表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

恋ばないない

作者: 杏時

どうぞ、覗き見程度に。

『あんたは、男のいうことを聞くような女じゃないよ』


みんなが笑いながら、いっせいに私を見る。


「だろうね~(笑)」ってか?


ノリ、ハジけ、笑う、私。

「そもそも言うこと聞くってどーゆーこと?みんな何を言われてるの?彼氏に」


「服装とかさ…あーゆー時は、こーしてね、とか。要望?」



うん、分からない。


彼氏の言うこと…


私の“あの人”、私が好き勝手生きてるところを好いてくれてる、と まあ自分で納得してんだけど。


『あなたは、とてもクレバーな女性。だけど人を好きになると、仕事も何も手につかなくなる危険性 大よ』


既に、占いの標的は私からケイちゃんに移っていた。


仲良しの女子友+占いができるらしい知人。


女子ったら、自分をカテゴライズするのが大好きなんだから。


友達だとて、みんなバラバラじゃん。だけど『あなたは、こうで、ああでこんなタイプなのよ』そう取り立てて言われると、なんか、自分が特別な人間のような気になって、悪い気分ではない。



♪劣等感 カテゴライズ そういうの忘れてみましょう~by林檎


バイリン、ガル


ベンガル


いけない…思考を飛ばしてしまった。


すぐさま、みんなの輪の中心に戻り、笑う、私。ボケ、つっこむ、私。



今、このステージで、楽しむ努力を怠るなんて嫌。中心にいなきゃ嫌。




そんな、私と、私の“あの人”の恋のお話。






はじまりません

はじまりません

思わせぶってすみません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 共感しやすかったです。読点の打ち方や、女の子の輪の複雑さが伝わりました。 [気になる点] 恋がほしかったです。最後に誰かと出会って終わるのも良かったと思いました。
2010/06/04 21:51 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ