか? こっちの世界で明日がちょうど満月らしいです。そしてなんで満月の日を狙うのかですけど、向こうの世界では満月とは聖なる夜とされていて世界中が聖なる魔力で包まれるんです。 そしてその日は邪悪なるものがもっとも嫌う日でもっとも活発的になるんです」


「もし先日のあれが向こうの世界のものならこっちでも同じだと思うんです」


「なるほどね。 でも逆に危ないところに行くのはどうかな?」


「お姉ちゃんの言うことも間違ってないけど、たぶん理恵さんは向こうの世界のものがどこから出現しているのかも調べようとしてるんじゃないかな」


あ、確かに。 活発になるんだったら確かに調べられるかもしれないね。 その考えは思いつかなかったかな。


「よし、それじゃあ、理恵の考えで行こうかな。 それと月奈と雪奈だけどできるだけ私か理恵のどちらかと行動してね?」


私が二人に頼むとわかったと言ってくれた。 こういう時にすんなりと聞いてくれるのは本当にありがたいな。 というか月奈と雪奈は私のことを姉や母と言ってくれるけど私で大丈夫なんだろうか。


時々本当に不安になるけどこれを聞くのは間違えだよね。 多分帰ってくる答えも考えている通りだろうし…… だから私も二人の思いにこたえられるように頑張らないとね。


それから私たちは夕飯を食べて、私は雪奈と一緒にお風呂に入って二人で一緒に寝た。

雪奈は体温が高いからとても気持ちよかった。


それと月奈と理恵は何か話すことがあったらしく二人で一緒に寝ている。

でもみんな仲良くなっているみたいで嬉しいな。


それじゃあ私も眠くなってきたから寝ようかな……

おやすみなさい……


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