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夢でした、ずっと
「 」
優しく私の名前を呼んで、
その手で私の頭を撫でて、
「好き」って耳元で囁いて、
ギュッと私を抱きしめて、
触れるだけのキスをして、
私の心を奪ってく。
君に溺れて、息が出来なくなるくらい苦しくて、それでも愛しいって思える。
そんな人に出会えたらな、なんて、
ただの淡い幻想でしかないんだけれど、
それでも夢を見続ける私は、愚かですか?
問いかけに答える者は居ない、
だから私は今日も夢を見る。
あなたに恋をする夢を…。
(誰か私と恋をしようよ)