この坂道は狂ってるらしい。ンアー!!!
「ユウ アム トゥデ~イ?……もしかして、英語検定準8級!!!」
「そうそう。意味はあなたは東大生のように頭が良さそうってこと。」
「つまり、明日からはピーナッツを食べろと。」
「そーゆーことになるかもね。あなた、なかなかやるじゃない。」
「でしょ?」
「うん。」
「お主、名前はなんつーんだ?」
「私は、暇野 姫代だわ。」
キーンコーンカーンコーン。2キロ先からチャイムの音がした。あー間に合わなかったー。
「遅刻だね~~。」
「これは神社の鐘の音よ。2か月に一回そこにある神社からチャイムの音がするのよ。」
「ふ~ん。」
意味が分かんないぜ☆
「ちなみに、あと五分で学校に着くわ。門が閉まるまであと35分ある。」
三十五分だから、三十分と五分くらい。さくらんぼ計算マスターの僕には簡単な問いだな。まあ、応用の時間を使ったさくらんぼ計算はかなり難易度が高いらしい。僕はそんなことないと思うが。
「お二人は占いとか信じるかね?」
なんか来た。占い師が着ているような服。怪しい。なんだこいつ。知らないと思うが、暇野さんは誰だか知っているのだろうか?
「校長先生!一年前の学校探検の時にお世話になりました。」
校長先生だったんだこのジジイ。怪しすぎるので念のため、防犯ブザーを鳴らした。
「ジリリリリリリッリイリッリッリリリ。」
防犯ブザーの音が町を包み込む。暇野さんは動揺してダンスを踊っている。ブレイクダンスだ。キレが良い。100点。
校長先生は何かを察したのか、電柱に隠れてしまった。勿論、バレバレ。たとえ目が節穴でも気づくだろ、と思ってしまう。
「ウゥゥゥゥゥー」
パトカーが来た。ナイス。