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第18話 家族

長く休んでしまいすいませんでした。


これからはしっかり再開させていくのでこれからもよろしくお願いします。


作者 水月 鏡花

朝、目が覚めると月奈に抱きつかれていた。


「月奈 起きて 朝だよ。」


まさか、また月奈を起こせる日が来るとは思わなかったな。


しばらく、月奈の顔をつんつんしながら眺めていると月奈が起きた。


「おはよう、お兄ちゃん」


月奈は目を擦りながら私にそう挨拶をしてきた。


「おはよう、もうすぐご飯だと思うよ」


月奈の頭を擦りながらそういうと月奈は嬉しそうにしていた。


そして、ある程度撫でていると月奈は立ち上がってこう言った。


「じゃあ、ルーエさんの手伝いをして来るね。」


「お兄ちゃんはしばらくしたら降りてきてね」


そう言って月奈は下のキッチンに降りていった。


もうそろそろご飯のはずだし私も降りようかな。


それにしても、以前は女の子になったことを心のどこかでは納得できてなくて突っかってたのが、月奈と話して取れていまでは当たり前のように考えれるようになったな。


まあ、ここで考えてもしょうがないから早く降りてご飯を食べようかな。


私がそう考えていると下からユキの声が聞こえてきた。


「…お母さん ご飯できたよ?」


ユキに今すぐ降りると言って私はみんながいるリビングに向かった。


リビングに着くとルーエが私におはようございます。ご主人様と言ってくれた。


私はそれにおはよう、ルーエ。朝ごはんありがとねとお礼を言って席についた。


そして、みんなが揃うといただきますと言ってご飯をたべはじめた。


「うん、美味しいよ。」

私がそう言うとルーエが嬉しそうにありがとうございますと言っていたのでなんだか可愛いかった。


ある程度、みんながご飯を食べたのを見て私は考えていた事をみんなに話した。


「ねぇ、みんな聞いてほしい事があるんだけど。」


私がみんなにそういうと私の話に集中して聞く体制を作ってくれた。


それを見て私は話し始めた。


「えっとね、聞いてほしい事は私たちの名前のことなんだけど。」


私がそう言うとみんなが不思議そうに名前?と聞き返してきた。


「うん、実際ここは日本でしょ? 」


「それなのに私たち見たいな格好して外に出たら変に思われるし名前についてもどうしようかなって」


私がそう言うとルーエが頷いて話し始めた。


「確かに、ご主人様の言う通りですね。」

ルーエは少し、考えていると月奈からこんな提案を出してきた。


「名前については、私はどうも出来ないけれど服については一応どうにかできるかもしれないよ。」


そう言って月奈は一つの鍵をテーブルの上に出した。


「これは、クローゼットの鍵なんだけどその中に集めた服が入ってるからそこから選べばいいよ。」


月奈はそう言ってただと付け加えた。


「ただ、ユキちゃんに関してはその服が入らないから、私のお下がりになるけど大丈夫かな?」


月奈はユキにそう言ったけれどユキは大丈夫と言って頷けた。


「じゃあ、服はそれで大丈夫だとして、名前はどうする?」


私が、そう言うとルーエが話し始めた。


「名前については、私にお任せ下さい。色々させてもらいますけど改善させていただきますので。」


ルーエは、笑みをこぼしながらそう話していたけれど私には魔女の笑みにしか見えなかった。


月奈も冷や汗を流していたしユキもルーエから離れてこっちに近づいてきた。


「じゃ、じゃあ これで問題は解決だね。ご飯の続きを食べよう。」


そう言って私は話を打ち切った。


そして、個々に食べ終わると片付けをして月奈とユキ私は服を選びに、ルーエはメイド服のままそれでは、行ってまいりますと言って出っていってしまった。


「じゃあ、私たちは服を選んじゃおっか。」

月奈がそう言っていたので私たちは月奈についていきクローゼットに向かった。


そして、月奈のクローゼットは一言でいえば凄まじかった。


ありとあらゆる服がズラリと並びここの一帯が服売り場だと言ってもおかしくないくらいだった。


「じゃあ、ユキちゃんは好きな服を選んできていいよ。 お兄ちゃん、いやお姉ちゃんは私が選んであげるよ。」


月奈がそう言うとユキはいそいそと服を選びに行って私は、月奈の着せ替え人形になるのであった。


そして、しばらくすると、月奈が私の顔を覗き込んで右手を頬に添えて話しかけてきた。


「お姉ちゃん? なんで泣いてるの?」


月奈にそう言われ急いで目を擦ると手が少し濡れた。


「多分、月奈とこういうことをすることがもう一度来るとは思ってなくて嬉しくなったのかな?」


私がそう言うと、月奈は私を抱きしめて話し始めた。


「私もお兄ちゃんともう一度、こんなことができるなんて思ってなかったから楽しいよ。 あの時は、私を守ってくれてありがとう。」


私と月奈はしばらく抱き合っていると服を選んでいた事に気がついて服選びを再開した。


そして、1時間ぐらいして私たちの服が決まった。


私の服はオシャレなパーカーで少し、ボーイッシュな感じなコーディネートになった。


ユキの方はとてもオシャレな可愛い感じの服だった。


私たちは服を選び終わるとルーエが帰ってくるまで3人並んでソファーに座ってテレビを見始めた。


そして、それはルーエが帰って来るまで仲良く見るのであった。



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