第3625話 ミックスナッツと干しブドウの調査をしてください。(それと昆布と思われ群生場所の話もしておこう。)
「ふむ・・・確かに2番目が魅力的ではあるな。
だが、他のも悪くはない。」
ヴァレーリが頷く。
「でしょうね。
商売をしに来るわけではないでしょうからね。
ですが、稼がない商店も怪しまれると思いますが?」
武雄がヴァレーリに言う。
「ふむ・・・とりあえず、戻ってから担当で検討して回答をする。
アンナローロ。」
ヴァレーリが書類をアンナローロに渡す。
「はっ、戻り次第、検討と回答をします。」
アンナローロが言う。
「政策に関しては、アズパール王国としては王都とエルヴィス家への指導役の受け入れについては合意しています。
武官、文官で書類のやり取りと調整をして実施中。
空白地帯は我が国が我々を追認しましたので、2月1日付でドワーフ国への通達準備中。
・・・政策に関しては、今の所、この魔王国の方々の拠点のみが報告になります。」
「うむ、そうだな。
では、キタミザト殿個人としてはあるか?
タコと海苔、タラの卵巣の塩漬け以外でだ。」
「あ、米と白き妖精、あと10年後のコショウ以外も!」
ヴァレーリとブリアーニが言う。
「そうですね・・・ガミジンさん。」
「はい、キタミザト殿、お呼びでしょうか。」
武雄の問いかけにアンナローロの精霊のガミジンが現れる。
「アリスの精霊のコノハや私の精霊のパナと打ち合わせをしていて、食品を探していただいていると思います。」
「天草、昆布、ワカメ、コーヒー豆でしたね。」
「ええ。
それとは別に干しブドウとクルミ、カシューナッツ、アーモンド、マカダミアナッツのミックスナッツは魔王国にありますか?」
「ふむ・・・それは魔王国からの輸出品にという事ですね?」
ガミジンが聞いてくる。
「はい、干しブドウはこの地では高級品です。
国内生産をしては居ますが、なかなか手に入らないのです。
あとで販売価格はお教えしますが、同程度で販売できないかと思います。」
「ふむ、アンナローロ、干しブドウは魔王国でもありますし、さっきのナッツ類も魔王国の各地にあると思います。
交渉しても良いかもしれません。
あとは任せます。」
ガミジンがアンナローロに言い、消える。
「キタミザト殿、今言った・・えーっと・・4種類のナッツと干しブドウの輸出をして欲しいという事ですね?」
アンナローロが聞いてくる。
「ええ、ブリアーニ王国のシモーナさんに依頼しても良いのですが、調べるのに結構かかるでしょうからね。
すみませんが、ガミジンさんが一番知っていそうなので、聞いてみました。」
武雄が言う。
「それは今更なので、良いのですけど。
・・・今すぐの輸入量ではなく、数年後に安定的に輸入するとして、どのくらいの量を求めますか?」
アンナローロが聞いてくる。
「そうですね・・・コノハ、パナ。」
「はいよ。」
「はい。」
チビコノハとチビパナが現れる。
「酒の友になるだろうから・・・最低でも150Kℊ、最大で700Kℊってとこじゃない?
この街で流行らなくても他の地方で売れれば良いんだから、もう少し多くても良いかもね。
タケオなら捌けるよ。」
チビコノハが言う。
「ミックスナッツは塩をふる事で美味しさが増しますが、意外と天然の塩より人工的に作った安価な塩の方が美味しかったりもします。
ですが、塩分摂取が過多になりますので、基本的な売り方は無塩で行うのが良いでしょう。」
チビパナが言う。
「ふむ・・・なら1500Kℊで。」
「多くなってるし!」
アンナローロがツッコむ。
「キタミザト殿、干しブドウの方はどのくらいだ?」
「・・・うーん、この地での消費を考えると・・・200Kℊでしょうかね。」
武雄が言う。
エルヴィス爺さんとアリス、エリカは「バターサンドに使う気だな」と思っていたりする。
「ふむ、ナッツが1500Kℊで干しブドウが200Kℊか・・・アンナローロ、見つけ出す事は出来るか?」
「一度持ち帰って、各領の生産品に対象物があるのか確認しないといけないかと。
カールラ様、ブリアーニ王国で作れそうな品目があれば、考慮しますよ。」
アンナローロがヴァレーリとブリアーニに言う。
「はい!私も国に帰って調べさせて貰います!」
ブリアーニが頷く。
「あ、そだ。
侯爵、ガミジンに言われたんだけど、タケオが探している昆布の群生地はアズパール王国とテンプル伯爵領と旧デムーロ国である第6軍管轄地との中間の沿岸にある可能性が高いんだって。
なので、調査の為にテンプル伯爵領にちょっと入るかもしれないから、攻撃しないで欲しいんだ。
多分、魔王国の漁業従事者が来るから、拿捕とかされたくないんだって。」
チビコノハがエルヴィス爺さんに言う。
「ふむ・・・後程、テンプル伯爵には手紙でお願いと指示を出そう。」
エルヴィス爺さんが言うのだった。
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