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第3304話 417日目(12月22日) 今日は定例食事会です。(昼食前に送る荷物の確認をお願いします。)

試験小隊の訓練場。

ブラックドラゴンが着陸していた。


「おー・・・やはり強そうですね。」

「実際にお強いのですけどね。」

武雄とヴィクターがブラックドラゴンを見ていると。

「よいしょっと。

 お♪キタミザト殿とヴィクターが居るな。

 この間より早く来たぞ、早かったか?」

ヴァレーリがブラックドラゴンから降りて武雄達に近寄りながら言ってくる。

「いえ、問題ありませんよ。

 無事に着きましたね。」

「あぁ、快適だった。

 それと土産も持ってきたぞ。

 第6軍管轄の港町で前にキタミザト殿が買った、『タコ』と『海苔』を多めに買って来たぞ。

 今日の朝仕入れたからな、食べてくれ。」

ヴァレーリが言う。

「ありがとうございます!

 今日はたらふく食べてください!」

武雄が深々と頭を下げる。

「おいしょっと。

 すみません、今回もお願いします。」

ブリアーニも降りて言ってくる。

「大丈夫ですよ。」

「あの・・・毛布と薪は大丈夫ですか?」

「ええ、到着して確認していますよ。

 薪も順次届いていると聞いています。

 後で倉庫にお連れする事にしています。」

「わかりました。」

ブリアーニが頷く。

「キタミザト殿、この度もよろしくお願いする。」

ブラックドラゴンから人間形態になったグローリアが言ってくる。

「はい、楽しんで行ってください。」

武雄が言う。

「キタミザト殿、すみません。

 この食事会前に1度伺おうかと思ったのですが、王軍内の調整に手間取りました。」

アンナローロが頭を下げながら言ってくる。

「いいえ、構いませんよ。

 他国への出張ですからね、行きたい方も多くないでしょうし・・・無理を言ってすみません。」

武雄が言う。

「あー・・・ま、まぁ、こっちの一次人選が終わりましたので、後ほど確認してください。」

アンナローロが言う。

「わかりました。

 食後になるでしょうが、確認させて貰います。」

武雄が言う。


「うん、皆と挨拶出来たな。

 キタミザト殿、とりあえず、どうするんだ?」

ヴァレーリが聞いてくる。

「まずは来年1月5日出立でシモーナさんの所に1月15日到着予定の荷物の現在の物を見て貰います。

 その後に昼食と歓談、その後はお土産屋さんというより、ワイン屋さんですね。」

「よし!わかった。

 お任せしよう。」

ヴァレーリが言うと皆が門に向かうのだった。

・・

エルヴィス伯爵邸がある街の庁舎がある区画のとある倉庫。

武雄とヴィクターがヴァレーリ達を連れてやってきた。


「お客様をお連れしました。」

武雄が入り口の所に居た文官に言う。

「はい、ご連絡は頂いております。

 中の確認をお願いします。

 ・・・扉開け!」

文官が言うと倉庫の幌馬車が入って来た大扉が開く。

「中にどうぞ。」

武雄を先頭に倉庫の中に入っていく。

倉庫の中には幌馬車の荷台の部分がきちんと整列されて置かれている。

「おぉぉ・・・」

ブリアーニが感嘆の声を上げる。

「主、こちらが輸送するリストになります。」

ヴィクターが武雄に書類を渡す。

「はい、ありがとう。

 カールラさん、こちらがリストになります。」

「はい!確認します。

 ・・・はい、この量を・・・うん?カトランダ帝国産とアズパール王国産が混じっているのですか?」

カールラが書類を見ながら聞く。

「ええ、4台分はこの街で用意していますが、カトランダ帝国産とアズパール王国産での品質の違いはないようにしています。」

「わかりました・・・薪の方も大丈夫なのですか?」

「今は別の倉庫にあると聞いていますが、全数の用意が出来ているそうです。」

「そうですか・・・はい、わかりました。

 あとはシモーナさんにお届けください。」

「了解しました。

 それとシモーナさんから追加でジャガイモやタマネギ等の日持ちする野菜の依頼も受けましたので、今準備しています。」

「野菜が?」

「ええ、とりあえず提示された金額で集められるだけ集めるという事で、この毛布と一緒に送付する事になっています。」

「わかりました。」

ブリアーニが頷く。

「カールラ、野菜不足は聞いているのか?」

「いえ、私の方には何も報告が上がっていないですね。

 シモーナさんが独自に足らないと思ったのでしょうか・・・」

「ふむ・・・アンナローロ、王都から運べそうか?」

「年末年始ですので・・・無理のない範囲でというのなら可能ですが、希望される量が確保出来るかは確約出来ません。」

「ふむ、カールラ、足らない物があるなら言ってくれ、善処する。」

「わかったわ。

 うーん・・・今の所、新領地では、搬入した物資は潤沢ではないにしても足らないとは聞いていないんだけど・・・ま、戻ったら確認するわ。」

ヴァレーリとカールラ、アンナローロが話している。

「キタミザト殿、ワインなんだが・・・」

グローリアが武雄の横に来て、コソッと声をかけてくる。

「どうしましたか?

 立て替え用に今回もちゃんと金貨を持って来ていますよ。」

「うむ、それはありがたい。

 でな、デムーロ国との際に多くを送ってくれただろう?」

「はい、そういえば、ドラゴンの皆さんに感想を聞き忘れましたね。

 何か感想が出たのですか?」

「うむ、実はこの前の時は言わなかったのだが、最近になって、また飲みたいという奴らがいてな。」

「お買い上げありがとうございます。」

「うむ、買うのだが・・・成獣状態の奴らなんだ。

 そこで樽で買わせて貰いたいんだ。」

「んー・・・酒屋で確認ですね。

 この間一気に出したので、今どのくらいあるのか・・・あの時もある程度、集める期間がありましたから、酒屋での考えを聞いた方が良いと思います。」

「うむ、わかった。」

グローリアが頷くのだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
昨日までの、炬燵 談義  何かの前フリでは、なかったのかな? 魔王国の面々に対して、  話を振ると、炬燵は兎も角として、  エルフ:ブリアーニ王国に、囲炉裏の文化があったりして? 或いは、人を駄目…
昔話で日本でも大蛇退治に酒を利用した話しもありましたけど、、、ドラゴン種も酒好きなんですねぇ(笑)
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