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第7話 王都の最終防衛線


王都の空が赤く染まる。

朝日の光をも遮るかのように、

厚い霧が城を覆う。


バルトとミレーヌ、

ランド、アラン、マーク、ギレン。


全員が剣や魔法を構え、

緊張が張りつめる。


「これが最後の戦いだ」

バルトの声は冷静だが、

内に熱い決意がある。


ミレーヌは盾を掲げ、

光を強く発する。


「団長、負けないわ…!」

握りしめた手に、

希望と覚悟が宿る。


霧の中、黒い影が蠢く。

先ほどより巨大で、

数も増している。


ランドが剣を肩にかけ、

仲間に目を向ける。


「全員、連携を崩すな!」

バルトの声に、全員が応える。


霧の群れが一斉に突進。

衝撃波で地面を裂く。


ミレーヌが盾を展開、

仲間を守りながら前線を維持。


バルトは剣に光を纏わせ、

光の刃で霧を斬り裂く。


ランドとアランも左右から攻撃。

マークは魔法で援護し、

ギレンは戦況を解析する。


霧は再生能力を持ち、

攻撃を吸収して形を戻す。


「力だけじゃ駄目だ…

意思で押すしかない」

ギレンが冷静に指示。


バルトは剣を天に掲げ、

因果遮断の光を全力で放つ。


霧の動きが鈍り、

時間の流れが一瞬遅くなる。


ミレーヌが光を集中、

盾で包み込み、敵の隙を作る。


「今だ!」

全員が突進、光と魔法と剣が一体となる。


霧の群れは形を崩し、

赤い光が弱まり、

押し返されていく。


戦いの後、城門前に

短い静寂が訪れる。


バルトは剣を天に掲げ、

仲間たちを見渡す。


「王都は守った…

だが、まだ終わりではない」


ギレンが書物を抱え、

次の脅威を解析する。


マークは空を見上げ、

微かに笑みを浮かべる。


「次が本番だ…

でも、俺たちは負けない」


バルトは剣を握り直し、

全員を見渡す。


「王都を、俺たちの意思で守り抜く!」


空には、次なる戦いの影が

静かに忍び寄っていた。



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