第3753話 アリス達は不足している人材はいるのか。(契約している物で報告が来るのでは?)
エルヴィス侯爵邸の客間。
武雄の帰りを待つ、アリスとエリカが子供達を抱っこしながらお茶をしていた。
ジーナも客間で待機していた。
「欲しい人材?」
アリスがチビコノハに聞く。
「そそ、パナちゃんからタケオが『8月にウィリプ連合国に行った際に機会があったら連れてくるかも』て言ってたって。
アリスやエリカも叶うかはわからないけど、要望は言えるかもよ。」
チビコノハが言う。
「うーん・・・現状に不満はないんですよね。」
「そうですね。
特に困っている事はないですね。」
アリスとエリカが言う。
「・・・欲がないね。
となると、タケオに一任となるのかな?」
チビコノハが首を傾げながら言う。
「タケオ様が連れてくる者達は、しっかりしていますから大丈夫だと思います。」
「従業員の面々を見ても皆、真面目で仕事に邁進していますよね。
そういった人達なら大丈夫でしょう。」
アリスとエリカが言う。
「うーん・・・どんな者を連れてくるかなぁ。
まぁ、パナちゃんがいるけど・・・8月ならジーナが居なくなっても子供達で何とかなるかなぁ?」
チビコノハが腕を組んで考える。
ジーナがピクッと動く。
「コノハ、生後半年以降なのですから、そろそろ目が見え始めるのでは?
魔眼の影響が出始める時期でしょう?
ジーナとカーティア体制は崩せませんよ。」
チビペイトーが現れて言う。
ジーナが気持ちショボンとする。
「そうなんだよね。
でも、警護者としてジーナ以上に適任はいないんだよねぇ。
アナスタシアとクリスティーナに対応出来るメイドが、カーティアだけだと負荷がかかり過ぎるかぁ。」
チビコノハが言う。
「そうですね。
うーん・・・8月の同行者は、もう少し考えましょう。」
アリスが言うのだった。
------------------------
研究所の3階 総務部のカウンター。
帰り支度をした武雄が皆の帰り支度や戸締りを待ちながら話をしていた。
「今日も終えられましたね。」
「私としては展示即売会の収支報告がキタミザト様に提出出来て良かったです。」
アスセナが言ってくる。
「戸締り終わりました。
スライム達の配置を終えました。」
マリスがやって来る。
「はい、お疲れ様です。
マリスさん、今日も終えられましたね。」
「はい、今日も無事に計算を間違えませんでした。
一安心です。」
マリスが言う。
「うん、仕事が無事に終えられて何よりです。
アスセナさん、キタミザト家、エルヴィス家の従業員用の共同住宅は、どのくらい出来ているんですか?」
武雄がアスセナに聞く。
「今は屋根と外壁まで終わっているとは聞いています。
ここまでくれば、後は早いと聞いています。
それと家具ですが、統一の物を入れる事にしました。」
「へぇ、そうなのですね。」
「あれ?ヴィクター様、キタミザト様に決算書行っていないのですか?」
「あれは今、エルヴィス家の方を回っていますよ。
その後に主に行く流れになっています。」
「そうなのですか?」
「ええ、キタミザト家の者が多く入りますが、基本はエルヴィス家の資金も入っています。
まずはそちらで確認頂いて、最終で主の確認となっています。
主、キタミザト家、エルヴィス家の従業員用の共同住宅は、もう少しお待ちください。」
ヴィクターが言う。
「わかりました。
報告が増えていきますね。」
武雄が言う。
「それだけ物事を主は提案や実施をしているという事でしょう。
それと協力工房に頼んでいる物も報告が来るのではないですか?」
ヴィクターが武雄に聞く。
「・・・何を頼んでいましたかね?」
武雄がいけしゃあしゃあと首を傾げながら言う。
「キタミザト様、たぶん相当数ありますよね?
棚にしまっている各契約書がそれなりにありますよ?」
アスセナが言う。
「まぁ、物が出来たら持って来てくれるでしょう。
それを楽しみに待っていましょうかね。」
武雄が言う。
「そうですね。
まぁ、収入が一番大きいのはラルフ様のダウン系のコートですが、次がウスターソースですね。
これに匹敵するような物は、当面は出てこないのでしょうね。」
ヴィクターが言う。
「いや、ヴィクター様、キタミザト様の事です、またフラッと何かを創り出すのでしょうね。」
アスセナが言う。
「でも、次、何をするのか楽しみですよね。」
マリスが言う。
「次かぁ・・・まぁ、その時にならないとわかりません。
大きいのか、小さいのか、食べ物なのか、物なのか。
出来ればウスターソース並みに売れて欲しいですけど。
こればかりは買い手側が、どう感じるかによりますし。
こうご期待ですね」
武雄が言うのだった。
ここまで読んで下さりありがとうございます。




