2話 神の誕生。
気が付いたら俺は森の中にいた。
今から10分ほど前に俺はあの三途の川の中間にいた女に
「神になりたい」
と言ったら本当に神にさせてはもらった。はず。自分で確かめる方法がないのだ。
その後視界が真っ暗になったと思ったらここにいた。
で、周りを見渡すと近くに川があったので水を飲むためにきたら水面に女の顔が映っていた。
後ろに誰かいるのかと辺りを見回したが誰もいない。
もしかして俺、女になったのか?
そう思えば、なんか胸に違和感があった。
そっと胸を見た。確かに膨らみがある。この大きさはGカップ程度かな?
だが俺はこの時は知らなかった。この世界に神として俺がきたことに。
ジェラルド大森林にいままで観測したことのない魔力爆発が起こったという。
「まず、ここどこだろ?」
森の中だとうのはわかる。で、周りには道も獣道もない。もちろんここの世界の知識もない。
「せめて町の近くにスポーンさせて欲しいわ」
(解、スポーンはランダムです。でここはジェラルド大森林です。)
突然頭の中で声が聞こえた。
「え?お前だれ?」
(解、スキル賢者と神の御言葉を利用し発言する世界の言葉です。略して賢者でいいです。)
「えーと、そのスキル?って俺どれくらい所持しているの?」
(解、5678457個です。)
何?567万個も所持してんの俺?
(解、あなたの職業神の効果により全スキルを持っています。)
「賢者、俺の心って読めんの?」
(解、あなたの思考すべて読めます。)
うわープライバシーねぇぞ。あ、これの意味わかってんのかな?多分この世界には英語なんてないし。
てかそれより、
「な、賢者?俺ってこの世界の言語、習得してないよな。」
(解、転生者、転移者には最初っから言語がわかるように頭にインストールされています。)
「あれ?インストールの意味わかっているの?」
(解、あなたにわかりやすく伝えるためにあなたの記憶を使いました。)
本っ当にプライバシーないなこの賢者。
その時遠くから女の悲鳴が聞こえた。
個人的には3日に一話更新というペースでいきたい。
管理者は世界から逃げ出した ただ今連載中、よかったら見てください。
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