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第4話 裏切りの神官団


王都・神殿。


昼。


光は柔らかく差し込む。

だが、空気は冷たい。


バルトは警戒を解かず、

階段を駆け下りる。


「何か、来る」


ギレンがうなずく。


「内部に敵ありだ」


神殿の奥、

廊下が静まり返る。


騎士団員が

異様に緊張した表情で

迎える。


突然。


大理石の床が

微かに振動。


声。


低く、抑えた

男性の声。


「聖女の力を

人間の手に渡すな」


バルトは剣を握る。


「誰だ!」


影が動く。


数人の神官が

扉の奥から現れる。


白いローブ。

装飾は黄金。

だが目つきは冷酷。


「神官団の……」

ランドが息を飲む。


ギレンが囁く。


「裏切り者だ」


一人の神官が

手を掲げる。


魔法陣が

床に浮かぶ。


「王国の者よ、

聖女を差し出せ」


バルトは

一歩前へ。


「ならば、戦うだけだ」


攻撃開始。


光と闇。

剣と魔法。


床の石板が

砕ける。

柱が倒れる。


ランドとアランが

神官二人を挟み撃ち。


マークが

魔法で援護。


だが、

一人の神官が

違った力を見せる。


掌から、

天を裂く光線。


バルトの盾を

貫く。


体勢を崩し、

後退するバルト。


「くっ…!」


ミレーヌが

光の盾で

攻撃を防ぐ。


「団長、気をつけて!」


神官団は

単なる人間では

ない。


「人間を超えた力」

ギレンが呟く。


「神の使徒クラスか」


バルトは

呼吸を整える。


「俺たちは

負けない」


剣を握り直し、

一気に突撃。


斬撃、

魔法の衝撃波。


神官団も

本気で応戦。


天井の窓から

日差しが差し込み、

光と影が

交錯する。


戦闘の最中、

ミレーヌが叫ぶ。


「バルト、離れて!」


神官が

魔法陣を広げる。


だが、

バルトは守る。


「お前を守るのが

俺の仕事だ!」


光と剣が

ぶつかる。


床が割れ、

壁が崩れる。


ギレンが

低く叫ぶ。


「まだ仲間は

内部にいる!」


バルトは

振り返る。


「なら、まとめて

終わらせる」


全員の連携で

神官団の攻撃を

防ぎつつ反撃。


ランドとアランが

左右から挟み撃ち。


マークが

魔法弾で

前線を支える。


ついに、

中心の神官が

後退。


「次は…聖女だ」


ミレーヌが

光を纏い、

立ち向かう。


「私は…

道具じゃない!」


光が神官の

魔法を打ち消し、

バルトが突進。


剣と剣が

激しくぶつかる。


大理石の床が

粉砕され、

神殿内部は

戦場と化す。


戦いの末、

神官団は退却。


だが、

一人の影が

天井から消えた。


「まだ、誰かいる…」

バルトは息を整え、

剣を握る。


ミレーヌが

肩を震わせながらも

立つ。


「もう…逃げません」


世界の秩序を守るため、

二人の戦いは、

新たな段階へ

突入した。


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