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新しい人生こんにちは

俺の名前は、新城 優希。

坂之上中学校の小学5年生だ。


俺は小学3年の頃から大きな悩みを抱えている。それは、「女子を好きになれない」ということだ。俺は、小学生のときにクラスの中心的存在であった女子グループにいじめられたことがある。上履きを隠されたり、変な噂を流されたりと散々な目にあった。そのいじめは2年間続き気が付くと小学5年になっていた。


そんなある日、俺が学校から帰っていると目の前に見たことのない店が現れた。

「なんの店なんだろう…」

俺はふと気になって中に入ってみた。店内は薄暗くて気味が悪い。そこにはたくさんの、試験管やフラスコの中に赤や緑、黄色などの液体が入っていた。しばらく店中を見ていると、店の奥から1人のお姉さんが出てきた。

「おや、1人で何をしに来たのかな」

俺は思わずゴクリと息を飲んだ。店の奥から出てきた店員らしきお姉さんはとてもきれいだったからだ。

俺はなんて答えるべきか悩んだが、正直に言うことにした。

「学校の帰りに見つけたので寄り道してみました。」

するとお姉さんは笑顔で「ごゆっくり」と言って近くにあった椅子に座った。

俺はお姉さんに聞いた。

「この店は何を売っているんですか。」

お姉さんは笑顔で答えてくれた。

「あなたが欲しい能力、知力、などのあらゆる力を買うことが出来ますよ。」

「例えば、透明人間になりたいといえばなることが出来ます。君は、なんか困っていることがあるのかな」

半信半疑だった俺は言っていいのか考えたが言うことにした。

「実は俺、いじめられているんです。」

「だから、だから…」

お姉さんは落ち着いた顔でこっちを見ていた。

「いじめられないようになりたい…」

「俺は、おれは…いじめてきた女子たちに仕返しをする力が欲しいんです。」

店員お姉さんは俺を見て言った…

「どんなふうに仕返しをしたいんですか」

その答えはすぐに考えついた。

「 あいつらは、それぞれ好きな人や付き合っている人がいるんだ。そこで、男子の前で恥ずかしいことをさせてやる。」

お姉さんはやはり落ち着いた顔で言った。

「そうなると…150万必要ですが持っていますか」

俺は、思わず「何言ってるんですか」と言った。

俺はまだ小学生だ。そんな大金なんか持ってあるはずがない。すると、お姉さんが「持っていないのなら残念ですがお引き取り下さい。」と言った。

俺はどうにかしてお金を稼ごうと考えた。

「あ、そうだ

俺をこの店で働かせてください。」

俺にはこの考えしか思いつかなかった。

お姉さんは少し困った顔をしながら

「この店の仕事は大変ですよ」と言った。

お客も来なさそうな店なのになんで忙しいのか分からなかったが俺はそれでもお金が欲しかったから働くことを決意した。

するとお姉さんが

「では、明日から仕事なので朝の10時になったらまた、この店に来てください。」そう言って店の奥へと帰って行った。

次の日の朝10時ちょうどに店に着いた。中に入ると、昨日のお姉さんがいた。

俺はお姉さんに質問をした。

「俺はどんな仕事をすればいいんですか」

お姉さんは黙っている。

もう一度俺は聞いてみることにした。

「俺って何をすればいいんですか」

お姉さんは「あっ」というような顔をして

「そこの緑の液体が入ったビーカー持ってきて」と言った。

俺は言われた通り緑の液体が入っているビーカーを手に取った。すると、お姉さんが

「今日の仕事はこれで終わりだ。」

「帰ってくれ」と言った。

俺はこんだけでいいのかと思いつつ帰ることにした。帰っている途中で上着に殺気の緑色の液体がついてることに気がついだ。お気に入りの上着だったため、染み抜きをしようと液体に触れると…


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