【1人目③】
なかなか投稿できてない...
「隊長おおおお!!生きてますかぁぁぁ!!!」
「もし生きてたら、あたしが殺すー!」
「ちょっとやめろって…お前らは隊長にもっと敬意をだなぁ…。」
「そうよぉ。私達の隊長優しいほうなんだから殺しちゃダメよ?そんなことしたら、ハーゲンダ〇ツ買ってくれないと許さないからねぇ?」
「…………俺の命はお前の中でハーゲ〇ダッツ位の価値なんだな…。」
突然医務室に入ってきた女3人男1人の4人組。愛するべき俺の隊員達である。黒髪美人のアイリ、見た目小学生のココ、無駄に身体のでかいロルフ、おっぱいのクリミナ。
「なぁんだ生きてる。」
「だからお前はっ……」
「残念ながら生きてるぞ。にしても珍しいな?わざわざ見舞いにくるなんて。」
「いやぁそれはたまたま通りかかったからですよ。」
「アイリちゃぁーん?」
クリミナの視線にアイリが渋々答えた。
「うっ…。…わかりましたよう。実は…今回は私のせいで隊長倒れちゃったので流石に悪いな、と思いまして…。それでお見舞いに。」
そうか…。と納得しかけて気づいた。
ちょっとまて。
「俺、アイリのせいで倒れたのか???」
「そうだよ!アイリがね、あのクソ雑魚の死体切り刻んで遊んでたらね、制服のワッペンに剣が引っかかってね、ぽーーんって飛んで隊長の頭に直撃!!!!すごいでしょっ?」
「…確かにすごいな……。」
ってゆうかその程度も避けれなかった自分の感覚に落ち込む。
「隊長も任務終了して気を抜かれてたので、気づかなかったのでしょう。クリミナの悲鳴聞いた時は俺もびっくりしました。」
倒れた理由についてまだ考えて無かったがまさかそんな理由とは…。それにしてもクリミナの悲鳴、ちょっと聞いてみたかった。
「まぁちょーっとあたりどころが悪くて気絶しちゃっただけで問題はなさそうよ。ちょっとアホにはなってるかもしれないけど、元々アホだからそんなに変わらないでしょう?」
「ライさん。逆ですよ。ただでさえアホなのにもっとアホになられたらとっても困ります。私はなんてことをしてしまったのか…。」
「いやお前反省してないだろ!?」
「してますよ!!隊長がこれ以上アホになったらうちの隊はもう終わりです…。私のせいでそんなことになったらもうどう償えばよいのか…。」
……俺ってそんなにアホだったの?ねぇ、隊の存続が危ういほどアホって思われてるの?俺泣きそう。悲ちい。
「はーいはい。隊長が死ぬほどアホな話はそこまで〜。ここに来たのはお見舞いのためだけじゃないでしょう?もっと大切な話を忘れないで。」
え?俺のお見舞いってついでだったの???
俺悲しいよもう…。
「あのね、あのね、ほんっとにビックニュースなんだよ!あのね、今回捕まえた狼少女ヤバイよ!今までの個体よりちょーヤバい!」
「…本当か?具体的には?めちゃくちゃカワイイだけとかいうオチじゃないよな?俺のお見舞いがついでになるくらいすごいんだろうな!?」
「いや、本当ですよ。容姿もですがそれ以外もです。大きな変化が見られます。今俺達が説明してもいいのですが、もし隊長が動けるのなら研究室でミラさんに直接聞いた方がいいかと。」
ロルフは言いながらライさんをチラリとみた。
「いいわよ。今から行って。本人も大丈夫そうだし。それに何かあってもうちの妹のところなら大丈夫。すぐ対処してくれるわ。」
「ミラちゃんのほうが妹だっけ?」
「そうよ。まぁ双子だしあんまり関係ないんだけどね。一応私がお姉ちゃん。」
「2人とも頭良くてすごいっすよね。俺には無理。」
「ふふふっ、隊長はアホなんで無理ですよぉ。なに当たり前のこと言ってるんでしょうねぇ。」
「おーしクリミナ表出ろ。」
「はいはいはい。2人とも落ち着いてください。そうと決まれば行きましょう。…クリミナは隊長に敬意を払え!」
「うるさいわねぇ。図体でかいだけのくせに。」
「言っとけ。では、失礼します。」
少しムスッとしたロルフが部屋を出て女子3人もそれに続く。
「ライさんありがとうございました。」
「私は患者を観ることが仕事なのよ。お礼言われることなんてしてないわ。じゃあお大事にね。妹によろしく。」
「はーい。じゃあまったきまーす。」
「ここは進んでくる場所じゃないわよ〜〜。」
「ほいほーい。」
適当に返事をしながらドアを閉める。
あぁは言われたけどまた来よう。
あのおっぱいをまた拝みたい。
読んでくれてありがとう!