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第13話

~Regular Invasion War~

~勝利条件:敵拠点の抵抗力喪失

 敗北条件:勝利条件を満たさないで軍団が撤退する

 戦況:夜営中(初日)

 DMステータス:AUTO

 BGM:War Trip03 火の番は気を付けてW~


先頭から伝令が来てクロケン軍曹が号令をかける。


今日はここで(ここを今宵のキャ)野営する(ンプ地とする)ようである。

 各自食(喜べ!お前たちの)事を受(大好きなダンジョン)け取り(レーションである!)翌朝出発、または別命あるまで待機とするのである。

 勝手にうろついてはぐれないように、気を付けるようにするのである。

 以上!

 では別れ!」


「「ます(ギッ)!」」


さてここまで俺たちが運んできた荷物()の様子はどうなっただろうか。


俺のPtは皆袋を二つ持って山の中歩いた訳だけど結果は…


俺は両手で持った両方確保。

昨日の銀姫さんから貰った大きな袋と別にもう一つの袋の二つ、無事運びきったぞ。

2点貰おう!

それでは他のメンバーの成績は!


アオ片方落とした!


「カタホウデ、ボウヲモッテル、アタリマエ」


「そうだな、まぁ片方確保できたから良しとしよう。

 うん、よくやったと思うぞ。

 エライエライ」


お前は1点な。


アカ両方落とした。


「アルイテタ、ナクナッタ」


「お前邪魔な木とか藪とかこん棒でふっとばした時、絶対一緒に放り投げただろ」


採点(ガ〇ツ)先生の判定は!

0点だ0点、アカ(赤いロボじゃないけど)0て~ん。


シロ落としたの拾ったけど片方の半分になった。


「コボレタケドモドシタ。ソシタラコウナッタ」


「片方は完全にロストしてもう片方が半分入ってる」


残念0.5点!


おぉぅ…なかなか厳しい。


皆にはかなり難しかったな。

俺でも結構危なかった時があったし。

1体当たりで持たせる量が多すぎた。


ダンジョンの外の地形が予想外とはいえ、これは俺の見積もりが甘かったな、ごめんよ(大体神(笑)の所為)


けど半分は残った。

皆頑張ってくれてありがとうな。


さぁ今日のご飯を食べよう。

配給してくれたワーカーさんありがとう。


「ホイ、キョウノブンダヨン」


「おや、あなたは昨日と同じ方ですね」

「アシ、コノブンタイタントウダヨン」


「担当していただけるんですか。

 それはそれは、今後ともよろしくお願いいたします」

「コンゴトモヨロシクダヨン」


頂いた食料は、例えどんなものであっても食べられる物であるならば、食べなくてはいけない。


「頂きます!」


……


口に含んだ瞬間意識を喪失する食料もそうないだろう。


「ごちそうさまでした!」


今、なにか食べた記憶はある。

何か大変なものを…あぁ味の記憶がない。


よって描写もしない。


では早急に解決しなくてはならない問題から解決しよう。

まずはこれだ、


『リザードマン見分けつかない問題』


これどれが誰なんですかねぇ?

ステータス見て、HPとSPから種族LvやらスキルLvなんかの違いで見分けるの、ものすごい大変(メンドウ)なんだけど。


皆わかるのか?


「ソバニイル、ナカマノカタチ、オボエトケ」

「ミンナ、ゼンゼンチガウゾ?」

「ワカラナイトカ、ソンナ…」


判るらしい。

チートがリザードマンの本能に負けるとか、やっぱり碌なもんじゃないな。

せめて自分のPt(パーティ)位は分かるようにしないと。

ちょっとなんとかしましょう。


俺はその辺に生えている背の高い草をブチブチと毟ると手でこすり合わせるように揉みしだいていく。


繊維が程よく残るまで揉むことによって余計な組織を潰して落とす。


繊維が出来たら今度は手をこすり合わせて繊維同士を継ぎ足していくことで紐を作っていく。


出来た紐をチャッチャッと編んでいくと出来ましたよ。


『ミサンガ』


(オジサン)が若い頃は、サッカーやってる人がよくつけてたんだけどね。


最近はコリの良くほぐれる磁気リストバンドの方が、俺個人的にはありがたかったり。


俺の店でもハズレのパチモンも多かったけど、ちゃんとした奴は結構評判(効果があるとは言って)良くて(ない:個人の感想です)売れ線だったよ。


まぁいいや、人数分作ったから、お前らの好きなところに結んでやるよ。


願掛けしながら結ぶんだっけ?


「ワレトミナ、ソロイノシルシ」


「水のようなお前の柔らかくとも破れない力、流れるようにしなやかなお前の対応力で皆の敵を惑わし、そしてその弱点を突いてくれ」


他の皆より少し指の間の水かきが大きい、アオの左手に結び付ける。


ノリで儀式っぽくなってしまったな。


昔、昇進した時の叙任式を思い出す。

あの時は凄く嬉しかったから(給料が上がった(サラリーアップ))、こういうことやってちょっとは、お前らにも喜びが分けられるといいな。


なんて、俺の言ってることはかなり大げさだな、まぁ願いも込めてってことで。


次は、


「オデ、タタカウ、ウチコワス、ヨククウ」


「炎のようなお前の激しさ、力強さ、立ちはだかるものを打ち砕き皆の敵を倒してくれ」


アカは右手。

お前の腕は太い(ムキムキ)なぁ、体も一番大きい(ゴツイ)しな。


「ご飯いっぱい食べて頑張ろうな」


出来ればダンジョンレーション以外でな。

時間があれば途中で狩りとかできないものだろうか。


「最後はシロな、どこにつけて欲しい?」


「ココガイイ」


「首にはつけられないなぁ、材料はともかくそんなに長く作ってない」


「ジャアココニ…」


「指はすっぽ抜けちゃうだろ。

 アオとアカみたいに手首が良いと思うぞ」


「ム…シカタガナイ」


「足とか、おま…左足かぁ。

 まぁいいか。」


俺は左足を差し出すシロに跪くとミサンガを巻いてやる。

足なので解けない様に一際強く結びつけておかないとな。


「ワタシハ、ミンナノヤクニタチタイ」


「大丈夫、投石上手くなってる(スキル覚えた)し、回復だってお前の召喚に頼りきりさ。

 さすが俺たちの中で一番グレードが高いだけはあるさ」


「アナタネガイイッテ、ミンナデイッショ」


「ん、判った、そうだな。

 光のようにお前は外から見守り、照らす。

 前に出る俺たちを癒し、危機を教えてくれ」


最後に、結べるのが俺だけだから、自分で自分の右足にミサンガを巻き付ける。


「黒い石のような俺は決める、そして揺らがない。

 (パーティ)と生き残る為に戦い、生き残る為に逃げ、生き残る為に喰う、そして(パーティ)を守る」


全員に配り終える。

作業やら何やらですっかり遅くなった。

ご飯は一瞬(ゴックン)だったのに。


「さぁ今日のみんなの作業は終了だ。

 ゆっくり休んでくれ」


「俺はちょっとやることがあるからもうちょっと起きてる(サビ残)

 じゃあ皆はお休み。

 あ、アカの武器はちょっと貸してもらうぞ」


俺たちが持ってる武器の木の棒って要は素材だよな。

というわけでアカの武器を借り受けた俺は改造を始める。

復習であるが、


<装備品① 両手持ちのこん棒

 堅い樫の木の大きなこん棒>


これが馬鹿力で振り回して使う、アカ用のこん棒である。

それを尖った石でデコってみよう。


コンコン、コンコンとな・・・

釘があればよかったんだけど、無いものは仕方がない。


あるもので何とかするのがDIY???

日曜大工の基本。

握りを残してコンコン、コンコン。

威力が増すようにバラバラになるべくまんべんなく。


みっしりつけ(原価が高いので)る流は得意(お店がホクホク)だけど

センス良く散りばめるのは才能が欲しいね。

今欲しいのは美しくする才能じゃないけど。

コンコン、コンコン。




出来ましたのは


<装備品① 石で強化した両手持ちのこん棒(石の釘バット)

 堅い樫の木の大きなこん棒に、尖った石を多数打ち込むことによって 攻撃力を向上させている>


ミサンガは装備扱いされてないのか、つけていてもステータスに出ない。

武器は改造すると出るんだけど…


『戦闘に関係しないものは身に着けても表示されない』


暫定だけど、こんなルールかもな。


さぁ社畜の夜明け(サビ残で徹夜)だ。


~Regular Invasion War~

~勝利条件:敵拠点の抵抗力喪失

 敗北条件:勝利条件を満たさないで軍団が撤退する

 戦況:行軍中(2日目)

 DMステータス:AUTO

 BGM:War Trip04 草むらでかくれんぼW~


アカに改造した武器を渡す。


「アカ、お前の武器だ。

 これからこれを使え」


「イタソウ、スゴイ、ブッタタク」


「頼むぞ。今日は歩くからな」


「そろそろ出発するのである。

 準備は良いであるか?」


クロケン軍曹の声が響く、美声(シャギャシャギャ)ではないがよく通る声(シャギャシャギャ)をしている。

へいへい、行きましょうかね。


「お前、そうそこの黒いお前である」


「はい、なんでしょうか分隊長(クロケン軍曹)殿」


「一晩中コンコンやっていたのはお前であるな?

 楽器の練習をされるのは迷惑である!

  注意(以後禁止だバカ)する(モノ次やっ)ように(たらぶっ飛ばす)!」


了解しました(うぉぉぉぉマジか)以後注意いたします(マジすんませんした)!」


指示をするとクロケン軍曹は自分のPtに戻っていった。


「ひょっとして…皆眠れなかったとか?」

「…」

「…」

「…」


全員にジトっとした眼で見返された。

うっぉゴメン!

休めと言って休ませない(ブラック許すまじ)とか本当に済まない。

仕方なかったんだ、(ブラックの)必要だったんだ(常套句)


というわけで音の出る作業が禁止になった。

仕方ないプラン2で行きましょう。


でかいこん棒(大きな釘バット)をデコって持ってきた石も大分少なくなった。

今日から3人は自分の武器だけ持ってればオッケーです。


残った石は昨日俺が持ってた大きな袋に一つにまとめた。

俺はその袋を昨日の残りの紐(ついでに長めに作っておいた分)で腰に結わえ付けて装備完了である。


「シロさんや」

「ナンデスカ、ヘンナコエダシテ」


シャギャシャギャとしか聞こえないだろうに失礼な。


「今日は俺の武器を持って行ってくれないか」


両手を空ける用事があるんだ協力してくれ。


「ソノフクロ、ソンナニダイジカ!

 ワカリマシタ!アナタノボウモチマス」


「ありがとう、落とさないようよろしく頼む」


「キィー!テブラデ、オソワレルトイイ」


なんかシロの機嫌が悪い。

尻尾でぺしぺしとされた。

解せぬ…


「…」

「…」


アオとアカも俺をジト目で見ている。

いや、手ぶらになって楽したいわけじゃないからな。

ホントホント。



出来ましたのは


<装備品① 石で強化した両手持ちのこん棒(石の釘バット)

 堅い樫の木の大きなこん棒に、尖った石を多数打ち込むことによって 攻撃力を向上させている>


ミサンガは装備扱いされてないのか、つけていてもステータスに出ない。

武器は改造すると出るんだけど…


『戦闘に関係しないものは身に着けても表示されない』


暫定だけど、こんなルールかもな。


さぁ社畜の夜明け(サビ残で徹夜)だ。


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