表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3673/3722

第3654話 動くのは深夜から。(試験前の追い込みです。)

カトランダ帝国 皇城の一室。

セイジョウとチビバロールが居た。


「・・・・ん。」

セイジョウが仮眠から目覚める。

「今の所、大丈夫だ」

チビバロールが言う。

「今どのくらい?」

「終課の鐘がさっき鳴ったな。」

「午後9時くらいか、この部屋の前を通ったのは何人?」

「役所の者が帰るであろう晩課の鐘(午後6時)の時に数十名程度か。」

「そう・・・今はいないみたいだね。」

「そうだな。

 やるか?」

「いや、朝課の鐘(0時)まで待とうか。」

セイジョウが言う。

「なら、そうしよう。」

チビバロールが頷く。

「さてと、持ち物を再度確認しておくか。」

セイジョウが準備と時間つぶしをし始めるのだった。


------------------------

カトランダ帝国 皇城 カトランダ皇帝の執務室。

カトランダ帝国皇帝と次期皇帝のチコ・クレト・カトランダとアルヘンタ侯爵が居た。


「動かないみたいですね。」

アルヘンタがお茶を飲みながら呟く。

「まぁ、用心しての事だろう。

 相手も見つからないようにと、必死なのは当然だ。」

カトランダ帝国皇帝もお茶を飲みながら言う。

「はぁ、深夜に動くのでしょう。

 こちらとしては残業が付くので、早く動いてくれて良いのですけどね?」

チコが言う。

「まぁ、そうだな。

 我らは良いにしても、兵士達には良い迷惑でしかない。

 さて、どっちに来たんだろうな?」

カトランダ帝国皇帝が言う。

「今いる箇所から行くであろう部屋は2つ。

 『経済局』か『軍統括局』です。

 それ以外は遠いですから、違うと判断します。」

アルヘンタが言う。

「経済系か軍事か、ウィリプ連合国がどこまで知っているのか、わかるだろう。」

カトランダ帝国皇帝が言うのだった。


------------------------

寄宿舎の食堂。

エイミーを教師役にスミス達は進級試験の勉強をしていた。

ちなみに今は小テストが行われている。


「はい、止め。」

エイミーが懐中時計を見ながら言う。

皆がエイミーの声に鉛筆を置き、ため息とともに様々な顔をさせる。

「ドネリー、皆の解答用紙集めてきて。」

「はい、畏まりました。」

ドネリーが皆の解答用紙を集め始める。

「はい、じゃぁ。

 10分後に次は数学ね。

 休憩して良いわよ。」

エイミーが言うとスミス以外が席を立ち、一旦退出していく。

「あら?スミスは外に行かないの?」

エイミーがドネリーから皆の解答用紙を渡されて、整えながらスミスに言う。

「はい、今、イーデン達が行ったので、僕は時間をずらして行ってきます。

 エイミーの仕事姿も見れますし。」

「嬉しい事言ってくれるわね。

 でも、加点はしないわよ?」

「はは、そこは公正にされると信じています。

 それに、小テストの採点はすぐに終わってしまうので仕事姿もすぐに見れませんけども。」

スミスが言う。

「まぁ、この人数だしね。

 それに仮の問題は私が作っているのよ?

 回答も全てわかっているんだからすぐに採点出来るわよ。

 明日が本番なんだから、ここで試験に慣れてくれればと思って、これをしているだけよ。」

エイミーが言う。

「大丈夫だと思いますよ。

 回答が大丈夫かわかりませんが。」

スミスが言う。

「大丈夫、1年はまだ大丈夫だから。

 そこまで難しくないから!

 グレースと内容確認したし!」

エイミーが自分に言い聞かせるように言う。

「ええ、そうですね。」

スミスが頷く。

「ええ。

 まぁ、スミスは出来ている内容だから本番も大丈夫だと思っているわ。

 そこだけは信じられるわ。」

エイミーが疲れた顔をさせて言う。

「エイミーは明日は卒業試験ですが大丈夫ですか?」

「うん、大丈夫よ。

 この問題を作りながら復習した感じかしらね。

 まぁ、1年の時にした内容が出るとは思わないけどね。」

エイミーが苦笑しながら言う。

「そうですか、エイミーが平気と言うなら信じるしかないですね。」

スミスが言うのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
精霊:バロール が、カトランダ帝国から監視されていることに気づかない となると  カトランダ帝国も、チカラのある国のようですね。  このままですと、セイジョウ 君、また、走って逃げ出さざるを得ないよ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ