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体育館で問題解決!!

最近テストで一切小説が書けていなかったので感覚を取り戻せず変な文です。良ければお読みください

俺たちは今体育館まで廊下を猛ダッシュしている。

「生徒会がこんな事やっていいのか?」

「大丈夫です。先生はほぼ出張で、外にいます。」

俺は反射的に返す。

「えっ、これって生徒会が悪の秘密結社みたい」

「正義に犠牲は付き物です。憑き物はしょうがないです。」

麗奈が静かに言う。


程無くして俺たちは体育館に着いた。

部活は今日は先生たちの事情で早く切り上げることになっている。

勿論体育館の部活も例外で無い。

だが体育館からは物音がしている。

「早く中に行かないと!」

「まあ待って下さい、落ち着きましょう、春斗。」

「だって絶対中でいじめが起きてるって!」

「静かに」

裕介が指を指す

指した方向には麗奈がまるで別人のように大きく目を見開き、何か不思議なオーラを纏っているように見えた。

その瞬間

口から狗のような不思議な半透明の生物が出てきて体育館に入っていった。

体育館からは叫び声が聞こえて数人の制服姿の男子生徒が出てきた。

出てきた所をすかさず裕介と花が腕を掴む。

「よしっ問題解決!」

「えっ」

状況を呑み込めない。同級生の口から何か出てきて、ほんの数分で解決した。

ただでさえ他の学校とは違うのにもっとおかしいことが起こり、頭はパンク寸前だった。

「春斗は中にいる人を見てきてあげて下さい」

俺は走って体育館の中にいる少年に近づく。

「大丈夫?」

こくりと頷くが顔は痣だらけで大丈夫に見えない。

「立てる?」

少年は立とうとするものの足をぼろほろで立てる様子が無い。

肩を組んで保険室に連れて少し手当てをしてもらった。


いじめた子たちといじめられた子を生徒会室に連れていった。

「なんでいじめたの?」

裕介がいつもの優しい声で問う。

「だって俺たちのゲーム機を彼奴が奪ったから。そうだよな。」

いじめてた子たちはにらみをきかしていじめられた子を見た。

いじめられた子は頷いたが

「嘘はつかないで」

裕介は言う。

「何言ってんだよ?もう原因分かったじゃん。」

「そうだよ!俺たちはちゃんといじめた理由話した、彼奴も頷いてたじゃないか。」

「いつまでしらばっくれてるの?」

裕介の声にはいつの間にか優しさが消えていた。裕介の目はずっといじめてた子を見ている


少し間が空き

「彼奴がいつもクールぶってて、からかっても無表情でつまらなくて、泣いてるところを見てみたかったから。」

いじめてた子の中のリーダー格が涙目で言う。

「なんで嘘なんかついたの?」

「少し冷静になって、こんな理由でいじめてたことがバレたら怒られると思って。」

「大人数でいじめることだけでも重い罪なのに、嘘ついてるともっと怒られるよ。

きちんと今回の件は先生に報告しますね。じゃあちゃんと謝って。」

「ごめんなさい。」

「僕じゃなくてあの子に」

「こんな理由でいじめていて本当にごめん。」

「別にいいよ」

いじめられた少年は素っ気無く言った。日焼けした肌には痣が広がり見るだけでも痛々しい。

「もう帰ってもらって大丈夫だよ。もうこんな事無いようにね。」

いじめてた子たちは廊下走って帰る

あとからゆっくりといじめられた少年が歩き始める。

「先生には言わないの?」

俺は裕介に聞く。

「おそらくあの子たちはもう人をいじめないから。」

「なんでそんなことが分かるんだよ。」

「もう話しちゃって良いんじゃない?」

花が不思議なことを言う。

「まあいっか。この生徒会は皆不思議な力を持っているんです。」

「は?」

間抜けな声で聞き返す。

「花が何処で何が起きてるかわかったのも、麗奈が犬神を操るのも、僕が嘘を見抜いたのも全部不思議な力のおかげなのです。」

「えっ?」

声が全然出ない。まるで御伽話を聞いている感覚に陥る。

これからの俺の残りの高校生活か心配しか見えなかった。


どうでしたか?能力持ちの生徒会物語なんて、絶対被らないネタですよね。ではここまで読んでくださりありがとうございます。次回も良ければお読みください!

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