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第一話 転生〜因みに留年は確定〜

熟女好きの高校生カイトが熟女の尻を追いかけていると運悪くトラックに轢かれてしまった。

だが気がつくと異世界にいた!

単位は大丈夫か片帯カイト!またしても留年の危機か!

偏差値22の馬鹿田高校で三浪は洒落にならないぞ!

だが、そんな事を気にする片帯カイトじゃない!異世界でも自由気ままに生きてゆく!

俺の名前は片帯カイト。馬鹿田高校にかよう2年浪人中の3年生だぜ!因みに性癖は熟女だぜ。最近の趣味は熟女の尻を追いかけることと、尻のシワを数えることだぞ。

今日も今日とて尻を追いかける日々だぜ!

第一話「転生」

カイトは目を覚ました。だが、カイトのムスコは彼より早く起きていた。

「おはよう。おまえは本当に元気だなぁ」

ムスコに言葉をかけてやる。俺のルーティンだ。

そんなルーティンを終えてようやく気づく。

知らない天井

知らない部屋

窓から見える知らない町並み

「どこだ、、、、ここ、、、、」

つい口から溢れる。

「なんだ気がついたのかい?」

声が後ろから聞こえた。そこに立っていたのは女だった。

美しい白髪 キリッとした眼 薄い唇 際どい服 深いほうれい線 際どい服 垂れた頬 曲がった腰 際どい服、、、

これはまさに、、、、

「ドスケベ熟女だ!!」

またしてもつい口から溢れる。ムスコもヨダレが溢れる。

「なんじゃ?どすけべじゅくじょ、、、とはなんじゃ?」

「褒め言葉です。」

まるで紳士のように答える。

(外見年齢は60前後と俺としてはちょっと物足りない年齢だがそれを差し引いてもあのドスケベ服でお釣りが来るぜ!)

カイトがそんなことを呟いていると、

「なんじゃ?今の今までに寝ておった割には元気じゃな。」

「そういえば俺ってどんくらい寝てたんですか?」

「何じゃって?最近耳が遠くてのう。」

高齢者特有の難聴発動ってやつだ。だがこの俺熟女マスターカイトに掛かれば大した問題じゃない。

「俺と寝てくれ」

耳元で吐息を交えつつ囁く。これで堕ちなかった熟女はいない。ただ、興奮しすぎて意識も落ちちゃうけどね。

「何じゃって?『そういえば俺ってどんくらい寝てたんですか?』じゃって?そうじゃなぁ、そもお前さんはワシらが見つけた時に既に意識がなかったからのう。じゃから発見してから考えるとおおよそ3日程度じゃ。本当のところはよく分からん。」

普通に聞こえてるじゃん。俺の吐息がそんなに欲しかったのかよ。

「ありがとう。だからこんなに腹減ってたんだな。」

「なんじゃ、腹が減ってたのか。」

「ああ」

「腹が減って気が動転しておったから奇行に走ったのか。まあいい、ワシに着いてこい。メシ食わしてやる」

ドスケベ熟女が隣の部屋に移動しようと体の向きを変える。

何言ってんだよ、俺はシラフだぜ。

「感謝感激雨あられ」

最後まで吐息混じりで囁くのを忘れない。俺のポリシーだぜ

「そういえばお前さん」

首だけこっちを向いたドスケベ熟女から声が掛かる。告白か?

「なんで全裸なんじゃ?」

初めてです。性的な意味ではありません。

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