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第22話 父と母 後編

私たちが、準備をし終わって休んでいたら、

お父さんとお母さんの声が聞こえた。


そして、私がその声にぼ~っとしていると、

玄関から二人が現れた。


「ただいま、月奈も最後にあった日以来やな。大きくなって」


お父さんがそういうとお母さんも話し始めた。


「あら、あなたが理恵さんと雪奈ちゃんね、

翔がお世話になっています。」


お母さんが、理恵と雪奈にそういうと私の方を向いて、

私の体を抱きしめた。


「あなたが翔ね、こんなに可愛くなって。」


お母さんは私にそういって強く抱きしめた。

そして、お母さんは泣いていた。


私は、それを見てお父さんとお母さんに誤った。


「父さん、母さんごめんなさい。」


私がそういうとお父さんが話し始めた。


「本当にお前が刺されて死んだって聞いて、

俺たちは、本当に後悔したわ。」


お父さんはそういって一つ間をおいて、

でもと付け加えた。


「でも、俺はお前が月奈を守ったことを誇りに思う、

だからお前も気にしないでいい。」


「ただし、これからは一人で抱え込まずに、

俺らにも話してくれ、俺はあんなことはもう体験したくないからな。」


私がびっくりした。

以前はあんなに厳しかったお父さんがこんなに言っているところなんて見たことなかった。


だから、私はみんなに約束した。


「うん、これからはできるだけ相談するようにするね。」


ある程度、話し終えるとみんなで夕飯を食べ始めた。


「そういえば、理恵さんと雪奈ちゃんは翔、じゃなかった月とは、

どうやって知り合ったの?」


お母さんが二人に聞くと二人は私と出会ったころを話し始めた。


「ご主人様と出会ったのは、こことは違う世界でした。

最初のご主人様は男っぽいしゃべり方でしたけど」


「そして、いろいろあってご主人様を大切に思うようになりました。」


理恵がそういうと今度は雪奈がしゃべり始めた。


「…お姉ちゃんとあったのは、洞窟の中だった?

それでお姉ちゃんに初めて会った時に一目ぼれしてついてきたの。」


二人がそんなことを話していたけど、

恥ずかしくなったから話を切り替えた。


「そ、そういえば二人はいつまでここにいるの?」


私がそういうとお父さんが答えてくれた。


「うーん、そうだな~ 仕事も落ち着いてきたから、

当分こっちにいるかな。」


お父さんがそういうとお母さんも付け加えて答えてくれた。


「そうねぇ あなたたちもこっちの生活の準備があるみたいだし、

明日ぐらいにいろいろ準備しようね。」


私たちは明日の事を話していたら、

いい時間になったから、今日は寝ることにした。


なぜか、私は雪奈と月奈とで三人で寝ることになった。


理恵とお父さんとお母さんはまだ話すことがあるのか、

夜遅くまでしゃべっていたそうだ。

皆さま今回の話はいかがだったでしょうか。


この作品もptが皆様のおかげでだいぶのびてきました。

本当にありがとうございます。


これからも頑張っていくのでよろしくお願いします。

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