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第3689話 友人や親類にご報告をしなくては。(ビエラとリーザが色々動いています。)

魔王国 王城のヴァレーリの執務室。

ヴァレーリとブリアーニが歓談していた。


「ふむ、カールラの方にも一応、来たのか。」

ヴァレーリが報告書を見ながら言う。

「ええ、抗議のような文章だったわ。

 とはいえ、渋々認めるという事みたいな感じではあったわね。」

ブリアーニが言う。

「ふむ・・・こっちもそうだな。

 文句は書いてあるが、認めるという文言で終わっている。

 気にもしないようだな。

 要は認めた事に意味がある。」

「そうね。

 これで堂々と色々出来るわね。」

ブリアーニが言う。

「確か予定では、空白地帯とブリアーニ王国領の境に設けてある関の増築だったな。

 その辺はどうなっている?」

「少々手間取ったけど、遅れは最小限になったと報告はあったわ。

 我が国の文官と魔王国王軍の部隊が駐留出来る施設の建設中ね。

 もうすぐ終わるとは言われているわね。

 ダニエラの方は?」

「その施設に駐留させ、現地坑道入口付近に潜伏、行動監視をする部隊の裁可は終わっている。

 予定通り、第3軍、第4軍、第5軍より2個小隊ずつとなっている。

 今は、派遣に向けて訓練と用意をしている段階だな。」

ヴァレーリが言う。

「動いているね。

 アズパール王国にも返事が行っているだろうね。」

「そうだな。

 とはいえ、向こうの王都からキタミザト殿、エルヴィス殿の所には、それなりに日数がかかるだろう。

 まだ来ていないだろうな。

 まぁ、今度、食事に行った際に聞こうか。」

「そうね。

 ん?ブルードラゴンね。」

「噂をすればだな。

 まぁ、リーザだろう、すぐに連絡が来るだろうから、こっちに呼ぶしかないな。」

ヴァレーリが言うのだった。


------------------------

王城の城門横の兵士詰め所。


「失礼します。」

スミスとヴィートが入ってくる。

「あ!スミス~♪」

ビエラが椅子に座って、お茶を飲みながら手を振っている。

「ご苦労様。

 うちの者がご迷惑をおかけしております。」

スミスがその場の皆に頭を下げる。

「いえいえ、大人しく待ってくれていました。

 では、ビエラ殿、また。」

「はい!ありがと!」

ビエラが席を立ち、コップを渡してスミスの下に行く。

「どうしたのですか?」

スミスが聞く。

「スミスとレイラにアリスから手紙だよ。

 これ。」

ビエラが成獣の際に首に巻いていたシーツを抱えて言う。

「・・・とりあえず、王城で話を聞きますね。

 行きましょうか。」

スミスを先頭に詰め所を出る。

・・

第3皇子一家の執務室。


「失礼します。」

スミスが執務室に着くと中に第3皇子一家だけでなくアズパール王も居た。

「スミスとビエラ殿か。

 元気そうだな。」

「はい、陛下。

 迎えに行っていました。」

「こっちは皆、元気だよ。

 へーかは元気?」

ビエラがアズパール王に言う。

「うむ、まぁ、元気だ。

 少々、仕事で疲れたから、ここで休憩している。

 まぁ、スミスとビエラ殿も座れ。」

アズパール王の言葉にスミスとビエラも座る。

「うん。

 じゃ、スミスに手紙~。」

ビエラがスミスに手紙を渡す。

「うん?レイラお姉様には?」

スミスが聞く。

「うん?私宛もあるの?」

レイラがビエラに聞く。

「ないよ。

 スミスが読んで、レイラに伝えてって。」

ビエラが言う。

「わかりました。

 すぐに読みますね。」

スミスが手紙の中を読んですぐに固まる。

「えっと・・・ビエラ殿、本当に?」

スミスが驚き顔をビエラに向ける。

「うん、そうだよ。」

ビエラが言う。

「なになに?」

レイラが聞きたがる。

「アリスお姉様が出産しました。

 アナスタシアとクリスティーナという女児双子だそうです。

 母子ともに健康だとも書いてありますね。」

スミスが言う。

「「おおおおー。」」

「「あらぁ~」」

アズパール王、ウィリアム、アルマとレイラが声を出す。

「ビエラ殿は立ち会ったの?」

レイラが聞く。

「んーん、私達はいつでも飛べるように待機していたけど、朝で良いとなって寝てから来たよ。」

ビエラが言う。

「そうなのね。

 お疲れ様。」

「うん、ジェシーの所に行ってから、こっち来たんだー。」

ビエラが言う。

「そうなのですね。

 ジェシーお姉様は何と?」

「・・・『真実味がない』て言ってたよ。」

ビエラが言う。

「あー・・・なんだかわかります。

 ジェシーお姉様の手紙はないの?」

「うん、こっちに来たかったからすぐに向こうを飛び立ったよ。

 手紙等々は自分達でやるって。」

「なるほど。

 うーん、なら、ちょっと待ってて貰えます?

 私は手紙を書いちゃいますから。」

「はーい。」

ビエラが返事をするとレイラが執務机に向かう。

「あ、僕も書かないと。」

「うん、スミスは僕の所で書けばいいよ。

 紙を用意するね。」

ウィリアムが言う。

「ふむ・・・タケオが親になったか。

 今度来た時に話を聞いてみよう。

 あ、そうだ、こっちからも持って行って貰いたい手紙があるんだった。

 我も手紙を書くから待っていてくれ。」

アズパール王が席を立つのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
私見です。 > ヴァレーリとブリアーニが歓談していた。   隣国で、個人間で友好的な関係とは言え、    ドラゴン便で、知らせる程の内容だとは思えず。    発信は、アリス なのか 武雄 なのか、 …
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