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そらいろの鉛筆で、僕たちは空を殺した

作者:四郎
最新エピソード掲載日:2026/01/06
白い壁に囲まれた閉鎖世界〈マーセレス〉。
そこでは人々の感情が数値で管理され、「幸福であること」だけが正解とされていた。

少年レイと少女ナギもまた、その世界で生まれ育った。
食事は均一、生活は安全、未来は用意されている。
それでも二人の胸には、説明できない違和感が残り続けていた。

なぜ空の話題になると大人たちは黙るのか。
なぜ悲しみ続けると、周囲の視線が変わるのか。
なぜ「幸せ」は、測られなければならないのか。

疑問を口にすることは許されない。
考えすぎれば、数値は下がる。
下がり続けた者は、いつの間にか姿を消す。

それでもレイとナギは、世界の仕組みに抗うように、壁の向こうにあるかもしれない“何か”を想像し続けた。

知らないからこそ、知りたい。
与えられた答えではなく、自分で確かめたい。

これは、閉ざされた世界の中で、それでも「人として生きよう」とした子どもたちの物語。

彼らの選択が、この完璧に管理された世界に、静かな歪みを生み始める――。
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