研究者たちの喜劇part1
この章は一部、不適切な内容が含まれます。
最後の一部なのです、十五歳以下の方はその部分を読むことはお控えください。
研究者たちの喜劇part1
マルサスの研究室にて
「(英語で)ヘンリー君、この資料をちょっと見せてくれる?」神女は言った。
「(英語で)はい、どうぞ。で何か気になる事でもありましたか?」ヘンリーは尋ねた。
「やっぱりこの、パンドラの書っていうのが怪しいと思う。貴方達が行った発掘現場から出土したものの全てにこの書の存在が記されたいるのにその書は見つかっていない。この書も貴方達が見つけた裏死海文書と並んで古代グノーシス系教団の元、根幹とも言うべき書だと思う。」神女は言った。
「(英語で)へえ、そうなんですか。覚えておきます。」ヘンリーは言った。
「(英語で)で、あなたにどこら辺を調べれべばいいのか、助言してほしいの。」
この男はこの研究室の主任研究員の一人であるヘンリー コトストフィ。彼は主任研究員の中でも地勢分析を得意とする人物である。
彼はグノーシス教団の中でのキリスト教グノーシス主義を研究しているのである。だから、非キリスト系のグノーシス文書を研究している神女とはよく対立をするのである。いや、対立はいない。非協力的なのである。
「(英語で)ヘンリー、協力してあげなさい。そうしないとあなたとの今日のデート、断るわよ。」メアリーが言った。
「(英語で)メアリー、それはないよ。すごい前からセッティングしていたのに。」ヘンリーが言った。
「(英語で)じゃあ、リョウコに協力してちょうだい。」メアリーは言った。
「(英語で)はいはい、わかったよメアリー。でリョウコ先生、やりますよ。それ。」ヘンリーは言った。
彼女はメアリー キャベラ、主任研究員である。彼女は年代分析を専門としていて同時にこの研究室のマスコット的キャラクターでもある。
神女とは仲がよく、ランチを一緒にとる。
かなり多くの研究室の同僚と交際をしており、今はヘンリーと付き合っている。
「(英語で)リョウコ先生、それよりこの文書の分析を手伝ってくださいよ。」カールが言った。
「(英語で)またー。少しは自分でやりなさいよ、カール。ほんと、サボリ魔なんだからもう・・・。」神女が言った。
「(英語で)はい、はい。三十年後までにはやりますー。」カールが言った。
この男、カールは主任研究員の中でも最も優秀な研究員でおもに、発掘調査を専門としている。
しかし、彼は普段、サボってばかりで何も自分でやろうとしないのである。
「(英語で)カール、終わったかね。あの書類の分析。」
「(英語で)いえ、もうすぐ終わります。」そう言い終わるとものすごい速度でキーボードを打ち始めて、十分で書類を完成させてしまった。
そしてこの人、マルサス教授は発掘のプロフェッショナルでその発掘出張での発掘もさることながら、人身掌握の腕も相当ある。
性格は禁欲的で頭も冴え渡っている。
神女はこの人物を見るといかに自分がちっぽけな存在か実感するのであった。
「(英語で)じゃあ、そろそろ終わりでいいよ。また明日。」マルサスはそういうと出て行った。
脳記憶工学センターにて
「おい、横道。ちゃんとやっているか。ここまでつれてきてやったんだからちゃんと働いてもらうぞ。」豊山は言った。
「へいへい、豊山教授。ちゃんとやっていますよ。ただ、なんだかプログラム化するのに百年かかるんじゃないんですか。」横道は言った。
この男、横道矢理斗はプログラマーである。
元ハッカーでプログラムに詳しいこの男に豊山が出会ったのは一年ぐらい前のことだった。
当時から、彼は洗脳防止装置の開発中だったのだがプログラマーやデザイナーがいなかった。
特にプログラマーがいなかったのである。
そんなときに霧島から電話が来た。
甥っ子の身元引受人になってほしいと言われたのである。
次の日、彼は元罪人から、東都大の主任研究員になった。
そして今はセンター職員である。
「君は相変わらず、ボディ設計中か。津田沼君。」
「ええ、基礎パーツの設計だけで一年はかかりますよ。相変わらず無理難題を押し付けますね。豊山教授。本当にひどい方なんですから。」津田沼は言った。
この男、津田沼はある工科大を出た後、就職が中々決まらずに流れ流れ手ここに来たみたいな感じの人である。
彼も今、センター職員である。
「(英語で)いい加減にしてください、豊山先生。ほかの研究員の指導もちゃんとやって頂かないと困るんですよ、少しは論文を見てあげたりすべきじゃないですか。」リーナ助教は言った。
「(英語で)わかったよ、すぐ行く。」豊山は言った。
彼女はこの研究室の助教、リーナ ヨハネスである。専門は記憶についてでもともと、ローマ大で教授をやっていたのだが豊山の研究に惹かれてこの研究室に来たのである。
頭脳明快でとても優秀で豊山が最も信頼の置いている人物である。
そして豊山はほかの研究員の部屋へ行った。
このセンターは豊山の他にも十個もの研究室があり、それら連携して取り組んでいるのである。
しかし、ライバルが恩師の西岡率いる日本脳科学研究所なためにあまり他のプロジェクトに積極的ではない。
「(英語で)おい、君たちなら論文などお茶の子さいさいだろ。私に頼ることなど全くないだろう。全く私はいろいろ忙しいのに世話をかけるねえ。」豊山は言った。
「(英語で)アーベルト賞受賞した先生のアドバイスほど素晴らしいものはないでしょ。ねえ、豊山教授。」ケンティックは言った。
「(英語で)何を言うんだ。君の優秀なことはどの大学で教鞭を取る者ならば誰でも知っている。少しは自分を信じて論文を出してみたらどうかな。こんな大学院卒業から四年しかたっていないような若造を頼らなくてもいいだろ。」豊山は言った。
「(英語で)いえいえ、先生こそご謙遜をされなくてもよろしいじゃないんですか。私などは到底及びません。何を言われましても「極東の天才」ですものね。先生。」ケンティックは言った。
「(英語で)相変わらず無礼な奴め。いい加減にしろ。いくら優秀なやつだろうと左遷されるぞ。」リーナ助教は言った。
「(英語で)まあ、その時は僕は実家のサウスブルクに帰って羊飼いの実家をつぎますよ、元々その方が性に合うんですよ。ね、だからいつ左遷されても大丈夫ですよ。心配をおかけしたのなら謝りますが。」ケンティックは言った。
この人物はケンティック ロイヤルスコットマン、アメリア軍の研究所で脳について研究(即ち洗脳の研究)を行っていた人物である。
中々の能力の持ち主だったのだが、時たまに言う寸分を刺す皮肉が彼の出世を邪魔をしていた。
しかし、彼はいつもある人物を照らし合わせて、思い出に浸るのであった。
「(英語で)いやあ、感心したよ。私は前に君のような優秀で、同時に皮肉をよく言う人がいたよ。その人、いや実名を出そう。東都大学教授、高橋先生だよ。君たちや一般国民には知られてないけど、彼は第五の開発者なんだよ。君はその人のように立派になるといな。」豊山は言った。
「(英語で)え、開発者は確か三人だったはずじゃ・・・。」ケンティックは言った。
「(英語で)ああ、確かにそうだよ。でも実はあの機械、ソウル・メイカーの基本プログラムを組んだ人がいたんだ。もう1人いたんだ。その人の名は河元敦、きみも知っているだったはずだ。分かるだろ。」豊山は言った。
「(英語で)まさか、あのシリコンバレー事件の犯人が絡んでいたなんて、どういう事ですか。教えてください。」ケンティックは言った。
「(英語で)実は高橋教授はあのシリコンバレー事件の首謀者で当時のハッカーランキング一位だったんだ。そして、彼ら2人とは会う事がないだろう。」豊山は言った。
「(英語で)どういう事ですか?」リーナ助教は言った。
「(英語で)2人は死んでしまったからだよ、高橋を河元が殺してしまったんだ。そして、河元は捕まってしまった。だから、もう会う事はできない。高橋先生は僕に遺産を残してくれた。全ての特許権を残してくださったんだよ。たぶん、私の事を哀れんでやってくれたんだろうけどね。更に私は彼がソウル•メイカーの基本プログラムの特許申請書を残してくれた。さらに私の発見した電気信号語などで私は大金持ちにはなった。でも、私の憂いた気持ちは消えなかった。君たちには事の四分の一程度しか教えない、いや教えない方がいいんだ。君たちがこれ以上知ろうとすれば必ずや死が待っているだろう。だから、これ以上は聞かないでくれ。で、私が言いたかったのは皮肉ばっかり言っているとろくな人間にはならないという事だよ。分かったか?」豊山は言った。
「(英語で) はい、はい。これからはお金を稼げるように皮肉を言います。」ケンティックは言った。
「(英語で)ばか、そんなことを言いたかったんじゃない。皮肉を言うのをやめろというんだ。本当にお前って奴は•••。」豊山は言った。
「(英語で)はい、はい。そう言っておきながら寝てるあいつは何なんですか?」ケンティックは言った。
「(英語で)おい起きろ、お前なあ。まだ、勤務時間が終わってないのに寝る奴がいるか!いい加減起きろ!本当に首にするぞ。」豊山は言った。
「(英語で)ふあああ•••、よく寝た。豊山先生、何か言いましたか。まだ寝たりないのでもう一度寝ますわ。」コールは言った。
「(英語で)主任研究員の君たちがそんなだったら、私はどういえばいいんだ、ポスドクのみんなに。」豊山は尋ねた。
「(英語で)こんな研究室だけど世界二の逸材がそろっているから我慢してとお伝えください。しょうがないでしょ、教授がこんな人じゃあね」コールは言った。
「(英語で)いい加減にしろ、豊山教授に失礼ですよ。本当にお前達ときたら、真面目の一文字もないんだから困ったものよ。まあ、こいつらだからしょうがないんでしょうけど。」リーナは言った。
「(英語で)貴方こそ、何をここに来てやっているんですか。ローマで楽しくやっていれば良かったじゃないですか。まあ、豊山先生みたいになりたいって言うのは分からないでもないですが。こんな面倒臭い大学に来てしまった貴方が悪いんですよ、リーナ先生。それに実は先生って豊山教授の事好きなんでしょ。」コールは言った。
「うるさい!いい加減にしなさい。私は、あなたのそういう態度に怒っているの。本当にもう私の特権、解任権を行使するわよ。」リーナは言った。
解任権とは何か?それは、この大学の仕組みについて話さねばならない。
まず、この大学の長である大学総長がいる。
この職は学部長のうち、理事長が推薦した者を各学部教授会で信任投票を行い、全学部で過半数を獲得した時になれる。
理事長は大統領が任命する。今の学部長、エドリック チャームは元大統領で最も今、上院で権力を持つ人物である。
慣例的に元大統領や大統領候補など有名な人物がなる事が多い。
そして、学部長は一つのセンター長と四十人の教授を任命できる。
センター長は有力研究室の教授が兼任し、そのセンターを運営する権限があると同時にセンターに所属する人間の解任(センター職員からの解任であって、教授などで副センター長から解任されても教授から解任されない。)をする権限、一定の予算配分権など絶大な権限を保有し、名実共に学部長の補佐官である。
そして教授会ではこれらの権限がある。
•教授が退任時、その研究室から推挙された候補を承認する権限
•その候補が否認されたさい、他の人物を探し、承認する権限
•学部長選挙権
•学部長勧告にもとずいて、教授を解任する権限
これらの権限を持つ会員は原則として教授とし、やむおえなく教授が不在の場合は助教が出席する。
また、助教は教授が任命し、教授と共に解任権がある。
その解任権は、あくまでも助教以下までであって、教授を解任する権限はない。
これによって教授が忙しい研究室では助教が独裁を行うパターンが多いのである。
「(英語で)それは困りますね。まあ、最悪告訴しますから。また父に迷惑をかける事になるから本当は嫌なんですけどね。まあ、その時はしょうがない。」コールは言った。
この男はもう一人の主任研究員であるコール マックロニクス。
この大学に来るまではシリコンバレー大で助教をやっていたのだが、世界一の大学であるメガロポリス国立大に招待されたためにここに来たのである。
彼の父は有名な弁護士でメガロポリス大の筆頭弁護人である。
「(英語で)じゃあ、もう今日はこんなもんで終わりでいいよ。君たちがコードのより解析を進めた事は関心するがやっぱり全体的には感心できない。これからはもっとちゃんと研究してくれ。」豊山は言った。
「(英語で)へい、へい。そうしますだ。」ケンティックは言った。
「(英語で)じゃあ、帰ります。お疲れさまでした!」コールはそう言うと帰っていった。
「(英語で)相変わらずすまないね。ところで君に頼みたいと思う事がある。」豊山は言った。
「(英語で)何ですか?」リーナは尋ねた。
「(英語で)君には研究終了後、すぐ教授とセンター長になってほしい。頼むよ。」豊山は言った。
「(英語で)何をおっしゃいますの。私はここで教授になるためではなく、あなたに研究の指導をしてほしくてこの大学に来たんですよ。そんなことよりもこの大学にずっといてください。」リーナは懇願した。
「(英語で)すまない、いやならいいんだ。じつはノーベル賞を取った三人で研究所を立ち上げようという動きがあるんだ。君もその研究所に来るかね。」豊山は言った。
「(英語で)ええ、ぜひ行きます。ところで、あの研究室の人との飲み会まで後、一時間しかないですよ。」リーナは言った。
「(英語で)え、まじで。それは困った。急いで向かわないとなあ。」豊山は言った。
イタリア料理店「ピアニカ」にて
なぜこのような事になったのか?
それは、彼が神女とよく話すようになり、いつの間にか友達になったことから始まった。
彼と神女が話すのを見かけたマルサスが彼女にどういう関係かたずねたのである。
そしてマルサスと豊山はお互いに興味を持つようになった。
そして、このような機会を神女とリーナが組んだのである。
「(英語で)ここのスパゲティ、最高ですね。しかも赤ワインによく合う。」豊山は言った。
「(英語で)ええ、良かった。喜んで頂いて、アーベルト賞を取った方に見合う店を探すのは苦労したんですよ。いやあ、貴方の研究の進展はどうですか?」マルサスは尋ねた。
「(英語で)いやいや、本当にまずまずと言った感じですよ。私の研究はもうできる事に既に決まっているのに対して貴方の研究はなかなか結果が出ないでしょう。本当にうらやましいかぎりですよ。」豊山は言った。
「(英語で)しかし、よく飲みますねえ。こんなに飲める人は初めてだ。とりあえず、どちらかがノックアウトするまで飲み続けましょう。」マルサスは言った。
「(英語で)ええ。じゃあ、七十年物のウイスキーを開けてしまいますか。」豊山は言った。
「(英語で)いやあ、そんな古いお酒を買っちゃっていいんですか?私はぜひ飲みたいですがあまりお金がないものでね。」マルサスは言った。
「(英語で)いえ、これは私が持ってきた私物ですし、これを送ってくれたのは親しい友人なので大丈夫です。」豊山は言った。
「(英語で)ではお言葉に甘えて頂きますよ。」マルサスは言った。
このように2人の教授が話しているころ、周りでは葉山がリーナを口説いていた。
「(英語で)一回ぐらいお食事どうですか。ぜひ、あなたともっと話がしたい。」豊山は言った。
「(英語で)そんなこと、急に言われても・・・。」リーナは戸惑いながらも言った。
「(英語で)お願いします。私、独り身で寂しいんです。一回きりでいいので。」豊山は言った。
「(英語で)急にそんなことを言われても困ります。でも、そんなに言うのなら・・・。本当に一回だけですからね。」結局リーナが押し負けした。
その頃、神女はメアリーと話していた。
「(英語で)ねえ、リョウコ。ヘンリーって本当に私が結婚したいと思っていると思う?」メアリーは尋ねた。
「(英語で)ええ、もちろん。だってヘンリーはあなたのことを愛してくれているじゃない。」神女は言った。
「(英語で)いえ、私は最近の彼の態度が気に入らないの。まだ、デート数回しかしていないのに結婚しようとか言い出したり、親と会ってとか言ったり。そもそも、彼と結婚する気はないのに。」メアリーは言った。
「(英語で)それじゃあ、ヘンリーさんが可愛そうすぎない?」神女は尋ねた。
「(英語で)いいえ、あのプレイボーイのことだからきっとまた別の女を見つけるわよ。」メアリーは言った。
「(英語で)そう、そうだといいわねえ。神女は言った。
「(英語で)それよりもお酒を頼まない?私は赤ワインにするわ。あなたは?」メアリーは言った。「(英語で)ごめん、私はお酒に弱いの。」神女は言った。
「(英語で)ねえ、そんな風に言わないで。ほらあ、頼もうよ。」メアリーは言った。
「(英語で)じゃあ仕方ないわねえ。じゃあ、私はあなたのお勧めのカクテルにするわ。」神女は言った。
「(英語で)じゃあどんどん飲んで嫌な事は忘れちゃいましょう。」神女は言った。
その十分後
「(英語で)すみません、これ以上飲めないんで帰らして頂けませんか。」リーナは言った。
「(英語で)いいよ、お疲れさん。じゃあ、また明日もうちの研究室は頼むね。」豊山は言った。
「(英語で)先生がやってください!もうどれだけみんなを取り仕切るのに苦労したことか。」
「(英語で)はいはい、わかってるよ。じゃあ、お休みなさい。」豊山は言った。
「(英語で)はい、お休みなさい。」メアリーはそう言うと帰って行った。
その頃メアリーと神女は飲みまくっていた。
「(英語で)もうホント、この仕事ってキツイよね!もう嫌!」メアリーは言った。
「(英語で)ええ、そうね・・・。なんだか気分がすごく良いわ。なんだか、すごい楽しくなってきちゃった。」神女は意識がぼうっとし始めた。
「(英語で)ああ、相変わらず学部長の奴ね。本当に俺をこんな大学の教授にして何をたくらんでんだよ!いい加減にしろよ!あの腹黒狸の馬鹿野郎め。」豊山はだんだん言うことが過激になり始めた。
「(英語で)もう私はそろそろ帰る。君の勝ちだ。」マルサスは笑いながら出て行った。
その十分後
「もう僕これ以上飲めません、帰ります。」葉山は言った。
「もっと飲みなさいよ、この凡人が。」ついに神女は酔っ払ってしまった。
「先生、大丈夫ですか。ちょっともう帰った方が・・・。」葉山は言った。
「出てけ、このセクハラ野朗!」神女は顔が赤くなりながら言った。
「じゃあ、僕はもう帰りますよ。先生も早く帰ってくださいよ。」葉山は不機嫌そうに言って、そのまま出て行った。
「(英語で)ヘンリーなんかどうでも良い!私を束縛しないで。」メアリーは叫んだ。
その三十分後、へなへなになりながらメアリーは言った。
「(英語で)もう私だめだわ・・・。じゃあ、・・・帰るね。」そう言うとヘナヘナ歩いて、メアリーは外に出た。
「ねえねえ、あなた。アレやりましょう。あなたとならやれそう・・・。」神女は言った。
「うん、いいかも。」豊山は言った。
次の日、二人は仕事に姿を見せなかった。
そしてその次の日に来た二人の顔はひどく落ち込んでいた。