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第3673話 465日目 アリスの陣痛が始まる。(とりあえず、午前中は仕事をしてきましょう。)

エルヴィス侯爵邸で武雄達が食事をとっていた。


「ここ数日、リツ殿を交えての会談、ご苦労じゃったの。」

エルヴィス爺さんが言う。

「夜に来て貰って、幼獣化に慣れて貰いながら食事の練習をしてからの打ち合わせでしたが。

 まぁ、言う程の苦労はありませんでした。

 そんなに深夜までしていた訳でもありませんし。」

武雄が言う。

「とはいえ、遅くまでご苦労じゃったの。

 成果としては、どうじゃったかの?」

「基本的にはお任せで良いという事でした。

 あと、成獣時、幼獣時ともにベッドが欲しいようでしたね。

 ビエラが以前、リツにベッドの話をしていて興味があるようです。」

「ふむ・・・幼獣時のベッドは、わしらが使っている物で良いのだろうから、用意は簡単じゃがの。

 成獣時のベッドは、ちと厳しいかもしれぬの。」

エルヴィス爺さんが言う。

「はい、全長20mですからね。

 柔らかい物を何層に重ねて寝て貰う程度にしか、今の所、思い浮かびません。」

武雄が言う。

「うむ・・・そうじゃのぉ。

 まぁ、これから考えて行こうかの。」

「はい、まだ時間はありますので、考えていきます。」

エルヴィス爺さんの言葉に武雄が頷く。


「・・・?・・・」

アリスが普通に食事をとっているのだが、一瞬、首を傾げる。

「うん?アリスさん、どうしましたか?」

隣のエリカが気が付く。

「いえ・・・来たかもしれません。」

アリスがエリカを見ながら言う。

「!?」

エリカが驚く。

「アリス、痛い?」

コノハが人間大になってアリスの横に現れ、アリスに聞く。

「はい、ここ数日の痛みに似ていますが、何か違!?あ、ああ、ああああ!!痛っ!!!」

アリスが蹲る。

「「アリス!」」

エルヴィス爺さんと武雄が立ち上がる。

「失礼するよ。」

コノハがアリスのスカートの中に頭を入れる。

「朝来ましたか。

 アリス、息を止めないでください。

 息を止めても楽になりませんよ、息を止めないで。

 ペイトー、お願いします。

 私は脈を確認します。」

「アリス、息を止めないで、深呼吸です、ゆっくりで良いの、ゆっくりで~。」

パナとペイトーも現れてアリスに声をかけ始める。

「「・・・」」

エルヴィス爺さんと武雄が心配そうにアリスを見る。

「うん、破水はないわ。

 パナちゃん、どう?」

コノハが手首や首元に手を当ててアリスの状態を確認しているパナに聞く。

「うん、特に異常はなさそうですね。

 落ち着いたら、客間に移動しましょう。

 タケオ、侯爵、陣痛と仮認定します。」

パナが言う。

「わかりました。

 パナ、コノハ、出産の予定時間は?」

武雄が聞く。

「そうだなぁ、ジェシーの時でも13時間程度かかったからね。

 最低でも10時間とみてくれるとありがたいかな。」

チビコノハが言う。

「ふむ・・・タケオ、昼まで仕事をしてきた方が良いじゃろう。

 昼までは生まれんじゃろうから昼までに明日までの急ぎの仕事を終わらせる事に集中した方が良い。」

エルヴィス爺さんが言う。

「そ、そうですね。

 コノハ、パナ、大丈夫ですか?」

「うん、それで良いと思う。

 でもパナちゃんはこっちに居て貰う事になるだろうから・・・ペイトー、パナちゃんとチェンジ。

 タケオに付いて行って。

 何かあればペイトーを通じて連絡入れるから。」

コノハが言う。

「わかりました。

 それと今この地にいる全精霊に呼びかけをしました。

 ジーナがこちらに急行中です。

 カーティアももうすぐ食堂に到着する予定です。」

ペイトーが言う。

「あ、ハルちゃんが居たね。

 ペイトー、指示撤回。

 タケオのお付きはカーティアを付けよう。

 ペイトーはエリカと居て。」

「わかりました。」

ペイトーが頷く。

「「「失礼します。」」」

カーティア、ルフィナ、ヤリスが入って来る。

「うん、ちょうど良いね。

 アリスの陣痛が始まったから、エルヴィス家のメイド長に連絡を入れて。

 ジェシーの経験があるから段取りは付けてくれるでしょう。

 アリスは客間に移動させて様子見に入るよ。

 カーティアはタケオに付いて行って。」

コノハが言う。

「わかりました。

 まずは客間の用意とメイド長に連絡ですね。

 ヤリス、メイド長様にアリス様の陣痛の連絡を、すぐにメイド長様が指示を出すでしょう。

 私はすぐに客間のソファをアリス様が横になれるようにセットします。

 カーティアはキタミザト様に付いてください。」

ルフィナが言う。

「わ、わかりました。」

ヤリスが頷く。

「了解です。」

カーティアが頷く。

「では、失礼します。

 ヤリス。」

「はい、失礼します。」

ルフィナとヤリスが退出する。

「ハルちゃん、タケオとの連絡役お願い。

 パナちゃん、こっちで欲しいんだ。」

コノハが言う。

「わかりました。

 仕事をしますね。」

チビハルがカーティアの肩に現れて言う。

「うむ、コノハ殿、パナ殿、よろしく頼むの。

 わしも屋敷内には居るが、明日までの仕事を終えてから客間に行く事にする。」

「私も大急ぎで仕事を終わらせてきます。」

エルヴィス爺さんと武雄も動くのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
判っている範囲で、日程:予定のおさらいを。 455日目=1月30日 なので 456日目=2月1日   ドワーフ王国に、空白地帯 領有の、書面が到達 465日目=2月10日 本日の更新   アリス…
いよいよ陣痛来ましたね。
双子娘の名前が気になりますよねぇ。 父方だと和風、母方だと洋風に。 いつも楽しい更新ありがとうございます アリス頑張れ
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