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第24話 みんなでお出かけ‼ 前編

お母さんと月奈に巻き込まれないように、

私たちはリビングにいた。


「おはよう、二人とも。」


お父さんが、そう話しかけてきたから、

二人の事を話すとお父さんは、笑っていた。


「あの二人も相変わらずだな。

 でも、お前がいなくなってから暗くなっていたから元気になってうれしいわ。」


お父さんがそう言ったけど、たしかに迷惑かけちゃったもんね。

私もみんなに会えなくて寂しかったし同じ気持ちだったんだね。


私はそう考えると、なんだかうれしくなってお父さんに抱き着いた。


「おいおい、どうしたんだ?」


お父さんはそう言うと私の頭をなでてくれた。


「なんだかね、みんながいることがうれしくってさ」


私がお父さんにそういうと月奈も私に抱き着いてきた。


「…私もお母さんに抱き着く」


雪奈がそう言って抱き着いていると、

喧嘩が終わったのか二階から二人が降りてきた。


「雪奈ちゃんがお姉ちゃんに抱き着いてる~

 じゃあ私も~」


そう言って私たちに抱き着いてきた。


すると、理恵も上から抱き着いてきて。


最終的には、お母さんとお父さんも抱き着いてきて、

みんなで抱き合うことになっていた。


とてもぎゅうぎゅうできつかったけど、

私の心はなんだかポカポカしていた。


しばらくすると、私たちは朝ご飯の準備をし始めた。


私はなぜか、みんなに来なくていいといわれたので、

しぶしぶお父さんと雪奈の三人で仲良く待ってます。


「それにしてもみんなひどいよね。

 手伝うよって言ったのにあんなに断らなくても」


お父さんにそういうとお父さんは苦笑いしながらこう言った。


「月にやらすとお母さんたちがいる意味が無くなっちゃうしな。

 まあここはあの三人に任せてやれ」


お父さんは、そう言ったけど絶対みんな私が料理得意なこと知らずに

できないとか思ってて手伝わせてくれないんだろうな。ほんとにもう。


なんだかそう考えているとむかむかしてきたから、

雪奈を抱っこして落ち着いた。


「雪奈は肌がもちもちで気持ちいね~

 もうほんとに可愛いし完璧だよ。」


私がそう言って楽しんでいると、雪奈がこう言ってきた。


「…私もお姉ちゃんのこと好きだよ?」


この子は天使か何かかな?


顔も可愛くて、ちょっと間の空いた喋り方なんかも可愛いし。


私が心の中で暴走している間にご飯ができたみたいだった。


「今日は簡単にオムライスと作ってみたよ」


月奈がそう言いながら手にもっていたオムライスを

テーブルの上に置いた。


私たちはそれぞれ椅子についてみんなが揃うのを待った。

そして、みんなが揃っていただきますをして食べ始めた。


「それにしても、理恵ちゃんも月奈も料理がうまいから

 とても助かったわ~」


お母さんは手を頬に当てながらそう言った。


「ふーん? でも私が手伝うって言ったのに全く手伝わせてくれなかったじゃん」


私がお母さんに向かってそう言うと、お母さんはこう言った。


「だって、月に手伝わせると私たちがいる意味ないんだもの。」

 

お母さんはそう言ったけどあんまり意味は分からなかった。


「まあまあ、お姉ちゃんには今度手伝って貰うから、

 まずは今日の予定について話しようよ」


月奈がそう言うとお母さんが今日の予定について話してくれた。


「今日は、みんなで遠出でもして一日使って楽しむのが予定よ。」


お母さんは、そう言ったけど、私と月奈はちょっと微妙な顔をしてる。

多分月奈も考えていると思うけど、お母さんは何も決めてないだよねこういうときって。


私が考えていると月奈がお母さんにバッサリ言った。


「どうせお母さん、詳しいことは向こうに行ってから考えればいいや

 みたいなこと考えて本当は何も考えてないんでしょ?」


月奈がお母さんにそう言った。

お母さんの顔を見てみると、引きつっていた。


「そ、そうね、特に何も考えてないですけど?

 でも向こうで決めても問題ないでしょ?」


お母さんはおどおどしながら、そう言った。


私たちは、それぞれ話をしながらご飯を食べ終わると

出かける準備をした。


私は、どれを着て出かければいいかわからなかったから

月奈と一緒に準備をした。



24話いかがだったでしょうか?


今回も前半後半で分けましたが次回も楽しんでくださいね。


気に入ってくだされば本当にうれしいです。


これからも頑張るのでよろしくお願いします。

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