4話 女たちの事情
どうやらこの女二人はアルリーゼ王国の王女だったが、戦争でまけてしまったために奴隷になってしまったと。でこのメイドはこの二人が子供時に拾ったエクスマキナ族の女機体だと。
「エクスマキナ族ってなに?」
と聞いたら
なぜそんなことを知らないのか?という顔で
「エクスマキナ族とは体が機械でできており、戦闘種族ですが、基本全種族にたいして中立であり攻撃を受けたときのみ戦闘する種族です。」
「ほう。あ、俺の名前まだ言ってなかったね。俺の名前は、」
ここで重大なことに気づいた。俺は転生したことになっている。という事は名前、ないの?
(解、あなたに名前はありません。)
ないのかよ。どうしよう。前世?の名前にするか。
「柴崎 雄大だ。」
「シバザキ ユウダイ?変わった名前ですね。それで私たちの奴隷状態を解除してくれませんか?」
「解除?どうやるんだ?」
「私たちに、シバザキ ユウダイが命ずる。シバザキの所有物になれと言ってください。」
賢者?所有物ってあれか?人ではなく物として扱えってことか?それって奴隷よりひどいよな。
(解、所有物とはそのものの下につくという事です。家臣になるという意味です。ただ、主人の命令に反するとそれなりの罰が発生します。)
それでどういう事が起きる?
(解、奴隷状態解除、最適性職業習得、主人のステータスの10%上乗せができます。)
どうやらこういう事らしい。まだよくわからないこともあるが試しにやってみるか。
どうせ言うならあえてコードギアスのルルのポーズを意識して言ってみよう。
「シバザキ ユウダイが命ずる。俺の所有物となれ」
ちょっと忙しくて更新遅れました。