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第10話 犬と猫の受付嬢!?

さて今回でようやく10話です。

皆様に楽しんでもらえたらと思います。


それでは第10話のはじまりはじまり〜

私たちは、ギルドへと向かっていた。


「ルーナ達は今日はいったいどうするにゃ?」


「今日は、クエストに挑戦して見ようかなと思ってさ。」

まあこのままずっとリシアの家に泊まるわけにもいかないしお金を貯めないと生活もままならないからね。


「ルーナ達は始めたにゃんだから無理はしないように気をつけるんだにゃ?」


リシアは私たちの事を心配してくれてるんだね。

まあ私もまだ地獄の門(ヘルゲート)の魔物がどれほど強いかわかって無いから無理するつもりは無いけど。


「ルーエは今日、どうする?一緒に行ってみる?」


「そうですね、私は今日は武器としてご主人様と一緒に行きたいです。」

ルーエはそう言ってくれた。

確かにまだ敵の強さもわかって無いのに武器が無いのは確かに危ないね。


「そっか、じゃあルーエは私と一緒に潜ろうね。ちなみにリシアはどうするの?」


「今日はもうひとりの受付の奴と交代しながら仕事だにゃ〜 めんどくさいにゃ〜」


「ま、まあそっちも頑張ってね。」

そんなこんなで話をしているとギルドについた。

私たちはギルドに入り、私たちはクエストボードに向かって行き、リシアは受付の仕事に入っていった。


「ルーエ、どんな依頼がいいと思う?」


「そうですね、見た感じだと依頼には期限があるらしいので今回は採取系の依頼でいいんじゃないでしょうか。」


「確かに採取系だと簡単そうだね。じゃあそうしようか。」


「はい‼ ご主人様。」


私たちはそう言って簡単そうな採取系の依頼を探した。


「ルーエこれなんてどう?」

それは夜明け草の採取というものだった。

「この夜明け草は2階層で取れるらしいよ。2階層なら腕試しにもいいんじゃあないかな。」


「いいですね。それにしましょう。」とルーエはすぎに賛成してくれた。


よかったよ、すぐに決まって。


「じゃあこれをリシアのところに持っていこうか。」


「そうですね。それを持っていくついでにリシアに図鑑が無いか聞いてみましょう。」


「図鑑?なんで?」


「ご主人様… 私たちはまだここに来てすぐですよ?なのでここにどんな植物や魔物が存在するのかもわかっていません。それに、知識がないと今回の依頼もクリア出来ませんよ?」


確かにルーエの言う通りだな〜

というか私は知識も無いのにどうやって見つけようとしたんだろ?

そう考えると私は恥ずかしくなった。


「た、確かにルーエの言う通りだね。でも私覚えるの苦手だからルーエにお願いしてもいいかな?」

そう‼何を隠そう私は男だった時から暗記するものは大の苦手だった。


「大丈夫ですよ、ご主人様。私は本なんかは、1回読めば大体は覚えられますから心配ないですよ。」

ルーエは天才肌なんだね。

メイドに負けるご主人様っていったい…

まあこれ以上考えると私の心が折れるから考える事をやめた。


「じゃ、じゃあルーエにお願いするね…」

そう言いながら私は考えた。

私がルーエに勝てるところなんてあるのあろうかと。


「では、そろそろこれをリシアに持って行きますか?」


「そうだね、持っていこうか。」

私たちは受付のところにいるリシアのところに持っていった。


するとそこには、リシアと一人の犬みたいな少女?がいた。


「お、ルーナ達だにゃ 依頼は決まったかにゃ?」


「うん決まったよ‼ 今回はこれにするよ。」


「夜明け草の採取かにゃ? これなら簡単に達成できるにゃ。でもこの夜明け草が生えてる場所にゃんだけどヨルノベアーがいるから気をつけて採取するにゃよ?」


なんか聞いたことのない名前が出たな〜

ベアーってことは熊なのかな?


「ヨルノベアーって?」


「名前の通り、熊だにゃ。でも、普段はおとなしいから問題にゃいんだけど怒らせた時が怖いから気をつけるにゃ。」


怒らせなかったら良いってわけだね。採取する時は気をつけて行こうかな。


「それで、ずっと気になってたんだけどリシアの隣にいる方は誰?」

そう言ってリシアの隣にいる受付嬢さんに目を向けた。


「ああ、こいつかにゃ?こいつはどこにでもいるような犬みたいなやつでどうも気にいらにゃい奴にゃ。」


私はそれを聞いてリシアも猫っぽよな〜と考えたけど突っ込んだら負けな気がして受け流した。


「ちょっと、僕をそんな風に紹介しないでよ。それに僕が犬だったら君は猫じゃないか。と、話がそれたね。僕の名前はフィオラだよ。よろしくね。」


「フィオラさん、私はルーナって言います。よろしくお願いします。で、こっちが…」


「ルーエです。よろしくお願いします。フィオラ様」

そう言って私たちはフィオラさんに挨拶した。


それにしてもここの受付嬢って特殊な人が多いんだな〜

リシアは猫っぽいし、フィオラさんはボクっ娘だし髪が犬耳みたいになってるし。どうやってセットしてるんだろ?


「そういえばご主人様? リシアさんにもらうのでは?」

ルーエに言われて気がついた。


「あ、そうだったね。リシア、ちょっと聞きたい事があるだけどいいかな?」


「なにかにゃ?」


「私たちまだここに来たばっかりだから魔物の情報とかを全く知らないんです。なので、図鑑か何かを貰えないかなって」

そう言うとフィオラさんがリシアが答える前に言ってきた。


「あ、それなら僕のを持っていくといいよ‼ 僕も受付嬢になるまでは潜ってたりしたから情報をまとめてたりしてたから役に立つと思うよ。」

と言ってフィオラさんは少し古いメモ帳みたいなのを渡してくれた。


「何を勝手に進めてるにゃ?ルーナ達はは私に聞いたにゃ。お前が出る幕じゃあないにゃ。」


「君のメモより僕の方が役に立つから渡したまでだよ?この幼稚な絵しか書けない画伯猫さん?」

フィオラさんがそう言うとリシアの方からブチッ‼と聞こえた気がした。


「言ってくれるにゃね そっちだって運動が動きがノロマじゃにゃいかこの、銅像犬が。」


「その名前で呼ぶなっていつも言ってるだろ‼ 君はチームを組んでた時から変わってないね‼ それに君だって戦闘馬鹿だったじゃないかこの、狂戦士(バーサーカー)が。」


二人はそう言いながら、わあわあ、ぎゃあぎゃあ喧嘩するのであった。

私たちは幸い依頼書にハンコが押してあったのでメモと依頼書を持ってい地獄の門(ヘルゲート)に向かうのであった

さて皆様いかがだったでしょうか。

今回はクエストに挑戦する前の準備段階でした。

次回はちゃんと塔に登るのでお楽しみに。


ご時間あればあれば感想なんかもよろしくお願いします。


それではここらで締めさせていただきます。

ありがとうございました。


作者 水月@鏡花

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