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456●『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(2026)①これって本当にヘイル・メアリー<いちかばちか>なスレスレ駄作かもしれない!?

456●『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(2026)①これって本当にヘイル・メアリー<いちかばちか>なスレスレ駄作かもしれない!?



ネットのニュース

●ホルムズ海峡の安全確保「日本にさせればいい」トランプ大統領

2026 4/2(木)19:01配信All Nippon NewsNetwork(ANN)

ホルムズ海峡の安全確保を「日本にさせればよい」と発言しました。

トランプ大統領 「日本にさせればいい。石油の90%を海峡通じ輸入する」

トランプ大統領は1日、ホルムズ海峡の安全確保について日本や中国、フランスなどを名指しし、他国がより積極的な役割を果たすべきだと不満を示しました。


●トランプ演説 「やらない方がよかった」との声も…アメリカ国内の反応は

2026 4/2(木)23:27配信 日テレNEWS NNN

アメリカのトランプ大統領は日本時間2日、国民向けに演説を行いました。(中略) 戦闘の長期化や原油価格の高騰への不満をどう払拭するかが焦点でしたが、アメリカメディアは「戦闘はいつ終わるのかという国民が抱く最大の疑問に対し何ら新たな答えを示さなかった」「国民を安心させる目的の演説がさらに不安を募らせる結果となった」「支持者や投資家にとって失望の演説となった」などと批判しています。 演説を受けて原油価格は15ドルも上昇して113ドルを突破し2日のニューヨーク株式市場でも株価は一時、600ドル以上、下落しています。「この演説ならやらない方がよかった」という声もあがっています。


       *


 某大統領閣下のご発言、いずれも現地時間4月1日の事でしたので、てっきりエイプリル・フールの虚言だと思ってしまいました。

 でもそれは私の誤解でした、失礼を深くお詫び申し上げます。


 エイプリル・フールでなく、エブリデイ・フールなんですよね、閣下。


 一夜明ければ正反対のことをおっしゃる閣下です。

 ヒクヒクと下卑た笑顔でみ手して「ハイハイ、そうでございます、仰せの通りです。ではまた明日」と反応するしかなさそうです、世界中の人々が。


       *


 それはともかく、この戦争、終わり方は、はっきりしています。

 一説によると、アメリカ様は戦争中の一週間で、一年かけて生産できる数のミサイルを消費しておられるとか。

 一週間で一年分を使っちゃったら、あと一、二カ月でミサイルの弾切れとなって、にっちもさっちもいかなくなることでしょう。


 大統領閣下が焦っておられる理由は、その一点のみだと思います。

 しかも保有するミサイルのお値段は、中東某国産の方が圧倒的にお安く、在庫も中東某国内にまだ大量に残されていることが考えられます。


 ということは、先に弾切れになるのは、たぶんアメリカ様。

 ということは、先に音を上げる、つまり敗けるのは、たぶんアメリカ様。

 でも、負けを認めることはできません。


 ここはしばらく停戦して、武器弾薬の在庫を確保したいところです。

 でも、先方様は停戦に応じてくれそうにありませんね。

 そりゃそうでしょう。

 核にからんだ交渉をしている最中に、突然パールハーバーみたいに誘導弾をバカスカ撃ち込んで、指導者の皆さまやその家族も虐殺しちゃったんですから。

 そりゃフツー、激おこで怒りますよ。

 逆に白いお館にそれをやられたら、タダじゃおかんでしょう、某大統領閣下様。


 となると、次善の策は情報攪乱ですね。

 あんなことやこんなこと、言っては否定、否定しては言って、どっちが勝ってるのか敗けてるのかわからなくして、いつのまにか、むにゃむにゃとうやむやに、事態をフェイドアウトしてしまおう……ってことが考えられます。

 その間、石油先物価格や株価も為替も乱高下しますから、事前に閣下の発言内容を察知できる人たちは、あの手この手でガッポリお稼ぎになるのかもしれませんね……


 でも戦争、終わりませんよ。

 閣下が「もうやめた」「いややめない」とか二転三転なさっても、手を組んでいるバディの、ほら、アノ国は、昔から一貫して、断固絶対、戦争はやめない! はずですから……


       *


 最も恐ろしい、この戦争のバッドエンドは、アメリカ様が多数の地上軍を送り込んで、地上の戦いが拡大して泥沼化すること。

 それも、わざと。

 そのまま戦禍が拡大して犠牲者も増大、引くに引けない状態が続いたら、「我が国は危急存亡の戦いの中にいる」ことを理由に、11月の中間選挙を踏み倒して、無期延期になさるかもしれませんよね??

 そうなりませんか?


 どうなるか、知らんけど。


 この戦争、毎日ウソだらけ。


 エブリデイ・フールでエブリデイ・ウォー。


       *


 世界はムチャクチャですが……

 映画館では『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が3月20日に公開されて、大ヒットを飛ばしておられるとか。


 私、映画はまだ観ておりません。

 2020年のコロナ禍以来、原則的に映画館には足を運ばす、DVDが出てから買うことにしているのです。

 そういえば外食もせず、旅行もしていませんな。

 散髪に行っても、カットだけで済ませ、短時間で帰るようにしています。

 コロナ禍をきっかけとする、感染症対策ですね。

 だって、コロナって消えてなくなったわけではありません。

 報道しなくなっただけですって。

 インフルエンザもありますし、ノロウイルスも脅威です。

 こちとら肉体ボディがロートルのポンコツスクラップになりつつあるもので、日々細胞は劣化して、やまいに対する抵抗力が減衰してゆきます。

 マスクを欠かさず、人込みは避けて、不特定多数の人との接触は極力短時間にとどめる。

 身を守るには、それっきゃなさそうな気がします。


 なので『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は未見なのですが、観る前にネットであれこれと情報を拾って、評判を確かめますよね。

 その結果、本日、2026年4月4日現在の感想なのですが……


       *


 この映画作品、まさにヘイル・メアリー<いちかばちか>な、駄作スレスレのキワモノ的ストーリーではないか?


       *


 そんな感じがしています。

 ネットで“あらすじ”などを読んだだけで、“素朴な疑問”がゾロゾロと出てきて、そこで足もとが引っかかってしまうのですね。


 ただし、ネットのコメント欄にみる、世間様の評判は、物凄く良いです。

 だから、高く評価されて、大ヒットしていることに納得できます。

 それは大いに結構なことです。

 ただしですね……


       *


 ネットでさまざまな評価やコメントを拝読いたしますと、あまりにも高い評価が多すぎるような印象を持ちます。

 と言うのは、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』って、典型的なほど、地味な作風だからですね。

 まずドンパチがありません。

 ホラーなエイリアンが出てきません。

 なによりも、萌ゆるSF美女が出てきません。

 従ってロマンスもありません。

 男だけで足りる宇宙戦艦ヤマトだって、森雪嬢の紅一点は欠かせませんでした。

 21世紀のリメイクYAMATOは、もっとわんさかのSFビューティの皆さまが、これでもかと限界のピチピチスーツで大量出現なさってますし。

 要するにヘイルメアリーは「お色気皆無」なのですよ。

 あ、ここで言う「お色気」はセクシーってことじゃなくて、男女平等にそれぞれ魅力的な活躍の場があるってことです。

 地球人男性一人が、異星の岩人がんじんお一人と手を組んでお仕事される映画。

 地味でしょう、やっぱり。


 こうした地味SF映画は、昔からあることはあったはずです。

 しかし、ぜんぜん記憶に残っていないのですね。

 やはり、ヒットしなかったのだと思います。


 なのに『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の評価は率直に言って、とてもとても高いです。

 だからかえって、変な感じが、いたします。

 これは私が、歳のせいもあって天邪鬼あまのじゃくになってるから、かもしれません。


 しかしながら、いずれにしても「高評価は、ネット内の高評価」であります。

 そしてネット内の「評価&コメント」は、2024年11月のあのH県知事選挙で、「広告代理店にお金を払ってまとめて大量に撒いてもらうもの」と相場が決まってしまいました。

 パブリシティ広告のプロに依頼して、大勢のプロライターの皆様に大量投稿してもらって、ほら、「種まき→育成→収穫」って具合に世論を醸成するって手法ですね。

 当然のように平然と、そうされていたことが、あの知事選挙であからさまに暴露されたわけで……


 そんなわけですから、「ネット内の評価やコメントのベタボメとコキオロシ」は絶対に信用してはならないというご教訓を得たわけです。


 冷静な評価やコメントは、だいたい、プラスマイナスのバランスを配慮していて、ベタボメとコキオロシの双方の視点を交えていると思いますよ。


 で、映画作品でも、H県知事選挙と同様ではないか? と思いますよ、フツー。

 お金を払って客観的らしそうに見える記事を媒体に載せてもらう、ペイドパブという広告手法は、昭和の昔からありますし。


 なので、公開後しばらくは、様子見ですね。

 本作は3月20日公開なので、二週間が過ぎた本日4月4日あたり以降が、一区切りかもしれません。

 もしも万が一、ネットの評価やコメントの大半が作為的に製造されていたら、まあ公開後二週間ほども過ぎれば情報のホットな賞味期限も過ぎてきて、観客の皆様の率直な本音みたいなものが、ふつふつと表面化してくるのかな? と感じています。


 ほら、バケツの中で泥水をかき混ぜてしばらく放って置いたら、泥の粒子が沈殿して、上澄みが見えてくるような感じですね。


       *


 そんなわけで……

 4月4日の現時点では、この映画作品、「まさにヘイル・メアリー<いちかばちか>な、駄作スレスレのキワモノ的ストーリーではないか?」と疑っているわけです。


 ただし、あくまで私個人の現在の感想です。

 なにぶんネットで“あらすじ”を読んだだけで、もう、“素朴な疑問”がモリモリでして、スッキリと楽しめる内容とは思えないのです。


 予告編を見た限り、視覚効果と音楽は物凄く良いです、迫力も表現も最高です!

 しかしストーリーは、SFとして、ワタシ的には、“駄作スレスレ”と感じる部分が、割と基本的な要素にすら感じられるのです。


 だからどーも、今すぐ観たい! というほどソソられないのです。

 あ、あくまで私個人の感想ですよ。


       *


 私が感じている“素朴な疑問”は、概ね下記のとおりです


① グレース氏が地球を救うモチベーションって、普通、無いよね?

② ヘイル・メアリー号のAIメアリーって、ポンコツすぎね? 

③ ワイヤーケーブルでぐるぐる回る人工重力は、強度と仕組みがヤバくない?

④ アストロファージを燃料化するなら、それで地球暖房できるんじゃネ?

⑤ 人類と岩人がんじんの星系を救っても、他の無数の星系はどうするの?

⑥ 『惑星ソラリス:ソ連版』『未知との遭遇』『E.T.』と比較して、どうヨ?

⑦ 岩人がんじんの「善意」はどうやって確かめる? 感染症対策は?

⑧ 『たったひとつの冴えたやりかた』と比較して、どうヨ?

⑨ 地球帰還に食糧が足りなければ、も一度昏睡冬眠すりゃいいじゃん?

⑩ ビートルズを使っちまったら、たぶん帰り道がわからなくなるぞ?

⑪ 地球へ帰還しても、それでどうなると思ってるの? 歓迎されるとでも?

⑫ ファーストコンタクトSF史上最高の大傑作は、ニッポンのアレだぞ!!!



 とりあえず、この12個の命題について考えてみます。

 まだ映画を見ていないので、私の身勝手な誤解と勘違いが多々あるかとは思いますが、それはご指摘下されば幸い。後日、DVDを観て、感想を改めるつもりです。


       *

       *

       *


●疑問1:グレース氏<キリストの再来?>が地球を救うモチベーションがないのでは?


 宇宙船内で目覚めて記憶を取り戻してゆき、自分がなぜ、どうやって12光年もの彼方、こんな遠くのタウセチ星系くんだりまでやってきたのか、主人公グレース氏は把握しますよね。

 そうだ、僕にはやらねばならないミッションがあるのだ!


 ちょっと待った!

 このミッション、俺は自由意思で志願したのか? 否だ!

 やりたくてやってる仕事か? 否だ!

 自分の好きでタウセチまで来てしまったのか? 否だ!

 地球で俺に命令した上司を好きだったか? 否だ!


 だってこれ、片道切符で、仕事済んだらこのままここで死ねって事だぜ。嫌だ!


 地球の連中、体良ていよく俺を利用して、クスリ注射して眠らせて、カミカゼ特攻の零戦に無理矢理乗せて放り出したようなものじゃないか。


 そんな死に方、受け入れられるのか? 否だ!

 あのえげつないクソババアのストラットめ、そんなにタウセチ星系にこだわるなら、お前が行けよ!

 昏睡冬眠に耐性が無いからって、そんな言い訳が通るものか。

 片道たった四年の行程だぞ。昏睡冬眠せずに起きたまま行けばいいじゃないか。

 四年かけて船内で勉強して、地球を救う方法を解明すればいいんだ。

 なのに、いやがる俺を散々脅迫して、最後はクスリで言うことをきかせやがって!


 もう嫌だ。

 地球なんか救ってやるもんか!


 そんな風に、フツー、すっかりヘソを曲げると思いますよ。


 タウセチまではるばる嫌な思いと危険な思いをしてやってきたうえ、ろくに面識もないお二人のご遺体の処理までさせられて、綺麗な宇宙美女のお姉さんと酒池肉林するどころか、面倒な仕事を押し付けられたうえ、やり遂げてその結果をビートルズっちゅう無人機で地球へ送り返したら、後は勝手に死ねってさ。


 なんでそんなことに付き合わされなくてはならんのだ!


       *


 いやフツー、激おこでしょう、地球を救うミッションなんか関係あるもんかとさじを投げて、フテ腐れるのが当然でしょうが!


       *


 そこで、本稿の冒頭では、アメリカ様が中東でやっておられる戦争に関する記事を引用させていただきました。

 あんなことやってる祖国のために、グレース、貴殿は死ねますか?

 あの大統領閣下のために、グレース、貴殿は死ねますか?

 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の冒頭で、このような疑問が、観客の前で提示されたはずなのです。


 つまり、主人公グレースが「地球を救おう」と決意するモチベーションが、作品のどこを見ても、全く感じられ無いのですね。


 それでも地球を救うミッションに命を捧げるグレース。


 そこんところ、てんで納得いきません!


 葛藤ってものが無いのか、このお方は?

 それとも超がつくお人好しなのか?

 頼まれたら絶対に断れない性格で、要領のいい他者のカモにされるタイプなのか?

 特殊詐欺の被害者に最もなりやすいタイプだとか?

 

 そういうパーソナリティの人物が、このミッションに最もふさわしい人物なのでしょうか?

 そうではない、もっと何か、観客をナルホドと納得させる、合理的なモチベーションが用意されてなくてはならないのですよ。



     【次章へ続きます】


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