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第5話 逃げて寝て目覚めて・・・

はい、現実から目を背けた作者が夕方の4時間使って次話かいた。はっちゃけて今回文長いです。

レスト お前課題は?

作者  終わってません!

レスト いつ終わるの?

作者  分かりません!

レスト 遊んでないではよやれよ!

作者  はいぃぃぃぃぃ!

もう何もかも捨てて自由になりたい。

森とは言っても、広さは3つの国の土地全部合わせてもそれより倍以上ある(と言われている)ので、一概に子供だけが危険と言うわけではない。時には大人まで遭難することもある。


ちなみに名前はまだない。ただ単に森と言えば1ヶ所しか指さないからだ。俺のなかでは"森林"と名付けたいが。


森の中を探して食料や鉱石といったアイテムを探す探索者という職業は決して楽ではない。確かに儲かりやすく人気の職で誰もが憧れるが、同時にいつまでも続けられるわけではない。


唯一命の危険がある職だからな、某狩りゲーのように金を稼ぐ難易度は決して優しくない。森の石ころでも値段がつくところは同じだが。物好きが欲しがるのだろう、鑑定とかしてるのかな。


探索者志望の者も他の職業と同じで、先輩探索者にノウハウを1から教えてくれるし、衣食住の面倒を見てくれる。大抵(しぶとく生き残っている)探索者は儲かっているので、住に関してはリッチな部屋を宛がわれる可能性が高い。


人気の理由の1つだ。探索中の食事はイマイチかもだが。


特に、魔物の肉は小動物からデカブツまで幅広く人気なので、売れないことはない。強くなれば儲かるのだ。彼らが探索用の道具を欲する限り、鍛冶屋とか店は潰れないだろう。


また彼らは薬屋でもある。ほとんどの薬の原材料は、薬草から作られるが、魔物の臓器があると効果が大幅に上昇し、臓器を使用した薬はとても高価で取引される。狙って言った訳じゃないよ?


そんな森だが、まだまだ未知の物は多い。白金を価値はないと見なして捨ててしまったあの時代のように、ゴミと思ってたものが後でとてつもないお宝になるのが探索者の特権だ。竜涎香見たいな見た目だと岩かも思うかも知れないが。


そんなことを考えながら、俺たちは森に向かっている道を進んでいたのだった。




雲1つない青空の下、日が強く照らされている森の入り口でに着いた。


俺レストとキャロは逸る気持ちを押さえながら、決心をして森のなかに入った。


危なくなったら笛があるし、まあ問題ないだろう。


よっしゃ、いっちょ行きますか!




目的の薬草とかはすぐに見つかった。運が良いのか、それともキャロセンサーのお陰なのか。全部キャロが見つけたし。


まあどんな草か分からないし、専門家に任せても構わないだろう。




ある程度探し終えた後、丁度流れている川も発見したので、川沿いでお昼休憩にした。おっちゃんが言った通り、弁当を2人で分けて食べた(肉が入ってて旨かった)。



川で水遊びをした後、帰ろうかと言うときに、回りからカサカサと物音が聞こえる。


「にげるの! むしさんがたくさんなの。はやく!」


「う、うん」


何で音だけで分かるのかと思いながらも、取り敢えず来た道を引き返す。


「ねぇ、こっちのみちであってる?」


「しらないの! あっちにいくの!」


このときばかりは慌てていてどの道を通ったのか覚えていない。てっきり魔獣かと思ってたら虫かよ。まあ近寄りたくはないが。


次第に走り続けて疲れてきた。すると目の前に、


「どうくつがあるよ! はいろう!」


「わかったの!」


すかさず飛び込んだ。目の前が真っ暗になる。追ってくる音はしないようだ。


これでひと安心。息ができる。


「どうしていそいだの?」


「むしさんイヤ!」


それだけですか。確かに嫌だけども。おかげで現在位置が分からなくなった。まあ緊急事態だったのだから仕方がないか。


笛の出番はなかった。使わないに越したことはないか。所詮ぼっち組ですから。


落ち着いたところで洞窟の中を見渡してみる。何もない。しかしとても広い。一軒家くらいの広さがあるんじゃないか。


すると奥の方で何か光っているものが見えた。何か白いモヤ見たいなのがかかっており、鮮明には見えない。気になって近づいていくと、何か眠くなってきた。キャロも眠そうである。


やばい、このまま寝てしまったら頭から壁にダイブしてしまう。そう思って一緒に座り込んだ途端、強烈な睡魔に襲われ眠ってしまった‥‥‥。





***************************************************************





見た夢はとても鮮明で、全く見覚えがない。しかし、夢であることがすぐに分かったので、誰かの記憶を見せられているんだと何となく理解した。


見た記憶はある男子の幼児期から18歳までの一部始終の思い出だ。学校に通い、友達としゃべり、家に帰れば温かいご飯が待っている。そんな毎日。


家族は両親と4歳下の妹の4人家族だ。家族間の仲が良く、毎日笑っている。見ていて心が踊ってしまいそうだ。しかし、何故か名前とか住んでいた所とかは思い出せそうで思い出せない。フィルターがかかっているみたいな。名前らしき言葉を呼んでいるときも、それだけ意味が理解できない。話の内容だけが分かる。不思議な感覚だ。


記憶は高校を卒業した後、志望大学の入学に向けて色々準備しながら休みを何して遊ぼうか、とか思っている所で終わっている。プツリとそれ以上はシャットアウトされた。終わり方が不自然だ。何かあったのか。そこで意識が途絶える。





***************************************************************





ハッと目が覚めて気がつくと、今見た記憶が急に全て印象的なものへと変化した。頭の中がごちゃごちゃしてくる。ちょうど、たくさんの数の映像を一気に見ているみたいな‥‥‥え? 映像?


すると映像に関してのいろんな意味が頭のなかで流れる。情報伝達媒体、テレビ、映画、モニターの会社‥‥‥さらにそれらの意味も理解できる。キャロが言っていた"何となく分かる"が分かる気がしてきた。何となく。(笑


同時に、この世界での記憶がだんだん薄れていく‥‥‥とは違うな。頑張れば思い出せるし。まだ会話もできそうだ。記憶の中で言っていた言葉は理解できなくても意味は分かったし。


念話とでも言おうか。言葉じゃないコミュニケーション言語に変換されてる見たいな。この時からいつの間にか難しい考え方が出来るようになってたな。


今見た所は地球という星の日本という国であることと、太陽系第三惑星であるということだけは分かった。学校の理科という科目で教わったからか。


それなら社会科で住んでいる場所が特定できるんじゃないかと思ったが、全く思い出せなかった。


頭の中では2つの人格が混ざりあっている。レストとしての感覚と、記憶の持ち主の感覚だ。なので身長が低い身体に違和感を覚えることはない。それが普通として過ごした経験があるからだ。


横ではまだキャロが寝ている。いい加減起こした方がいいだろう。そっと近づくと‥‥‥


ん? 今までこんな子を見たことがあったか? 想像を絶するほど‥‥‥


超っっっっっっっっっかわいいんですけど!!!!!!!!!!!!!!!!


え? 今までこんな子と遊んでいたのか? この愛くるしい目! 綺麗なお肌! 眠っている様子もまるで2次元世界からやって来た天使かと思うほど! ちょっと新しい何かに目覚めてしまいそう!


記憶にあるページ数が少ないご絵本の年二回大規模マーケットでこの子が居たら2時間待ちの握手会になりそう。大きなお兄さんやおじちゃんが並ぶ。それくらいクオリティ高い。


もしかして、この世界はこの子の魅力に全く気がついてない? むしろ逆転してる?


ひどすぎる‼ あり得ない‼


とてつもなく可愛すぎる寝顔をいつまでも見ていたいが、惜しい気持ちでキャロを起こす。


「キャロ! 起きてくれ! 可愛いから!(ポロッ」


「うにゅ?」


キャロはお目目をパッチリと開けたあと、是非お聞きしたい言葉を発した。




「おにいちゃん?」

レストに怒られたので書くのやめます。封印!

全てが終わってからだな。次回も9時とか。キャロに何があったのか? 気になります(作者も

レストはL0L!に目覚めた。レベルアップ。

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