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第3697話 おや、予定を変更する事にしました。(アリスも旅行に行こう。)

夕食前のエルヴィス侯爵家の客間。

武雄とエルヴィス爺さん、ビエラ達が話していると、仮眠を終えたアリスとエリカが乳母のセシリー、デリアを連れて、子供と一緒に客間に来ていた。


「ふむ、可愛いのぉ。」

エルヴィス爺さんがクリスティーナを抱きながら言う。

「ええ、可愛いですね。」

武雄はアナスタシアを抱きながら言う。

「お爺さまもタケオ様もよろしくお願いしますね。」

アリスが言う。

「タケオさん、お二人が保健を学んでいるのですけども。」

エリカが武雄に言う。

「ええ、構いませんよ。

 知識は広める方が良いに決まっています。

 問題はないでしょう。」

武雄が言う。

「あ、はい、そうですね。

 で、この本はいつ出版になるのかと問われまして。」

エリカが言う。

「アリスとエリカで出せば良いのでは?」

武雄が首を傾げながら言う。

「私とアリスさんですか?」

「ええ、男の私が出すよりも買われると思いますが?」

「なら、エリカさんの名前で売りましょう。

 私は名が知られていますから、今更です。

 この保健を使って名を広げれば、エリカさんも動き易くなりますよ。」

アリスが言う。

「ふむ、タケオは爵位があるし、アリスは武名がある。

 エリカが何処かに遊びに行っても侮られないように名を皆に覚えて貰うのに最適かもしれないの。」

エルヴィス爺さんが頷く。

「私の名で売れますかね?」

エリカが腕を組んで考えながら言う。

「既に民間療法の本を出していますから、第2弾で保健で売れば、買われると思いますよ?」

「アリスが勧めているという旨の張り紙をすれば、さらに売れるのじゃろうの。」

武雄とエルヴィス爺さんが言う。

「それにジェシーお姉様やレイラお姉様、王家の方々に売り込めますから!

 貴族方とその派生で売れますよ!

 それに中身を見れば有用なのはわかりますし!」

アリスが言う。

「まぁ、タケオさんが認めるのなら私の名でやっても良いのかな?」

「良いですよ。」

「頑張ってくださいね。」

武雄とアリスが承諾する。

「何だか簡単に決まってしまいます。」

エリカが微妙な顔をさせる。


「あ、そうだ。

 タケオ様、3月に第3皇子一家の引っ越しでエリカさんと一緒に王都と第3皇子一家領に行きますよね?

 私とアナスタシア、クリスティーナも行きたいです。」

アリスが言う。

「うーん・・・パナ、コノハ、大丈夫ですかね?」

武雄が言う。

「まぁ、大丈夫でしょう。」

「実はさぁ、セシリー、デリアが来月出産でしょう?

 アナスタシアとクリスティーナの乳母は一旦中止して、自身の出産と育児に専念してもらおうと思ってさ。

 さっき決めてたんだよ。」

チビパナとチビコノハが現れて言う。

「「キタミザト様、申し訳ありません。」」

セシリーとデリアが頭を下げる。

「いえいえ、クラークさんとボナーさんに乳母をお願いしているのは、こっちなのですから、出産という優先事項があるのですから構いませんし、謝る事はありません。

 出産時までアリスの事を優先させても悪いのもわかります。

 でも、2人の出産にコノハを行かせる気でいましたが・・・どうしましょうかね。」

武雄が考えながら言う。

「うーちゃんとだーちゃん、テトちゃんにハルちゃん、それとボーナね。

 陣頭指揮はボーナに取って貰おう。」

「ボーナお母さんなら大丈夫か。

 それに初産でもないし、その気になれば試験小隊の奥様方が集結するか。」

武雄が考える。

「そそ。

 それにやっぱり自宅で産みたいだろうしね。

 アリスの出産に居たし、うーちゃんとだーちゃん、テトちゃんはジェシーの時にも居たから大丈夫だよ。

 それにハルちゃんが居るから、へその緒の処置とかもちゃんとしてくれるだろうしね。」

チビコノハが言う。

「ふむ・・・クラークさん、ボナーさん、そのぐらいしか手伝えませんが、良いですか?」

「「もったいない待遇です!」」

セシリーとデリアが頭を下げる。

「うん、この件はアリスとエリカに任せます。

 今の大まかな人員以外にも必要なら派遣するように。

 フレデリックさんやエルヴィス家のメイド方と相談し、うちの子供メイド達を使って良いです。

 ヴィクター達も動かしてくれて良いです。」

「「はい。」」

アリスとエリカが頷く。

「という事はじゃ。

 タケオと一緒に行くのはエリカとアリス、ジーナと初雪殿・・・ぐらいかの?

 特殊コンテナ搭載馬車で行くのじゃろう?」

「まぁ、なんとかします。

 それに少々手を入れて冷蔵箱も搭載しますかね。

 そうすれば搾乳時にアリスが溜めた母乳を使えるので・・・パナ、テト経由で鈴音に連絡。

 今している仕事が遅れて良いので、哺乳瓶の開発をするようにと。

 正確には、こないだ出来た丸ゴムの素材を使い、乳幼児が口に出来、ガラス瓶の上に取り付けられるようにと。」

「わかりました。」

チビパナが頷く。

「それとコノハ、仁王様に言って、炬燵ユニットをコンテナ搭載馬車に組み込みます。

 面倒なので、新品のを早急にローチ工房に依頼するとしてください。

 少々高くなるでしょうが、アリスとエリカの為と言えば、うちの協力工房は何とかするでしょう。」

「あいさー。

 テイラーをローチ工房に走らせるね。

 ・・・おや?タケオ、ニオから連絡、今、皆で集まって飲みながら炬燵談義しているって。

 協力工房の総力を挙げて、タケオの出立までに物にするって。」

チビコノハが言う。

「ええ、お願いします。」

武雄が言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
ここまで日常的に精霊を使い倒す主人公がいただろーかw いつも楽しい更新ありがとうございます
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