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あの花に水を。  作者: 増井 龍大
第一章

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ドリンクバーを二つで

 ファミレスに行くと、僕たちはボックス席に対面で座った。


「何も頼まないのは変だから、とりあえず、ドリンクバーを二つ頼むよ。後何か頼みたいものある?」


 僕はメニューを渡しながら聞くが、川井は受け取らず首を横に振るだけだった。僕は仕方なくメニューを戻し、店員を呼ぶボタンを押した。


「ご注文をお伺いいたします」

「ドリンクバーを二つで」

「承知いたました。以上でよろしいですか?」

「はい、それでお願いします」


 店員は「かしこまりました」と言って、キッチンに消えていった。


「何飲む?」

「ウーロン茶でお願いします」


 僕はドリンクバーで二つのコップにウーロン茶を注ぎ、席に戻った。川井は少し俯いている。


「話の続きをしていいですか?」


 僕が頷くと、川井はどこか遠くを見るようにウーロン茶を眺めていた。

 


閲覧いただきありがとうございました。


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