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魔物達との国作り  作者: 八尾猫
第一章
9/58

第1章-8話 下位モンスター軍団誕生?


今日も良く寝た…きっとスライム達のおかげだろう

そう考え感謝もかねてスラリンとポイム配下合わせて110匹に

水魔法をLv3になるまで湖中の魔物を狩りみんなに譲渡した

110匹は流石に疲れたが…

いつもは名持ちだけに譲渡するがスライムは中々戦う手段が育たないので

手っ取り早く育てようと考えたのだ

その後湖の隣に穴を掘り湖の魔物が通らないように岩などを組んで掘って湖と穴を繋げ小さな湖を作る


何の為か…そう湖の中のエンゼルモドキとピラーニアをテイムして住ませる場所を作る為なのだ

さっそく湖のエンゼルモドキとピラーニアを10匹づつテイムし作った小湖に放ち収納していた魔物の死体を何体かエサとしてあげる

「エンゼルモドキお前はエンキン、ピラーニアお前はラニアだ」

「ここを任せるぞ」

いつも通り一番Lvの高い個体眷属化しリーダーに任命してここを任せる


「さて!ゴブリン兵団を作るぞ!」

ゴブリンの森へ向かいながら考える

んーゴブリンは短剣術や剣術や打撃術Lv低いながらもあるから

狩って譲渡繰り返したら強くなるはずだ

それに敏俊や怪力を譲渡したら相当な使い手になるはずだ


「やべー興奮してきた!カナタ率いる魔物軍の一部隊にちょうどいいな」


こないだ読んだ本にこんな風に書いてあった

魔物も我々と同様で下位から中位、中位から上位へ進化する

下位の上 中位の上 亜種 亜種中位 亜種上位 上 上の上 最上位なども確認されているが最上位は現在竜にたった一匹しか確認されていない


ゴブリン育てて中位になったらLv1からだけど相当強くなるな

ゴブリンが上位になったらなんだろう…

ゴブリンキング?それともゴブリンロード?…今度本で確認するか

そこらへんも読んでおけばよかったな…キング的なスライムっているのかな~

そんな事を考えながらゴブリンのいる森に着いたのであった


「グッギィー!」「ギィーーー!」

なぜかゴブリン達は俺達の姿を見るなり逃げていく


「ん~なんでだ?」

………あぁ…熊五郎もいるからな多少なりとも知能あるゴブリンなら

逃げるか…ここらで一番強い固体達連れてるもんな…

みんな譲渡で威圧渡してあるから弱い魔物が逃げちまう

「魔物狩る時は威圧の有無を上手く使うようにね」

そう指示しそして仲間達を散開しゴブリンを奥に追い込んでゆく

一番奥に着いたらそこには洞窟があった

「洞窟!ゴブリン達の住処か?へぇ~」

洞窟の中からゴブリン達がぞろぞろ出てくる

「ぐぎぃ、オマエマゾクナニシニキタ」

中位か?のゴブリンと見られるゴブに話しかけられる

「お前達を配下にしにきた」

「フザケルナ!ココハワレラノモリ!」

そういってゴブリンが剣を振り上げた瞬間

威圧を放ち剣を風魔法で吹き飛ばす

「選べ…自分から配下になるか…強制的に配下になるか!」

「グッ…ギッ…オレオマエニカテナイ…ワカッタ」

後ろのゴブリン達も膝をつき武器を捨て震えている

「安心しろここらで一番強いゴブリンにしてやる」

そう言いゴブリン達をテイムしてゆく

「ギッ、シタガイマス」

中位?っぽいゴブリンを眷属化し超鑑定してみる

-------------

ゴブマサ

下位の上魔物ハイゴブリン

Lv43

ステータス割愛

スキル

剣術 Lv4

短剣術 Lv3

統率 Lv1

所有者=カナタ

カナタの眷属 執事の加護 小

配下=ゴブリン7匹、ゴブリンマジッシアン4匹、ゴブリンの子供7匹

-------------

下位の上か…本に載ってたな

ゴブリン7匹、ゴブリンマジッシアン4匹、ゴブリンの子供7匹ね…

「今日からお前はゴブマサと名乗れ」

「グギッ、ハイッオレゴブマサ」

「しかしお前は下位の上だろう?なぜ話せる?」

「ワレワレハイゴブリンハLv50ニチカヅクトジョジョニハナセルヨウニナリマス、ソレトツヨクナクテモナガクイキタモノガハナセルヨウニナル」

「へぇ~進化してからじゃなく徐々にか、今日からは俺の許可無しにヒトなどを襲うな、だが安心しろ許可したやつはヒトだろうと殺らせてやる」

そういい歯を見せて笑う

「シタガイマス…」

「さて、ここらのゴブリンはこれだけじゃないんだろ?」

「ハイ、オレノシルカギリアト4ツシュウラクがアリマス」

「ここを含めて5つか…まず仲の良い集落へ案内しろっ」

「ハイッイッカショハナカガイイデスガホカノシュウラクハワカイモノシカイナイタメカズハオオイデスガバカノアツマリデス」

「よし仲の良い方の集落を仲間にした後他の集落の弱い固体はほとんど潰そう」

「グッギィ、オレアンナイスル」

ゴブマサに着いていくと壁沿いに進みもう一箇所洞窟があった

「オマチクダサイ」

洞窟の前で止まりゴブマサが奥に入っていき暫くするとゴブリン達を連れてきた

「ツレテキマシタハナシハオマカセシマス」

「お前がこの集落の長か?」

ゴブマサの後ろにゴブマサと似た下位の上と思われるゴブリンに話しかける

「ソウダ、ダガコレデモシュウラクノオサ、チカラミセテモラウ」


超鑑定する

-------------

ハイゴブリンマジッシアン

下位の上の魔物

ステータス

Lv42

ステータス割愛

スキル

統率Lv1

火魔法 Lv4

土魔法 Lv4

-------------


へぇ魔法型か良い感じだな

「いつでもかかってこい」

ハイゴブリンマジッシアンが火魔法や土魔法を使って攻撃してくる

カナタは対抗魔法(火には水)といったぐあいに相殺してゆく

「グッギッ!ハァハァッマソガツキタ…オマエツヨイ…」

「当たり前だ、俺はすべての魔物の頂点に立つつもりだ!」

「………ゴブリンノオウヲコエルト?ゴブリンノオウハジョウイマゾクニチカイツヨサモツ」

「なら俺も上位になれば良いだけの事だ」

「……シタガイマス…」

頭に手を置く

「お前は今日からゴムサメと名乗れ」

そう言いテイムし眷属化し配下のゴブリンをテイムする

超鑑定

-------------

ゴブサメ

下位の上の魔物ハイゴブリンマジッシアン

ステータス

Lv42

ステータス割愛

スキル

統率 Lv1

火魔法 Lv4

土魔法 Lv4

配下=ゴブリン4匹、ゴブリンマジッシアン7匹、ゴブリンの子供3匹

-------------

これでいい…

後ろから熊五郎達が近寄ってくる

「スラリン、ポイム、熊五郎、シスイ、バルフ、ゴブマサ、ゴムサメ!他の有象無象のゴブリン共を潰しに逝くぞ!」

「「「「ヲォーーーーーー!!!」」」」

それぞれ叫んだり吠える


その後他の集落のゴブリンを90%程度潰し能力を奪い譲渡してゆく

少し残こしたのはまた狩りに来るからだ

ハイゴブリンが他にもいたのでテイムしておいた他は少し残して潰した


「ふぅ、これで配下に入ったゴブリン達に剣術短剣術打撃術火魔法土魔法を譲渡し終わった疲れた~」

「オレガマホウツカエルヨウニナッタ!アルジサマカンシャシマス」

「オレモブキツカエルヨウニナッタ…コレガアルジサマノチカラ!」

やはりゴブリンのような人型は武器を使う能力が使えるようだ

「もっと強くしてやるクラスも最低中位以上にな」

「グッギッシタガイマス」

「コンナチカラハジメテシッタ…」

「次はコボルト共も従えるぞ」

「コボルトゾクイチシュウラクハワレワレヨリカズハスクナイガシュウラクハオオクユミツカウ」

「あぁらしいな俺の弓部隊にちょうど良い」

その後今日はゴブリン達に元の住処で引越しの用意させ

俺達は一度隠れ家に戻り休む

「明日はコボルト達だなぁこれで後は分布図を調べて他を探すか」

これでコボルト達をテイムしたらここらの魔物は大体揃うな…

下位魔物軍団だなこりゃ…国に目をつけられないように慎重に行こう

スライム達を撫でながら寝る

Zzzz


そして次の日

ゴブリン達を迎えに行き隠れ家に案内する

「キョウカラココガスミカデスカ?」

「そうだこの小屋の近くに上手く岩を加工し洞窟っぽくして住んでくれ」

そういいゴブリンの元の住処らへんから沢山収納してきた岩を出す

「ワカリマシタ、オイオマエタチ」

ゴブリン達が作業を始める


その後ゴブマサとゴブサメを連れて敏俊、怪力、威圧、麻痺耐性、水魔法をグレーベアーとグレーウルフとグリーンキャテピラーから奪い譲渡する


「オォ…チカラガ…アフレテクル」

「イワガクダケル!」

「マホウツカイノオレニモチカラガ…!」

「はっはっはっ、どうだ!これでコボルトも余裕で抑えられるだろう」

「ハイッコレナラヨユウデス」

毒耐性は後でいいな


ゴブマサ達にコボルトの森に案内してもらう

「コチラデス、コボルトゾクハフエテナケレバナナツノシュウラクデス」

「ソシテカクシュウラクハショウニンズウデコウセイサレテオリマス」

知る限りの説明を聞きながら進んでゆくラバシトス国コボルトの森へ…


そこは木々の隙間がないくらい草木が多い茂っている

「ん~歩きづらいなぁ…いやそれが狙いでここに住んでるのか」

「ハイッユミシュタイナタメデス」

「風よ矢から守れ」

風魔法を使い仲間の魔物達周辺を風で覆う

「これでいい、さぁ行こう」

奥から矢が飛んでくるがすべて弾き飛ぶ

「荒っぽい歓迎だねぇ~」

奥に進み土魔法のつぶてを適当に前に放ちながら住処を探してゆく

ここか…そこには木を上手く利用したお世辞にも上手いとは言えない家が沢山ある…ここが集落か…

奥から年老いたコボルトが若い集を連れてやってくる

「ワシガココノシュウラクノオサデス、マゾクトオミウケシマシタ、ドウカソットシテイタダケマセンカ?」

「そうはいかないなぁ~、俺がほっといてもそう遠くないうちにヒトがどうせやってきて襲うだろう」

「デハドウシロト?」

「生き残りたい集落はみな俺の配下になれ」

威圧と交渉を使いながら説得する

今のテイムLvなら問答無用でテイム出来るけど話せるし一応説得してみる

「……ホカノシュウラクノモノタチトハナシアイマス」

「いいよ、じゃあ明日また来るから話まとめておいてね」

そう言い残し、メルビルの町周辺で蜘蛛や蛇から毒耐性を奪いゴブリン達に譲渡した後ゴブリンの新たな住処の様子を見に戻る


「ただいま~、おっ頑張ってるねぇ」

ゴブリン達が岩を加工し洞窟っぽく作っている

ゴブリンは洞窟、コボルトは木の家か…それぞれ生態系が違うんだねぇ


「ゴブマサ、ゴブサメ疲れたら休みゆっくりでいいって伝えておいて」

そういいゴブ達を残して他の魔物達を引き連れ湖で狩りをする

「う~ん今日も良い狩りをした」

明日辺りには洞窟が完成しそうだ、看板を増やすか…ここはカナタの村です…とか?

いや魔物の国カナタとか?だめだネーミングセンスねぇや…俺


まぁばれたらばれたでいいだろう悪い事してる訳じゃねぇしな

とりあえず木を加工し看板を幾つか立てておく

「まぁグレーベアーが沢山いるこの森じゃそうそう来ないだろうが」

襲ってきたら全部潰せばいいだろうこっちは被害者になるんだからな

普通の名つけてない魔物達も大分譲渡して強くなった

名持ちは大体35前後名無しは10~20って感じだ

名をつけてない魔物は眷属化をしてないため成長が普通だ

名は別につける必要はないんだが、みんなゴブリンじゃ誰が誰だかわからん

その次の日コボルトの里に返事を聞きに行った


「ハナシガマトマリマシタ、ヤッツノシュウラクノウチヨッツツノシュウラクハシタガイマス」

「他の集落はどうすると?」

「ホカノシュウラクハシタガエナイト…」

「そうか」


長のコボルトのじいさんを超鑑定してみる

-------------

ハイコボルト

下位の上の魔物

Lv48

ステータス割愛

スキル

弓術 Lv7

統率 Lv1

土魔法 Lv3

-------------


へぇ…強いな…さすがこの年まで集落の長をしてただけはあるな

Lv48か…後2でLv50じゃないか!中位まで進化させれば寿命はどうなるんだ?

これは読んだ本には書いてなかったな

「さて、従う集落の連中は全員連れてこい」

「オマチクダサレ、スグニ」

集まってきたコボルトを順番にテイムしていき

じいさんは眷属化する

「集落の長よお前はこれからハボルと名乗れ」

「ハイ、ハボルトナノリマス」

超鑑定

-------------

ハボル

下位の上の魔物ハイコボルト

Lv48

ステータス割愛

スキル

弓術 Lv7

統率 Lv1

風魔法 Lv2

所有者=カナタ

カナタの眷属 執事の加護 小

配下=ハイコボルト6匹、コボルト16匹、コボルトの子供8匹

-------------


各集落は多く、そして一つの集落の人数は少ないか、

だが集落が多いぶんハイコボルトが多い

「よし他の馬鹿なコボルト共の大半を潰しに行くぞ」

「シカタアリマセン…シタガイマス」


「まぁ従った集落のみなはもっと強くなり生き残るから長期的見ればに増える事になるさ」

「ハッ…ハイ」

その後従わなかったコボルト達を殺し能力を奪い譲渡してゆく

「コッコレハ…イマハナキジョウトノスキル…」

「へぇ…知ってるのか?」

「ハルカムカシ…マニゾクスルモノスベテノオウガモッテイタスキルデス」

「魔の王か…それもいいかもしれないな…すべての魔物をすべる国作り…それにはヒトやエルフなどの主要種族のいない土地が必要だ」

本格的に魔物の国作りを目指してみるか


「カククニニハ…」

「ん?」

「カクシュゾクノクニニハワレワレコボルトゾクノシュウラクガアリマス、デスガアルトチニダケハドノシュゾクモテヲダシマセン」

「ほぉ…どういう土地だ?」

「……リュウノクニトイワレルトチデス」

「へぇ…ドラゴンの国か…それはいい…いずれ…すべてのドラゴンを配下にしよう!あっはっはっはっは」

あっけにとられたような顔でコボルト達がみてくる


その後集落を熊の森の隠れ家周辺に移動するように指示し

先に隠れ家へ戻り休む


「これでここらの魔物は大体手に入ったな…」

「ハイ、ドウクツノカコウモデキマシタ」

「あぁ、幾つか作ったんだな」

「ヒトツデハタリマセンノデ」

「そうだなっ子供達が大きくなれば手狭になるしな」

「コドモタチニマデチカラヲカンシャイタヲササゲマス」

「気にするないずれお前達は俺の国の軍のゴブリンを従えるようになるんだからな」

「ゴブリンノオウハマゾクノクニニ…」

「ゴブリンノオウノハスウセンノハイカガイマス」

数千か…今は無理だな…魔族の国にいるのか?…へぇ

「数千か俺が中位になり他の魔物達も順調に増えればいずれ質でも数でも勝るさ」

「タシカニシツデマケルキハシナイ」

若いハイコボルトがそう言う

「そうだ!お前達の質は他の同族より良くなるしお前達もいずれ中位になる」

「ハッ…ジツニタノシミデス」

若いゴブリンは血気盛んだなぁ~


ゴブリン達の洞窟を見てみる

「へぇ~結構広いな」

「アルジサマニ、ツチマホウヲミナニクダサイマシタノデ、カコウガカンタンニナリマシタ」

「あぁ、土魔法を有効に使ったのか中位になったらお前達は

知能でもヒトより勝りそうだな!期待しているぞ!」

「ハッ!」

そうだ…エルフや小人より遥かにヒトの国は沢山あり数も多い…

本来ゴブリンの方が子が増えやすいのに人間はそれより遥かに多い…

そしてヒトの国の幾つかは必ず俺が邪魔になるはずだ…それに抗うには力が必要だ…そう遠くないうちに中位に進化出来る…

どんな感じに進化するかは心配だけど…


各魔物達をいくつかのチームに分けて周辺の魔物の狩りに出させ

俺は小屋で休みながらコボルト達を待つ

もちろんスライムを抱きながら

Zzzzzz


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