㊹ペンテコステ編:ハロウィンってキリスト教の行事じゃないの!?
4週間ぶりぐらいの更新になります!寒さのせいで調子崩してました!ごめんなさい!
神さまからも叱られたので、今日からしっかりやっていきます!
後半戦も大いに盛り上がった。
私は声の限り跳ねて、踊った。
烈っちゃん先輩は声が出せないながらも、一生懸命演奏した。
聖書には竪琴と笛の始祖・ユバルが登場する(創世紀4:20)
いわばこの人は音楽の始祖でもある。
ユバルから始まった音楽は、いまや世界中みんなが持つ「言語」になっている。言葉が分からなくても、歌なら遠い海外の人とも通じ合える。
あのダビデ王も裸で踊ったぐらいだ(サムエル記下6章12~23節)。
誰でも、大統領でも総理大臣でも、うちのおかーさんでも、気が狂ってると思われるぐらい、いっぱいいっぱい歌いたい時がある。
今はみんないっぱい歌える、楽しい時間だ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
爆賛のあと、ヘビゴロウ先生の説教があった。
「みんな!すごい盛り上がったね!」
私たちはいっぱい歌って踊ったので、もう汗だくだくでヘトヘトだ。全力で走ったぐらい疲れている。
「みんなヘトヘトみたいだから、今日の話は簡潔にします!」
「今日はね、〈ペンテコステ〉の話をするよ」
「ペンテコステ?」
「ペンテコステ、つまり聖霊降臨日は、イースターから50日後に行われるんだ」
「ペテロたち12弟子の上に燃える舌、つまり聖霊さまが降りてきたことを記念する日だね」
[使徒の働き 2:17〜21]
『神は言われる。
終わりの日に、わたしは
すべての人にわたしの霊を注ぐ。
あなたがたの息子や娘は預言し、
青年は幻を見、老人は夢を見る。
その日わたしは、
わたしのしもべにも、はしためにも、
わたしの霊を注ぐ。
すると彼らは預言する。
また、わたしは上は天に不思議を、
下は地にしるしを現れさせる。
それは血と火と立ち上る煙。
主の大いなる輝かしい日が来る前に、
太陽は闇に、月は血に変わる。
しかし、主の御名を呼び求める者は
みな救われる』
世界の終わりが来たとき、神さま、つまりイエス・キリストさまに「助けて!」と呼び求める人だけが救われる。と預言者ヨエルは言っています。
みんな、自分の力だけでなんとかしようとしてませんか?
受験生の方も「自分だけの力でなんとかするんだ・・・」と自分の力ばかりに頼っていませんか?
聖書では
『主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災いを与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。エレミヤ書29:11』
受験生の皆さん!神さまに祈りましょう!
祈って祈って、祈り求めましょう!神さまは必ず最善な道へあなたを導いてくださいます!!!
※①キリスト教3大行事
⋯クリスマス、イースター、ペンテコステの3つ。プロテスタントではクリスマスとイースターのときだけ教会でパーティーをします!
ペンテコステの詳細については㊵話を見てください!
※②預言者ヨエル
⋯恐らくエズラ・ネヘミヤ時代(バビロン捕囚後)の預言者。聖書について熟知しており、来るべき〈主の日〉について預言を言い表す。ヨエルは、神がエルサレムと神の名を呼び求める者を救われることを預言しました。
イナゴ&バッタが一斉に襲ってくる恐怖の大蝗害が起きたとき、民と共に主に悔い改めの祈りを祈りました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
説教後、ヘビゴロウ先生に質問が飛んできた。
Q:「もうすぐハロウィンじゃん。ハロウィンってキリスト教の行事じゃねーの?」
A:「いい質問ですね!違います。ハロウィンは、アイルランドでケルト人が始めたお祭りです。キリスト教とはなんの関係もないです。
しかし、この時期はカトリックでは諸聖人の日、私たちプロテスタントの方では〈宗教改革記念日〉と重なりますね」
Q:「宗教改革記念日ってなに?」
A:「いい質問ですね!
時代は1517年の10月31日のドイツ。当時の教会は神さまを信じる者とは思えないほど、悪者でした。
〈免罪符〉というものを売り、「この免罪符を買えばお前たちは天国へ行けるぞ!」と、庶民相手に最低な商売をやっていました。
これに激怒したマルティン・ルターという人がこの日、教会に貼り紙を貼り付けました。
「95ヶ条の提題」です。これ、世界史のテストに出るんで覚えておいてね。
「教会を強盗の巣にしてはならない(マタイ21:12〜13)とイエスさまが言われたのに、教会にいる人々がこんな商売をしてはいけませんね」
「またルターはあの有名なバッハに曲を作って貰いました。『神はわがやぐら』です。ミュージックスタート」
キーボード担当のアンジェラさんがピアノを演奏する。他のバンドメンバー、おカッパや烈っちゃんがコーラス隊として出てきた。
「烈っちゃん先輩は声を枯らしているけど、どうするんだろう・・・」
「あーあ無理しちゃって。烈っちゃん無理すんなー」
烈っちゃんはろいこの方を睨む。その顔には必死さと気迫があった。
「ひっ」
※①諸聖人の日⋯11月1日。カトリックすべての聖人を祝福する日。カトリック教会ではこの日が休日になり、菊の花を持って先祖の墓にお参りする。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「神はわがやぐら」
歌詞:讃美歌 267番(新聖歌 280番)
1神はわがやぐら わが強き盾
苦しめる時の 近き助けぞ
おのが力 おのが知恵を
頼みとせる 陰府のおさも
などおそるべき
2いかに強くとも いかでか頼まん
やがては朽つべき 人の力を
われと共に 戦い給う
イエスきみこそ 万軍の主なる
あまつおお神
3悪魔世に満ちて よし威すとも
神のまことこそ わが内にあれ
陰府のおさよ 吼え猛りて
迫りくとも 主の裁きは
汝が上にあり
烈っちゃん先輩は声を出せない。その代わり、おカッパが烈っちゃん先輩の分まで熱唱した。大声で。
その声には情熱がこもっていた。燃えたぎるほどの。
「すごい……すごいよおカッパさん……!」
絵本ちゃんは感極まったのか泣いていた。感受性の強い子なんだ。
「なんだ、おカッパやるじゃん。やっぱお似合いだねー」
ろいこがまた余計な一言を言ったので烈っちゃん先輩がろいこを鋭い眼光で一瞥した。
「ひっ!なんで!?」
「歌詞は4番までありますが、皆さん疲れてますので3番までしました。皆さん、お疲れさまでした!!!
ハレルヤ!!!アーメン!!!」
ヘビゴロウ先生が両手を広げて祈った。日が射し、後光がヘビゴロウ先生を照らした。さながらそれは、
「聖霊に満たされた」という、神秘的な情景に見えた。
烈っちゃん先輩も、おカッパも、ヘビゴロウ先生も、みんな一生懸命自分の役割を果たしていた。
私には、何ができるかな・・・・
続く。




