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第3662話 駆動部の試験方法の打ち合わせ。(順調に行けば研究室内で出来るかも。)

研究所の3階 所長室。

武雄、マイヤー、トレーシーとアンダーセンが打ち合わせをしていた。


「8時間連続運転試験ですか。」

武雄がトレーシーが用意した簡易資料を見ながら言う。

「はい、半日ずっと動かす試験です。

 試験小隊の訓練と並行して行い、午前中だけでも手伝って頂けないかと。」

トレーシーが言う。

「駆動部の試験協力は大丈夫です。

 ですが、1回、2回なら良いですが、数回もやるとなると、こっちの訓練や仕事にも差し支えが出ます。

 計画的にするとなると、武器等の標準化が更に遅れる可能性もあります。」

アンダーセンが言う。

「試験小隊の方の課題は、去年は何も報告していないので、これを今年も放置は出来ないでしょうね。

 何かしら報告書が欲しいので、遅れるのはちょっと困ります。

 取れる選択肢としては試験小隊の協力を得て行うか、もしくは研究室内で自分達でするかしかないでしょうね。

 それに研究室内ですれば、トレーシーさん達は違う事をしながら稼働試験が出来るでしょう。

 ちなみに、ここまでで爆発はしていないのですよね?」

武雄がトレーシーに聞く。

「はい、ですが、前に空冷の為の羽を外側に付けたのですが、それが飛んだりはしました。

 改善した以降は起きていませんが。」

「「うーん・・・」」

トレーシーの言葉にマイヤーとアンダーセンが唸る。

「そうですね2回訓練場で行い、問題がなければ研究室内で実施。

 研究室内で実施した際に問題が発覚したら、再度、協議しましょう。」

「「「わかりました。」」」

マイヤー達が頷く。

「研究室内でする場合は安全を最優先に。

 マイヤーさん、トレーシーさん達に危険項目の洗い出しと対処方法の確立をさせてください。

 出来るだけ、何の危険があるのかを考えさせるとともに認識させないといけないでしょう。」

「了解しました。」

マイヤーが頷く。

「試験小隊は通常訓練に平行して最低2回は協力する事になります。

 試験中の魔力供給方法は1人で何時間もするのか、交代で数十分するのか。

 交代でするには研究室に何を求めるのかを確認して、手順書でも作ってください。」

「了解しました。

 手順と訓練内容の変更を考えます。」

アンダーセンが頷く。

「まぁ、トレーシーさんだけでなく、ノットさんも居ますからね。

 駆動し続けるための供給人数を2人以上でも良いし、1人でも良いとして供給を並列可能にしておけば、何とかなるでしょう。

 トレーシーさんは、鈴音に言って、複数人が同時に魔力供給器具を使った場合と1人で供給した場合との双方が出来るように供給器具の改良をするように言ってください。

 これが出来れば、船でも船長以外にも魔法適性があれば、長時間動かす事が楽になるでしょう。」

「了解しました。」

トレーシーが頷く。


「さて、これで目途が立ちましたね。

 マイヤーさん、研究室と試験小隊の調整をお願いします。

 双方に妥協させるようにしてください。」

武雄がマイヤーに言う。

「わかりました。

 この駆動部は研究段階ですが、これが商品化した場合、物流を変えるだけでなく、魔王国との慣例の戦争時に、この地よりゴドウィン伯爵領に兵士と物資を通常よりも早く送り届けられるようになると思えば、苦労のし甲斐はあるでしょう。」

マイヤーが頷く。

「ま、慣例の戦争は事前に告知が来ますからね。

 ・・・まぁ、移動日数が少なくなれば、食料の消費もある程度抑えられるでしょうかね。

 マイヤーさんが言う『緊急展開』をしなければならないという時は、魔王国が我が国を本格侵攻する時ぐらいです。

 その際は関か町に籠城して貰って、後方から物資と人員を補給するという事になるでしょうね。

 そうならないのが理想ですが、そうなっても良いように備えるというのは必要な事です。

 ですが、備えると費用が掛かる訳で、通常は違う事をしていないと採算が合わないので、その一環として、川を使った輸送という事ですよ。

 私としては緊急展開はないと思っているので、あくまで輸送方法の1つであり、万が一はエルヴィス家の兵士を輸送する手伝いが出来ると思っておいてください。」

「はい。」

武雄の言葉にマイヤーが頷く。

「そうだ、ついでにアンダーセンさんに小銃の訓練はどうなっているのか聞いておきましょうか。それとトレーシーさんには、ノットさんの銭湯の進捗具合ですね。」

「「わかりました。」」

アンダーセンとトレーシーは武雄から聞かれるであろうという予想があったのか、説明をするのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
>>兵士と兵站を通常よりも早く送り届けられる 兵站は輸送・整備など支援活動全般を示すものですから、ここは物資などがよいかと 下には「物資と人員を補給」ともありますし
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