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第15話 ギルドの手伝いと看板娘!? 後編

Yuki Side

ナツさんから詳しく仕事内容を聞いたのでメモを見てしっかりと覚えて片付けます。


「…もう大丈夫です」

そう言うとナツさんがびっくりした顔で


「もう覚えたの?」

と言ってきたので頷けきます。


「…私は覚えるのが得意ですから」


「へぇ〜じゃあもう大丈夫ね。期待してるわ」

とナツさんが言ってくれた。


「うへぇ〜私は覚えるのに時間かかったのにな〜」

アキさんはすごいと言ってくれました。

そしてある程度お二人と確認をとるとアキさんが手をパシン‼とたたきました。


「よし、じゃあ時間になったからしっかりとやるのよ二人とも。」

ナツさんがそう言うとアキさんが手をグッと握って言いました。

「はーい、じゃあ頑張るぞ〜 ユキちゃんも頑張ろうね〜」


「…がんばります」

そして時間になり、私たちは仕事を始めた。

私は覚えた通りにやります。


「…いらっしゃいませ ご注文は何にしますか?」


「うーんとね、エールが二つと林檎と苺の真紅焼きを一つと鳥達の歌声を一つ貰えるかな?」


「…確認を取らせていただきますね。エールが二つと林檎と苺の真紅焼きが一つと鳥達の歌声を一つ。ご注文は以上ですか?」


「うん それでお願いね。」


「…それでは少々お待ちください」

私は注文をとるとキッチンさんに伝えます。


「…キッチンさん注文がエール二つと林檎と苺の真紅焼きが一つと鳥達の歌声が一つです」

注文をキッチンさんに伝えるとキッチンの人の一人がりょうかーいと返事をしてくれました。


注文を伝えた私は次の注文を取りに行きます。

そして気が付くともう夕方になり仕事も終わりの時間になりました。


「いや〜お疲れ様〜 ユキちゃんも良く出来てたよ〜」


「本当に良く出来てたわ。今日はありがとうね」

お二人と今日の反省をしているとお二人はそう褒めてくれました。


そしてウルクさんも私の頭を撫でながら褒めてくれました。


「おう、嬢ちゃん今日はありがとな。おかげで助かったわ」

そう言ってウルクさんは袋を一つ渡してくれました。


「それは今日お前さんが働いてくれた分のお金だ。」


「…ありがとうございました。私もいい経験が出来て良かったです。」

私はそう言うと袋を受け取ってお礼を言いました。


「おう、また時間があれば手伝ってくれ。そしたらあいつらも喜ぶから」


「…はい、その時はまたよろしくお願いします。」


私はウルクさん達に今日のお礼を言って家に向かいました。そして家に帰ると既にお母さんは帰ってきていたので今日の出来事を教えてあげると


「良く頑張ったね。ユキ」

とそう言って私を抱きしめて頭を撫でてくれました。

あ〜私はこれが欲しかった。頑張ってよかったです。


私は堪能しているとお母さんが話があると言ってきましたなので私はお母さんから離れて聞く体制を作ります。


Yuki Side Out


Luna Side


ユキが家に帰ってきていて今日の出来事を教えてくれたので私はユキを抱きしめて頭を撫でていた。

その時、私も今日あった事で話があることを思い出して二人を呼んだ。


「今日の事で私も話があるんだけど、今日依頼で以前ヨルノベアーが居た所に行ったんだけどそこでユキがいた穴を気になって調べたら綺麗な玉の乗った台座が出来てたんだよ、そこで今から見に行かないかなって、どうかな?」


「台座ですか?それはちょっと気になりますね。私は大丈夫ですよ」

ルーエは付いてきてくれるそうだね。良かった


「ユキは? 行く?」


「…うん 行く」

ユキも行くと言ってくれた。


「よし、じゃあ今から探検だ〜」

私達は準備をして地獄の門(ヘルゲート)に向かった。そして中に入り例の台座があった場所に向かった。


「あれがそうだよ。」

私は場所につくと台座に指をさした。

私達は台座に近づき調べ始めた。


「これがご主人様の行っていた台座と玉ですか…いったいなんなんでしょうか? 特に何も感じたりもしませんが」



「ルーエも? そうなんだよね。私も色々触って見たけどなんにもなかったからトラップでもないしメモにも何も書いてないんだよね」

私達はそう話をしながらかれこれ10分をぐらい色々探してみたけど結局何も起こらなかった。


「それにしても綺麗な玉だよね〜」


「ホントですね。こんなに綺麗な玉はそうないでしょう。」

私とルーエは台座に置いてある玉を見てそう話していた。するとユキが玉に手を置いた。


すると玉が虹色に光り始めた。


「えっ 玉が光り始めたよ‼」

私が触っても何も起こらなかったのに。


「これはユキに反応してる感じではないでしょうか。」

ルーエはそう言うと玉に触った。


「ルーエ、触っても大丈夫なの?」


「今のところ触っても問題無さそうですよ。」

ルーエがそう教えてくれたので私も触ってみた。


すると、台座にあった玉が更に光りだした。

私の意識はそこで途絶えて気を失ってしまった。

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