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第3675話 アリスは戦闘中です。(疲労困憊だね。)

エルヴィス侯爵邸の客間。

アリスとエリカ、ジーナが待機していた。

ルフィナ達はエルヴィス家のメイド方に付いて一緒に準備をしている。


「はぁ、はぁ、はぁ・・・はあ・・・」

何度目かの陣痛で疲れ果てたアリスが汗だくでコップの水を飲んで横になる。

「失礼します。

 ジーナ様。」

ルフィナが入って来て、ジーナに手紙を渡す。

「・・・はい、わかりました。

 この通りで結構です、準備をしてください。」

「了解しました。

 お伝えします。

 失礼します。」

ルフィナが退出していく。

「ジーナ殿、なんの連絡ですか?」

エリカが聞いてくる。

「はい、待機する侯爵様、ご主人様、エリカ様等と私達メイドと執事の夕食および軽食のメニューについてです。」

ジーナが言う。

「・・・ジーナちゃん・・・」

アリスが疲れた顔をさせて呼ぶ。

「はい、アリス様、なんでしょうか?」

ジーナが傍に行く。

「私も何か食べたい・・・お腹空きました・・・」

アリスが言ってくる。

「子供が下に来始めたからかな?

 ジーナ、料理長に言ってリンゴかオレンジのジュースと小分けにしたパンと・・・軽く浸して食べれば良いからちょっと砂糖の入った牛乳にしようか。」

「あ、ジーナ、牛乳は念のために一度、沸騰させてください。」

コノハとパナも言う。

「はい、わかりました。

 すぐに用意します。

 失礼します。」

ジーナが退出する。

「アリス、食欲出てきた?」

コノハがアリスに聞く。

「うん、不思議。

 ジェシーお姉様は食欲とか言わなかったけど、お腹が空いてきています。

 エリカさん、レイラお姉様達はどうでしたか?」

「うーん・・・スープを取っていたと思いますが、パンとかはなかったですかね?」

エリカが言う。

「ま、食べれなくなる人も居るし、アリスのように食べる人も居るし。

 人それぞれだよ。

 食べたい時に食べれるなら良い事だよ。」

コノハが言う。

「失礼します。

 ・・・ジーナ様は不在ですか?」

ルフィナが入って来て見まわす。

「アリスさんが食欲が出てきたから厨房に行って貰っています。

 すぐに戻りますよ。

 何かありましたか?」

エリカが聞く。

「はい、メイド方のシフトが変わりましたのでご報告とリストをお渡しに来ました。」

「うん、仮眠をするのですかね?」

「はい、夜に向けて、今からエルヴィス家のメイド長を含めて半数が仮眠に付きます。

 ジーナ様は時間をずらし、昼過ぎから4時間ほど仮眠を取っていただく事になりました。」

ルフィナが言う。

「わかりました。

 ジーナ殿が戻ったら伝えますのでリストを置いて行ってください。」

「はい、こちらになります。

 ですが、ジーナ殿が戻られるまで私がここに居て、お伝えします。」

ルフィナが言う。

「わかりました。

 とりあえず、リストを見せて貰いましょうかね。

 おー、夕方までに皆さん、仮眠を取るのですね。」

「すぐに組み換えされていました。

 ジェシー様の時の教訓でしょうか。」

「それもあるでしょうね。」

ルフィナにエリカが言う。

「失礼します。

 料理長に手配をしてきましたので、後程来ます。

 で、ルフィナ、どうしましたか?」

ジーナが言う。

「はい、メイド方のシフトが変わりましたのでご報告とリストをお持ちしました。

 リストはエリカ様が見ています。」

「わかりました。

 あとで見ておきます。

 ルフィナ達も休んでください。」

「はい、順次仮眠に入ります。

 失礼します。」

ルフィナが退出する。

「はい、ジーナ殿、シフトです。」

エリカがジーナに紙を渡す。

「はい、失礼します。

 ・・私は昼過ぎに仮眠ですね。

 エリカ様はいつ休みますか?」

「アリスさんの様子を見ながら、一緒に寝ます。

 ま、少なくともタケオさんが戻るまでは一緒です。」

「・・・エリカさん、すみません。」

アリスが言う。

「いえいえ、誰もが通ると言われていますし、私の時はアリスさんも居てくれますし、お互い様ですよ。」

エリカが笑いながら言う。

「エリカ、アリスの手を握っておいて。

 さっきからしそうになって止めているでしょう?」

コノハが言う。

「ええ、魔眼発動したら私の手がグシュッとなりそうですから。

 思いとどまっています。」

エリカが言う。

「大丈夫よ。

 痛いだけだから。」

「すぐに治しますよ。」

コノハとパナが言う。

「いや、潰れる事前提は怖いですって。」

エリカが焦る。

「ならアリスの手を両手で挟んでおけば良いんじゃない?

 アリスには握らせないでおけば良いんだよ。」

「あー、なるほど。」

コノハの指摘にエリカが頷く。

「はは、なら、掴む方はジーナちゃんにお願いしようかな。」

アリスも苦笑しながらジーナに言う。

「はい、私なら大丈夫です。」

ジーナが近寄りアリスの手を取る。

「よし、逆の手は私が持っていますかね。

 アリスさん、私の方は力入れないで乗っけるだけで良いですからね。」

エリカもアリスの手を取るのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
いきむために掴まる紐や棒があったら、全力で引っ張って天井が抜けそうですね…。
グシャは怖い笑
待ちに待った双子ちゃんの誕生が!待ちどうしいですね。しっかし、やっぱりと言うべきか英雄の出産は人の手の心配とか気にしないと行けないかぁ
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