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第3679話 武雄達は雑談でもしていよう。(ひ孫に囲まれた余生も良いですね。)

エルヴィス侯爵邸の客間。

ヴィクターと鈴音、テイラーがやって来て、鈴音は仮分娩室に向かった。

ベルテ一家のボーナとエンマ、ニルデも到着しており、アリスの下に行っている。


「ふむ、ニオ殿、アリスの為にすまぬの。」

「ありがとうございます、仁王様。」

エルヴィス爺さんが頭を下げ、武雄も深々と頭を下げる。

「なに、大丈夫だ!

 アリスが暴れても室外に影響はないようにしてあるからな!

 存分に出産してくれ!」

チビニオが笑いながら言う。

「とうとうアリス様の出産ですか。

 意外にも街中は静まりかえっていますよ。」

テイラーが言う。

「ほぉ、そうなのかの?

 ジェシーの時は皆には言ってなかったが、今回は通達しておるからのぉ。

 皆が見守ってくれていると受け取っておくかの。」

「エルヴィスさん、手配ありがとうございます。」

「大丈夫じゃよ。

 タケオとアリスなのじゃ、これは苦労ではない。

 今後はエリカもおるし、その際も頼ってくれて良いからの。

 エリカもわしの孫娘の1人じゃよ。

 まぁ、更にエイミーとアンという新しい孫が増えるからの。

 これからも大忙しじゃろうの。

 やはり屋敷というのは若い者が居ないと寂しいものじゃよ。」

エルヴィス爺さんが笑いながら言う。

「ありがとうございます。」

「いや、屋敷はこうでなければの。

 ま、子供は最初は可愛いものじゃが、しゃべりだすと大変じゃ。

 それも子育ての一環という事ではあるが。

 アリスの子だからのぉ・・・タケオも苦労すると良い。」

エルヴィス爺さんが苦笑する。

「楽しみ半分、不安半分でしょうか。

 まぁ、元気に過ごしてくれたら良いのですが。

 ヴィクター、ジーナは今のように大人しかったのですか?」

「大人しい・・・今でこそああですが、幼い頃は動き回っていました。

 屋敷の敷地を無断で出ていくとかせずに敷地内を走り回ったり、木に登ったり、花を観たりとしていましたね。

 本を読むより外で何かしていたかったのでしょう。」

ヴィクターが言う。

「うむ、レイラやアリスもそうじゃの。

 まぁジェシーに良く怒られていたがの。」

「元気な姉妹ですね。」

「うむ、賑やかじゃったし、これからはアリスとエリカの子供達がおる。

 ついでに数年もすればエイミーとアンの子供も・・・アンの子供かぁ・・・母体が幼いと流産が多いという話じゃが、大丈夫じゃろうかの?」

エルヴィス爺さんが悩む。

「コノハとパナが居れば問題ないと思いますが。」

「あぁ、そうじゃったの。

 ふむ・・・子供が多くなるの。

 ひ孫が増えて楽しそうじゃの。」

「子供達の面倒を見てください。」

「・・・何人になるのじゃろうかの?

 わしの体力は、そこまで多くないのじゃが・・・」

エルヴィス爺さんが考えながら言う。

「大丈夫ですよ。

 アリスの子供達もお姉さんとして面倒を見てくれますよ。」

「・・・うむ、最初の子供達からして体力が異常に高いかもしれぬの。

 ちなみにエリカは幼少期どうじゃったかの?」

エルヴィス爺さんが武雄に聞く。

「・・・どうでしょう?

 実家が実家なだけに、そこまで屋敷外に出ていたとは思えませんが・・・」

「じゃが、広い敷地だったのは容易に想像が付くがな。

 ま、あとでエリカの幼少期の話を聞いてみようかの。」

エルヴィス爺さんが言う。

「そうですね。

 親が活発だからと言って、子供が活発だとは限りません。

 もしかしたら本に夢中になるかもしれませんし、アン殿下のように料理が好きになるかもしれません。」

「そうじゃの。

 じゃが、基本的な運動能力は親の影響があるものでもある。

 足が速い親は子も足が速かったり、剣技が上手い親の子も剣技を覚えるのが早かったりの。」

エルヴィス爺さんが言う。

「確かに生まれ持った身体能力に差があるのは確かですが、素質を伸ばすのは本人のやる気と努力によります。

 そこを見極めて伸ばしてあげるのが私達の役目です。」

武雄が言う。

「うむ、そうはいってものぉ。

 大人の目から見た素質と本人が感じる資質は違うからのぉ。

 ついつい親は大人達の基準で素質を伸ばそうと強制してしまうのはある事じゃよ。」

エルヴィス爺さんが言う。

「そこは何とも言えませんね。

 本人のやる気をみながらしていくように努力します・・・としか今は言えません。」

武雄が言う。

「今はそれで良いと思うの。

 タケオは他者を上手く導いているとは思うが、我が子となると、ついつい感情的になってしまう物でもあるからの。

 そこはわしも注意してみておこうかの。」

「はい、私に至らぬ所があったら言っていただければと思います。」

「うむ、そうしようかの。」

エルヴィス爺さんが頷く。


「?・・・テイラー、タケオ、侯爵、済まんがコノハ達に呼ばれたから少し仮分娩室に行ってくる。」

チビニオが言う。

「わかりました。」

「すみませんがよろしくお願いします。」

「うむ、頼みます。」

テイラー、タケオ、エルヴィス爺さんがニオに言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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