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第5話 本城決戦


王都の中心。

城壁の内側に立つ騎士団。

戦いの空気が張りつめている。


バルトとミレーヌ、

ランド、アラン、マーク、ギレン。


全員が剣や魔法を構え、

緊張の面持ちだ。


「ここが最後の防衛線だ」

バルトが低くつぶやく。


ミレーヌは盾を高く掲げ、

光を放つ。


「団長…私も全力で守るわ」


ランドとアランも剣を構え、

マークは魔法陣を描く。


「全員準備はいいか!」

バルトの声が響く。


城門の向こうから、

黒い霧が立ち上がる。

群れが次第に形を取り、

巨大な魔物の群れに変化する。


「数が多すぎる…

これじゃ押し切られる」

ランドが息を呑む。


ギレンが冷静に解析する。


「油断するな。

一撃一撃を無駄にするな」


バルトは剣を握り直し、

光を纏わせる。


「全員、俺に続け!」


霧の群れが一斉に突進する。

衝撃波が城壁を揺らす。


ミレーヌが盾で受け止め、

仲間を守る。


バルトは剣を振るい、

光の刃で霧を斬り裂く。


ランドとアランが左右から攻撃。

マークは魔法で支援。

ギレンは情報解析で指示を出す。


しかし霧は柔軟で、再生能力を持つ。

攻撃はすぐに吸収され、

形を戻す。


「力だけじゃ駄目だ…」

アランが息を吐く。


ギレンが分析する。


「狙うは意思だ。

仲間との連携で

隙を作れ」


バルトは剣を天に掲げ、

因果遮断の力を発動する。


霧の群れの動きが一瞬、鈍る。

時間が遅くなる感覚。


ミレーヌが光を集中させ、

盾で霧を包み込み、

敵の隙を作る。


「今だ!」

バルトが突進する。


剣が霧に深く刺さり、

光の衝撃波が広がる。

霧は振動し、形を崩す。


「これが俺たちの意思だ!」

全員が攻撃に参加。

光と魔法、剣が一体となり、

霧の群れを押し返す。


だが、霧は再び集まり、

赤い光が点滅する。

魔物たちは王都の城内へ

押し込もうとする。


「次が本番だ」

ギレンが冷静に警告する。


バルトは剣を握り直し、

仲間たちに目を向ける。


「誰が来ても、

俺たちは王都を守る」


ミレーヌは光の盾を強化し、

バルトの背を守る。


ランドとアランも剣を構え、

城内に迫る敵に立ち向かう。


マークが魔法で防壁を形成し、

空からの攻撃にも対応する。


戦いは激化し、

王都の中心部で、

光と闇の衝突が轟音となる。


全員の意思が一つになり、

霧の群れを押し返す。


そして、城門前に静寂が戻る。


バルトは剣を天に掲げ、

仲間たちを見渡す。


「王都は守った。

だが、油断はできない」


ギレンが書物を抱え、

分析を続ける。


「次の波はさらに強力だ」


ランドとアランも剣を収め、

深く息を吐く。


マークは空を見上げ、

微かに笑う。


「でも、俺たちは負けない」


バルトは剣を握り直し、

全員を見渡す。


「次の戦いも、

俺たちの意思で乗り越える!」


空には新たな脅威の影が

静かに忍び寄っていた。



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